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オデッセイ「Ai-ONEパター」の追加モデル7機種をまるっとチェック！どれが合うかな～

オデッセイ「Ai-ONEパター」の追加モデル7機種をまるっとチェック！どれが合うかな～

2024/02/07　ゴルフサプリ編集部

キャロウェイゴルフ株式会社は、アベレージゴルファーからツアープロまで幅広い人気を誇るオデッセイより、「Ai-ONEパター」の追加モデルを、2024年2月16日より全国のキャロウェイゴルフ取扱店とオデッセイパターオンラインストア（odysseygolf.jp）にて発売する。

Ai-ONEパターシリーズ

インサートの設計・開発に初めてAIを導入したということで、昨年から大きな反響を呼んでいる「Ai-ONEパター」。オフセンターも芯にしてしまうという、まるで魔法のようなテクノロジーに、フェースの裏側が見える斬新なウィンドウなども相まって、プロ、アマチュア問わず、大ヒットとなっている。その人気に拍車をかけるように、このたび、待望の追加ラインアップも登場することとなった。

先に発売された5機種に加えて新たに仲間入りするのは、コンベンショナルなブレードからお馴染みのマレットまで、全部で7種類。そのなかには、オデッセイを代表するヘッド形状の1つである2-BALLタイプや、2023年にアメリカのツアーで大活躍した形状と同様のJAILBIRD MINI DBも含まれている。シャフトはもちろん、すべてスチールとなった新開発のSTROKE LAB 90シャフトだ。

Ai-ONE（エーアイワン）パター

ボールスピードの減少が、劇的に少ない！

パッティングにおいて問題となることの1つが、オフセンターヒットした際にボールスピードが落ちてしまうことだ。打点がトウやヒールに1センチずれることで、ボールスピードは約20%ダウンするというデータも存在し、10メートルのパットを例にすると、2メートルショートするということになる。

オデッセイでは、この課題を解決するべく、キャロウェイのフェーステクノロジーですでに大きな実績を挙げているAI設計を新たに導入。打点が1センチずれても、ボールスピードの減少を約5%（10メートルで50センチ）に抑えるインサートを開発し、ニューモデル「Ai-ONEパター」を完成させた。

ホワイト・ホットインサートと同等のフィーリング

「Ai-ONEパター」に搭載されたインサートは、AIの設計による複雑な隆起を形成したアルミ部分と、インパクトする面の樹脂部分で構成されている。当初、オデッセイでは樹脂のみでAI設計の隆起を持つインサートにすることを考えていたが、複雑な形状を再現することは難しいという壁に突き当たった。そこで出てきたのが、AIが最初に素材として推奨していたアルミも併用するアイデアだった。

アルミは耐久性の面で問題があり、いったん断念されていたが、樹脂との組み合わせでその課題をクリアすることができ、製品化が実現した。なお、樹脂のフェース面には溝が刻まれているが、これはホワイト・ホットインサートの打感、打音に近づけるための処理で、実際のフィーリングもホワイト・ホットインサートと同等のレベルに仕上がっている。

ポリカーボネートのウィンドウから、裏側の形状が見える！

ポリカーボネート製ウィンドウ（ブレード）
ポリカーボネート製ウィンドウ（マレット）

「Ai-ONEパター」の各ヘッドには、これまでのクラブやパターにはなかった、よりテクノロジーの違いを楽しむことのできる処理も導入されている。ブレードタイプではバックフェース、マレットタイプではソールに、透明なポリカーボネートの窓を設置。このウィンドウを通して、インサート裏側に形成されたAI設計の複雑な隆起を見ることができるようになっている。

ステンレススチールのボディに濃紺のPVD仕上げ

AIインサートを搭載するボディは、ステンレススチール製となっており、ヘッド仕上げは濃紺のPVDとなっている。また、慣性モーメントを高めるべく、ソールのトウ・ヒールには、それぞれ約15グラムのスクリューウェイトが設置されている。なお、今回追加されたモデルのうちの2-BALL CH、2-BALL DBにおいては、搭載位置がソール後方となっており、重量はそれぞれ約5グラムと約10グラムになっている。

新たに開発された、スチール製の「STROKE LAB 90シャフト」

「Ai-ONEパター」に合わせて、オデッセイ独自のSTROKE LABシャフトも一新された。従来のタイプは、スチールとカーボンの複合シャフトだったが、ツアープレーヤーからは、「スチールのシャフトがいい」という声が出ていた一方、「でも、STROKE LABシャフトの安定感も欲しい」というフィードバックがあった。

新しい「STROKE LAB 90シャフト」では、スチールで90グラム台の軽量さを実現しつつ、バット部を従来のSTROKE LABシャフトと同じ太さにしたことで、トルクを低減。ストローク中のシャフトの無駄な動きを防ぐ。また、手元側のシャフト内部には、カウンターウェイトも搭載しており、ストローク時のパター全体の慣性モーメントが高められている。

先に発売されたものと合わせて、全12モデルの顔ぶれに

JAILBIRD MINI DB
2-BALL DB

今回追加されたのは、全部で7機種。ブレードの「#2」、ツノ型のヘッドにダブルベントネックの「#7 DB」、幅の広いブレードでネックがクランクホーゼルの「DOUBLE WIDE CH」、2023年に大きな話題となったヘッド形状を採用の「JAILBIRD MINI DB」、マレットのヘッドにダブルベントネックを組み合わせた「ROSSIE DB」、シリーズ初登場の2-BALLタイプにダブルベントネックの「2-BALL DB」、そして、同じく2-BALLのヘッドにクランクホーゼルを装備した「2-BALL CH」だ。これで「Ai-ONEパター」は、先に発売された5機種と合わせて、全12モデルのラインアップとなった。