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体が硬いはずなのにオーバースイング!? それ、腰が回りすぎています!【勝又優美・アマチュアの悩み解決】

JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」Case.17

2024/05/07 ゴルフサプリ編集部

右足を後ろに下げてバックスイングするドリルで捻転差を作る

Fさんのオーバースイングの原因は下半身の使い方にありました。体が硬めのFさんですが、この下半身の使い方は良くないので、できる範囲で捻転差を作る方向に修正することにしました。方法はテークバックからバックスイングで、右太モモを後ろに下げて腰を回すこと。頭から左足までを1本の軸とイメージして、それに対して右のお尻を後方に引きます。この時に右ヒザが伸びて太モモが張らないようにするのがポイントです。

勝又優美
頭から左足を1本の軸と考え、そこが動かないように右太モモを後ろに引いて腰を回す。右ヒザが伸びないようにして、回るところまで回せばOK

ドリルとしては右足を動かしてスイングするメニューをおすすめしました。右足を半歩分ほど後ろに引きながらバックスイングし、右足の位置を戻さずにそのまま打ちます。右足を半歩引いた体制でインパクトするわけです。こうすることで腰が回るのを防げ、Fさんなりに適度な捻転を使ってスイングできます。この要領で動いていただいたところ、以前より振っている感じはなくなったもののショットが安定してきたそうです。ミート率が上がってかえって飛距離が出るようになったということでした。

勝又優美
普通にアドレスしたら、右足を半歩後ろに引きながらテークバックからバックスイングへ。右足の位置を変えずにボールを打つ。腰の回りすぎがなくなり適度に捻転が使える
勝又優美

勝又優美
かつまた・ゆみ JLPGAティーチングプロA級。就職したホテルが所有するゴルフ場勤務となりゴルフをスタート。ゴルフを楽しむ人々にふれ、日本の大人たちを笑顔にしたいとティーチングプロの道に。2010年に認定ティーチングプロとなり13年には A級ライセンス取得。やさしくてきめ細やかな女性らしいレッスンで大人気。堀尾研仁氏主宰の「KEN HORIO GOLF ACADEMY」に所属。


JLPGAティーチングプロ・勝又優美が解決してきた「生徒さんから相談が多いゴルフの悩み」

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