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ヘッドスピードを上げなくても飛距離アップできる方法とは?

【内海大祐のインドアゴルフレッスン】

2024/03/30 ゴルフサプリ編集部

今主流となりつつなるインドアでのゴルフ練習。限られたスペースでシミュレーターを使った練習は基本の確認やフォーム作りに最適。どんな練習をすればスコアアップに役立つのか? オールデイゴルフ馬橋店にてレッスン活動をおこなっている内海大祐プロに聞いた。今回も前回に引き続き、飛距離アップ!

写真/PMT

今のスイングのままで飛ばせる方法

インドアゴルフを運営するなかで試打クラブのメンテナンスも仕事のひとつ。

「お客さんが使った試打クラブを見るとフェース面にびっしりとボールの跡がついています。それだけみんな真ん中から外れて打っているということです。それが飛ばない原因でもあるのです」(内海プロ)

飛ばすには、なんとかしてヘッドスピードを上げようとするのがセオリーだが。

「それとは違う話ですが飛ばすためにはフェースの芯に当てなきゃいけない。芯に当たれば直進性も上がるし、じつは真ん中で正しく当てる練習が飛ばしの練習になるということなのです」(内海プロ)


試打クラブのフェース面にはいたる所にボールの跡が。

ではどうしたらいいのか。

「ほとんどの人が右利きだと思います。ですから右手でクラブをうまく操ることができれば芯に当たる。それなのに当たらないのはクラブが長いから。だから最初は通常のグリップ位置からボールのほうに近づけていってスプリットハンド。そしてだいたいでいいのですが、腰の高さまで上げて打つ!」(内海プロ)


ホッケーのように両手を離して握ってハーフスイングで打つ。

このとき右手の平がクラブフェースの向きと同じというイメージをもつことも大事と内海プロ。よりフェースと同じイメージになるように手を開いて打ってみるのもいい。


「究極、フェース面と手のひらの角度は一緒ですよ。それがわかると、よりフェース面を操れるようになります。練習して強いインパクトで芯をとらえられるようになれば、ヘッドスピードが上がらなくても距離は伸びます。右手で芯を食わせて飛ばす。こんな練習は広い練習場でやらないでしょう? だからインドアでやってほしいですね」(内海プロ)




右手を広げてフェース面と同じイメージをつけるのもいい練習。
「インドア練習場は計測器も備え付けられているはずなので、ミート率1.45(最高で1.5)くらい目指してやってほしいですね」

内海大祐(うつみ・だいすけ)
ツアープロとして活躍した後、ティーチングの道へ。現在は千葉県松戸市・オールデイゴルフ馬橋店にてレッスン活動をおこなっている。
自身のYouTubeチャンネルのレッスンも好評だ。
@user-ko7ov8su8w

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