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大人気の国産・軟鉄鍛造アイアン。売れてる理由は? 魅力はどこにある?

気になるギア|国産ブランド 軟鉄鍛造アイアン

2025/01/11 ゴルフサプリ編集部

昨年9月から2025年NEWモデルが続々と登場している中、国産ブランドの軟鉄鍛造アイアンが売れている。気が付けば、売上ランキング上位10位のほとんどを占めている状態で、モデルによっては初回生産分を完売しているほどだ。その人気の理由と魅力を探った。

GOLF TODAY本誌 No.632 107〜109ページより
取材・構成・文/大塚賢二
撮影/相田克己
協力/サザンヤードCC(茨城県)

日本のプレーヤーと芝に合わせて開発しているからいいに決まっているのだ

国産軟鉄鍛造アイアンが売れている理由は、その開発背景と円安にあった。

ソールの抜けと打感の良さ価格も爆売れの理由

元々、国産ブランドの軟鉄鍛造は打感が良かったのですが、最新モデルはさらに良くなっている印象です。これはドライバーの打音の研究が生かされた結果だと思います。それ以前に国内で開発しているので日本のプロゴルファーの好みに合わせた結果、日本人好みの打感になっているのでしょう。

ヘッドの“抜け”の良さも同様で、海外のコースに比べボールが芝の上に浮いていて、地面もあまり硬くない日本のコースでテストして開発されるので自然とヘッドの抜けが良くなるということです。

また、価格も魅力です。製品を開発する際は性能と同時に販売価格も設定します。この時に国内メーカーは“円”で、海外メーカーは“ドル”で設定するため、円安になると海外メーカーの日本での販売価格は上がり、国内メーカーは円安が価格に反映されにくいということです。

日本人がテストして開発するから、国産の軟鉄鍛造アイアンは自然と日本人好みの打感になっている。そして、国産ブランドは外ブラに比較して強めのバウンスとソール形状の工夫で、日本の芝で抜けの良さを発揮する。

国産軟鉄鍛造最新モデル6機種の魅力を試打で確認

ブリヂストン 241CB

プレーヤーの意思が忠実にボールに伝わる

ボールのつぶれ感が強く、フェースとボールの接触時間が長い。さらに、ヘッドの操作性、スピンコントロール性にすぐれ、ソールの抜けも抜群なので、振った通り、打った通りの弾道が出ます。ダウンブローのヘッド軌道にマッチしたソール形状です。

SPEC
●ヘッド素材/軟鉄(S20C) ●ロフト(#7)/32度 ●シャフト/N.S.PRO MODUS3 TOUR120(S)、N.S.PRO MODUS3 TOUR105(S) ●価格(6本セット:#5~9、P)/14万5200円


ブリヂストン 242CB+

やさしさと操作性のバランスに優れる軟鉄鍛造

241CBより、サイズとグースがちょっと大きいだけですが、スイートエリアの拡大と球のつかまりUPでかなりやさしく感じます。やさしさを持ちながら、弾道の操作性は充分にキープされています。スイープなヘッド軌道の緩い入射角にマッチしたソール形状です。

SPEC
●ヘッド素材/軟鉄(S20C、#4#5は+タングステン) ●ロフト(#7)/31度 ●シャフト/N.S.PRO MODUS3 TOUR105(S)、N.S.PRO 950GH neo(S)、Diamana Thump iB70(S) ●価格(6本セット:#5~9、P)/14万5200円


フォーティーン TB-5

構えやすさ、やさしさ、打感、抜け、すべてを一身兼備

軟鉄単一素材の鍛造で、凹凸の少ないバックフェースデザインなのに、球が上がりやすくスイートエリアも広くなっています。打感は球のつぶれ感があってソフト。リーディングエッジ側とトレーリングエッジ側を面取りしたソールで、幅広い入射角に対応します。

SPEC
●ヘッド素材/軟鉄(S20C) ●ロフト(#7)/30度 ●シャフト/FS-90i(R、S)、FT-70i(ワンフレックス) ●価格(5本セット:#6~9、P)/15万4000円


スリクソン ZXi7

操作性と抜けの良さが魅力のやや小ぶりなヘッド

“小さい”とは感じませんが、ややコンパクトなサイズです。V字ソールは抜けが良く、ヘッドの操作性とあいまって弾道とスピンコントロールが容易です。球が上がりやすいので適度なやさしさも持っています。どちらかと言えばダウンブローで打ちやすいソールです。

SPEC
●ヘッド素材/軟鉄(S15C、#3-7は+タングステンニッケル) ●ロフト(#7)/32度 ●シャフト/ダイナミックゴールド(S200)、他 ●価格(6本セット:#5~9、P)/14万5200円~


スリクソン ZXi5

アベレージゴルファーも十分使えるやさしさ

安心感のある適度な大きさ。上がりやすさと球のつかまりを持ち合わせ、スイートエリアも広くなっています。ストレートにやさしくターゲットを狙えるモデルです。軟鉄鍛造としては広めのソールですがV字形状で、抜けが良く、幅広い入射角に対応します。

SPEC
●ヘッド素材/フェース:クロムバナジウム鋼、本体:軟鉄(S20C、#4-7は+タングステンニッケル) ●ロフト(#7)/31度 ●シャフト/N.S.PRO MODUS3 TOUR 105(S)、他 ●価格(6本セット:#5~9、P)/15万1800円~


PRGR 04

アイアンの飛距離を取り戻したい人にオススメ

ミッドサイズ&ストロングロフトですが、構えやすい形状です。ソールの抜けがよく、スイートエリアが上下に広いので激飛びなのに入射角を選びません。球の高さも十分で、打感もソフト。アイアンの飛距離を取り戻したいベテランゴルファーにオススメです。

SPEC
●ヘッド素材/フェース:ニッケルクロムモリブデン鋼(SAE8655)、本体:軟鉄(S20C) ●ロフト(#7)/28度 ●シャフト/MCI FOR PRGR(R、SR、S)、スペックスチールⅢ Ver.2(SR、S)他 ●価格(5本セット:#7~9、P、A)/12万6500円


高橋良明

高橋良明
(たかはし よしあき)
1983年生まれ、41歳、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。現在はアマチュアのレッスンを行っている。サザンヤードCC所属。


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