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330ヤード、短めのパー4。でもフェアウェイが狭いうえに左右はOB!そんな時、どうする?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2024/08/01 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

短めのパー4に潜む罠とは?

短めのパー4はチャンスホールだと思いがちですが、コース設計者が仕掛けた罠に気付かないと大叩きにつながります。コース設計者が仕掛ける典型的な罠は以下のようなものです。

【ティーイングエリア】
フェアウェイが狭く左右をOBやハザードにすることや、グリーンまでひたすら上りの傾斜にすること、ドッグレッグホールにすることで、ティショットを打つ時にプレーヤーに心理的なプレッシャーを与えミスショットを誘発するようにしています。

【セカンド地点】
ドライバーを打った飛距離の地点にバンカーや大きな木を配置したり、ラフだけでなくフェアウェイにも傾斜をつけることで、セカンドショットの難易度を高めています。

【グリーンとその周り】
グリーンの周りに池やアゴの高いバンカーを配置したり、砲台グリーンにし、グリーンを狙うショットの難易度を上げています。また、グリーンを二段グリーンにしたり、アンジュレーションを強くすることで、グリーンを狙うショットに高い精度が求められるうえ、パッティングの難易度を高めています。

短いパー4では、ティーショットを打つ前にコース設計者が仕掛けた罠をなるべく見つけることがコースマネジメントをする上で重要と考えています。

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ティーショットを刻む時に気を付けることは?

では、短いパー4でドライバーを持たずに、ティショットを刻む時に気を付けることは何でしょうか?それは、設計者の罠にはまらずに、セカンドショットで自分の得意な距離を残せるクラブでティショットを打つことです。短いパー4ではグリーン周りにも設計者の罠が仕掛けられていますので、なるべく精度の高いセカンドショットが求められます。制度の高いショットを打つためには、自分の得意な距離を残して、自信を持ってショットを打つことが重要になります。残り130ヤードが得意な距離であれば、ティショットは200ヤードで十分です。アイアンが得意で残り150ヤードでもグリーンに乗せられる自信があれば、ティーショットは180ヤードでもOKです。

また、これまではパーオンしてパーを取ることを目標に考えていますが、100切りを目指すような場合ではパーではなくボギーでもOKです。例えば100ヤード前後のショットが得意で、330ヤードのパー4でボギーを必ず取りたいと思ったら、110ヤードのショットを3回打ってボギーオンを狙うことも選択肢になります。毎回違うクラブを打つよりは、同じクラブを3回続けて打った方がミスショットを打つ確率は低くなると思います。

人によって得意なクラブも得意な距離も変わりますし、狙っているスコアによってもホールの攻略ルートは変わってきます。また、攻略ルートの正解もひとつではありませんので、いろいろ考えて試してみてはいかがでしょうか。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

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プロフィール

もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.1。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。