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すくい打ちは厳禁! ディボット跡からは低い球を打つイメージで“上から当てる”【吉本舞のレッスン】

吉本舞がコーチ スコアメイクの万能クラブFW&UTの使いこなしテク教えちゃいます! VOL.10

2025/02/27 ゴルフトゥデイ 編集部

ディボット跡にボールが少し沈んでいる場面でもロフト角の多い5Wや7W、3UTなら十分対応できる。「冬のフェアウェイは芝が枯れているのでディボット跡のイメージで打つといいですよ」と吉本舞コーチ。

GOLF TODAY本誌 No.633/84~85ページより
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/東京ゴルフスタジオ

左足体重に構えてダウンブローにしっかりヒット!

クラブヘッドを鋭角に入れるのが絶対条件
ボールが沈んでいるほどクラブヘッドをボールの下まで入れる必要がある。下降軌道でボールをとらえる意識を持つことが大切だ。

ディボット跡に目土がされていない場合はボールが完全に沈んだ状態となるので注意。
ディボット跡に目土がされていない場合はボールが完全に沈んだ状態となるので注意。

使うクラブはUTがベスト
FWでもいいが、シャフトが短めのUTのほうがアイアン感覚で打ちやすいのでオススメ。

ココに注意!

すくい打ちは厳禁

上げようとすると右足体重になり、大ダフリの結果に。
上げようとすると右足体重になり、大ダフリの結果に。

低い球を打つイメージでスイングすればインパクトの打点が安定

運悪くボールがディボット跡に入ってしまったときは、最初にボールの沈み具合をよく確認しましょう。ディボット跡に目土がされていればボールが少し沈んだ状態となりますが、ロフト角が多めの5Wや7W、3UTでも対応できます。

目土がされていないとボールが完全に沈んでいるのでロフト角が多めの4~5UTがベスト。ショートアイアンでもいいですが、FWやUTのほうがソールが厚めでディボット跡のような悪いライでもインパクトで詰まりにくく、しっかり打ち抜けるのがメリットです。グリーンまでの距離が遠いなら積極的に活用しましょう。

ただし、上から鋭角にダウンブローに打つことが大前提です。アドレスで左足体重に構えたら左足を軸にしてスイングするイメージです。体重移動を抑え気味にしてコンパクトなトップからグリップ側を引っ張るイメージで振り下ろしましょう。フォロースルーはクラブを目標の左側へと低く出していけば、ダウンブローにとらえやすくなります。

FWからでもすくい打ちになりやすい人は、ディボット跡はスイングのレベルアップの絶好の機会だとプラスに考えましょう。それに冬場のコースはFWの芝が枯れて薄くなっているので、ディボット跡のショットの打ち方がそのまま応用できるのですよ。

グリップ側を引っ張るイメージでダウンスイング
トップからはグリップエンドをボールにぶつけるくらいのイメージで振り下ろせば鋭角にヒットしやすい。

ダウンブローに入れれば少し沈んだボールもしっかり打ち抜ける。
ダウンブローに入れれば少し沈んだボールもしっかり打ち抜ける。
フォロースルーを低く出してフィニッシュもコンパクト。
フォロースルーを低く出してフィニッシュもコンパクト。

クラブを目標の左へと振り抜く
ややアウトサイドインに振る意識を持てばダウンブローにとらえやすくなる。

吉本 舞

吉本 舞
佐賀県出身。USLPGA Teaching&club Professionalの資格を取得し、現在は森守洋が主宰する東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアをレッスン。一人一人の悩みに寄り添った丁寧でわかりやすい指導で好評を得ている。

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