100切りはとりあえずグリーンセンターを狙っておけば安全ですか?
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
グリーンセンター狙いが安全な理由とは!
グリーンセンター狙いが安全な理由は、非常にシンプルで、グリーンセンター狙いがグリーンオンする可能性が最も高くなると考えられるためです。ゴルフのグリーンの大きさは縦横30ヤードと言われています。アマチュアゴルファーのショットの精度は、残り距離にもよりますが、毎回ターゲットから10ヤードぐらいは縦にも横にもズレてしまうのが普通だと思います。100切りを狙っている頃であればショットのズレはさらに大きくなる可能性があります。

例えば、ピン位置がグリーンの右サイドでエッジから5ヤードしかない場合に、ピンを直接狙って右に5ヤード以上ズレてしまえばグリーンオンできなくなります。一方で、同じピン位置(グリーンの右サイドでエッジから5ヤード)でグリーンセンターを狙った場合、5ヤード右にズレてもグリーンオンすることができます。ショットとしては5ヤードのズレはアマチュアゴルファーにとっては良い方なのですが、結果は全く変わってしまいます。
次のショットをグリーン周りからアプローチをするよりは、グリーン上からパターで打てる方がカップインまでの打数は当然少なくなるはずです。プロゴルファーのトーナメントのテレビ中継を見ていると、解説者の方が「ここは安全にグリーンセンター狙いでOK」とコメントしているのをよく聞きます。ショットの精度が高いプロゴルファーでも、ピン位置が厳しくてグリーンを外した時にペナルティになる場合には安全にグリーンセンターを狙うのが普通だと思います。プロよりもショットの精度が低いアマチュアゴルファーがピン狙いではなく、グリーンセンターを安全に狙っていくのは、ある意味では当然だと思います。
ピンを狙ったほうが良い場合はあるの?
100切り狙いなら基本はグリーンセンター狙いですが、こんなシチュエーションならピンを狙っても良いと思います。
1)残り距離が100ヤード以内
2)フェアウェイでライが良い
3)ピンがエッジから10ヤード以上離れている
4)ボールとピンを結んだライン上にバンカーがない
5)風が強くない
以上の条件がそろえば、ピンを狙う絶好のシチュエーションですので、ピンを狙ってもいいと思います。逆に、最終ホールのセカンドでバーディーを取ればベストスコア更新というシチュエーションでも、残り距離が100ヤード以上でボールがラフで傾斜が強い場合には、グリーンセンター狙いが無難です。もちろんピン狙いでベストスコア更新にチャレンジすること自体を否定するつもりはありませんが、難易度の高いショットでダメモトであることを自覚してチャレンジしてください。狙ってバーディーが取れるようになれば、100切りは簡単に達成できるはずですよ。
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。
もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.1。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。

【HONMA T//WORLD アイアン】エンジョイ派にもオススメしたい本格派のフォージドアイアン
シャープなヘッドデザインと優れたパッケージングで根強いファンをもつHONMAのアイアン。その最新作となるT//WORLDアイアンが...

ハーフスイングで狙ったところに打てれば100は切れる。じゃあ90切りが目標なら?
目標スコアによって、やるべき練習は違うのかと思いきや石井良介は「基本的にやるべきことは一緒」と言う。でも、スコアの良...