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ヘッドスピードアップは自分のリズムを知ることから始まる!【ドラコン優勝コーチ・遠藤璃乃が教えます】

目指すは最大飛距離250ヤード超え!飛ばし屋講座vol.10

2024/08/26 ゴルフサプリ編集部

遠藤璃乃

ヘッドスピードを速くするのって大変そうなイメージがある。が!「自分のリズムで振れるようになる=動作効率が上がる」というのは、筋トレもスイング改造も必要ないはず。今回は、ヘッドスピードアップのために「自分のスイングリズムを知ろう」というお話です。

打ち急ぐ=自分のリズムでスイングできていないということ

ドライバーで飛ばすにはヘッドスピードを上げる必要がありますが、自分でヘッドスピードを上げようとするほど逆効果になります。その代表的な例が「打ち急ぎ」。体や手が早く動いてしまいクラブと連動しなくなります。ヘッドスピードが上がらないばかりか、アーリーリリースを招いたり、振り遅れてスライスしたり、それを防ごうとするとヒッカケも出ます。

遠藤璃乃
アーリーリリースや手が前に出るなど、打ち急ぐとさまざまなエラー動作が出て飛ばない

打ち急ぐ=自分のリズムでスイングできていないということ。自分本来のリズムでスイングするのが基本ですが、そもそも自分に合ったリズムがわかっていない人もたくさんいますので、今回は自分のリズムの見つけ方を紹介します。

まずやっていただきたいのはペットボトルを持った素振りです。ここではボトルの先にグリップをつける練習器を使いますが、ペットボトルだけでもOK。ボトル3分の1ほど水を入れておきます。

これで素振りをするだけですが、ポイントはチャプチャプと水の音がしないようにスイングすること。水がずっとペットボトルの底にあるままのイメージで振ります。打ち急いだり、手で返したりするとバシャっという音がしてリズムが早くなったことを教えてくれます。

遠藤璃乃
3分の1ほど水を入れたペットボトルを持ってスイング。水が底にあるままの状態で振れるリズムが自分のリズムの目安になる

これをやったら次は連続打ち。写真のように3球並べたボールをポン、ポン、ポンと打っていきます。連続打ちは打ち急ぐことができませんが、うまく当てようとしてゆっくりすぎになっても効果がありません。ペットボトルの素振りを思い出し、なるべくテンポよく打ちましょう。そうしてうまく打てたリズムがあなたのスイングリズム。体とクラブが連動して一番飛びます。それよりリズムが早くなったら打ち急ぎです。

遠藤璃乃
縦に3つ並べたボールをポン、ポン、ポンと連続で打つ。ボールに当てることよりもリズムを優先。打ちやすいリズムが自分のリズムになる

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遠藤璃乃

遠藤璃乃
1994年生まれ。東京都出身。JLPGA TCP A級ライセンス、PGA of America Playing Ability Test (PAT)合格。中3年まではテニスに没頭。埼玉栄高校ゴルフ部からキャリアをスタートした。卒業後は米国へ留学して腕を磨くのみならず、ゴルフに特化したトレーニングについても本格的に学ぶ。2017年にはドラコン日本一決定戦 L-1グランプリに挑戦し優勝した経験をもつ。現在は東京都世田谷区のゴルフレンジプラスターでチーフインストラクターを務める。


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