ティショットがOB!前進4打の救済を受けようしたら特設ティがない…って時に取るべき2つの方法
知っていると得するルール&マナー
ティショットがOBゾーンに行ってしまったので、”前進4打”の救済を受けようと思って歩いて行ったら、特設ティがなかった…。そんな経験をしたことはありませんか?今回は、特設ティがない場合のプレー方法について教えましょう。
特設ティを設けていないコースもあるので要注意
”プレーイング4”とも呼ばれる前進4打。OBをした場合の特設ティはどこのコースにもあると思っているゴルファーも多いようですが、実はこれ、ローカルルールで設けられているもの。つまり、設置していないところもあるので初めてのコースでプレーをするときは、特設ティがあるかどうかを確認する必要があります。
特設ティがあるコースでは、スコアカードの裏に「特設ティのあるホールにおいては、ティショットがOBに入った場合は特設ティからプレーすること」というような文言が書いてあるはずです。
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さて、ここからが本題です。特設ティからプレーをする場合は、”前進4打”の名称からも分かるように、このショットが4打目になります。では、そんな特設ティがない場合はどうすればいいのか。とるべき方法は2つあります。
(1)1つは、”暫定球”を宣言して打ち直す方法です。
これは正式なルールで、競技会では基本的に前進4打のローカルルールは採用しないため、このやり方で次のプレーを行うしかありません。だから、「完全にOB」という場合でなくても、「OBに行ったかも」「草が茂っていて、ひょっとしたらボールが見つからないかもしれない」と思ったときは、暫定球を打っておくことが大事です。
なおティショットを打ち直す場合はティアップが認められていて、打ち直しのショットは3打目となります。
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