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飛距離アップならこの練習だけでOK!! 下半身リードと上体の力み解消でカンタン飛距離アップ

ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす! VOL.23

2025/02/17 ゴルフサプリ編集部

グリップからテークバックを始動して上体のリラックス感を覚える

2つ目の飛ばしの練習ドリルは、グリップからテークバックを始動させてボールを打ちます。これは上体が力みやすい人向けの練習で、スムーズにスイングする感覚をつかむのが目的です。

アドレスから両手をガチガチに握っていて肩や腕が力んでしまう人は、カラダが回転せずにクラブをひょいと担ぎ上げるため、グリップから始動できません。

グリップを緩めに握っておき、グリップから稼働しやすい状態にしておかないとできないのです。いってみれば強制的に上体の力みを取るという練習です。

グリップを緩く握ればクラブの重さが両手に伝わりやすく、クラブヘッドの遠心力が働いてバックスイングの円弧が大きくなります。力んだときのバックスイングと比較すれば円弧の大きさの違いがよくわかるでしょう。

2つの練習ドリルを並行して実践していただいてもいいですし、自分のスイングの傾向に合わせてどちらかに絞っても構いません。

重要なのは下半身をスムーズに動かして下半身のパワー効率を上げることと、上体の力みを取ってスイングの流れを作ることにあります。

どちらも冒頭で解説した連続素振りに近い感覚でスイングできますから、飛距離アップの効果は抜群です。

腕や手が力んでいるとグリップから始動できない。
腕や手が力んでいるとグリップから始動できない。
アドレスしたらヘッドを止めてグリップからテークバックをスタート。
アドレスしたらヘッドを止めてグリップからテークバックをスタート。
クラブの重さに引っ張られるようにカラダが回転する。
クラブの重さに引っ張られるようにカラダが回転する。
遠心力が働きやすいのでバックスイングの円弧がワイドになる。
遠心力が働きやすいのでバックスイングの円弧がワイドになる。
上体のリラックス感覚がヘッドスピードアップに直結する。
上体のリラックス感覚がヘッドスピードアップに直結する。


ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす!

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こいけ・しょうじ

小池正次
こいけ・しょうじ

1966年12月28日生まれ、北海道出身。JPDA(日本プロドラコン協会)ツアープロ。ドラコン公式記録は370ヤード。2020年からYouTube『ゴルフ飛ばしてなんぼ!』を配信開始し、現在フォロワーは22万人を超える。関東と北海道を拠点に多くのアマチュアをレッスンしている。親切で分かりやすい指導法で人気。2024年5月、丸山ゴルフセンター(千葉県船橋市)にゴルフスタジオ『ゴルフ飛ばしてなんぼ!』をオープン。

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