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ティショットした2つのボールがくっつきそうなくらい近い! 先に打つのはどっち? こんなときどうする!?

知っていると得するルール&マナー

2025/04/16 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

ボールを拾い上げても絶対に泥を落とさないように

Bが注意しなければいけないことは、まだあります。
これは先ほども言いましたが、ボールを拾い上げるときは必ずマークをすること。マークをしないで拾い上げた場合は1打罰になります。
また、拾い上げたボールの泥を払い落としたり、ボールを拭くのもご法度です。このような行為をした場合は、1罰打。もし泥が付いていたら、こそっと落としたくなりますが、絶対にしないように。むしろ、泥が落ちないような努力、例えば、キレイな部分を親指と人差し指で摘まむように持つようにすることが大事です。
さらに厳密に言えば、ボールの向きなどを変えてもいけません。くれぐれも元の状態に戻すようにしてください。
なお、Aのショットによってマーカーが飛ばされそうな場合は、グリーン上と同じように、ヘッド1個分ずらしてマークしましょう。

また、ボールのあったところが、Aのショットによって削られてしまった場合は、ホールに近づかず、初めのライから1クラブレングス以内で、初めのライに最も似ていて最も近いライにプレースできます。
Aのショットによってディボット跡ができたからといって、ライを修復してリプレースしたりすると2打罰になるので注意しましょう。

思った以上に面倒な「ボール2つ並び」。そう頻繁に起こることではありませんが、ルールはしっかり頭に入れておきましょう。

真鍋雅彦

真鍋雅彦
1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。
1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。

ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。

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