フォーティーンがもれなく「正解」にたどり着けるのはなぜか? ゴルファーの気持ちに一番近いクラブメーカーの秘密
シリーズ【Re:フォーティーン】【PR】

2020年に発売された初代TB-5 FORGEはフォーティーンのアイアン史上最高のセールスを記録。その後に続いたモデルも、TB-7 FORGED、PC-3 FORGED、TK-53/59、DJ-6、FRZ、そして2代目のTB-5 FORGEと立て続けにヒットを飛ばした。フォーティーンのクラブがもれなくゴルファーの心に刺さるのはなぜなのか。企画と開発で携わってきた2人のキーマンに聞いてみた。
クラブ開発の方程式はとても複雑、フォーティーンの答え合わせとは?
コンセプトの立案に始まり、素材や構造の選定、モデリング、重心設計などクラブの開発過程においては複雑な要素が絡み合う。一方、そのクラブを使うゴルファーの側もスキルや体力、好みが千差万別である。ベストな14本をゴルファーに届けるため、フォーティーンはどのように答え合わせをしているのだろうか。
正解へ導く方程式その一 〜 まず常識を疑うところから始めよう
「何かが売れたから、流行っているからといってそれを真似しようという発想はフォーティーンにはありません」
企画担当でTB-5 FORGEDの独創的なシアターブレードデザインの発案者でもある池田純氏はそう言い切る。

「カッコいいアイアンへの憧れはゴルファーの誰もが持っています。でも、見た目よりやさしいアイアンを使いたいという本音もあります。ぼく自身もそうです。だから、マッスルバックのような見た目で打ちやすいアイアンを“いちゴルファー”として純粋に作ってみたいと思いました」
打ちやすさを求めるならキャビティバックが定番だが、「バックフェースの外周に枠があって真ん中がえぐれた形がどうして当たり前なんだろう、外枠を取ってしまったらどうなるんだろう」と考えた。半世紀以上、誰も疑うことのなかった「当たり前」に対する「問い」から生まれたのがTB-5 FORGEDだった。
「常識を疑え」はフォーティーン創業者の竹林隆光氏が常々口にし、自ら実践してきた言葉である。
「プレス加工の溝が当たり前だった時代に彫刻で鋭い溝を掘ったり、マッスルバックしかなかった時代に中空アイアンを創ったり、ドライバーを48インチまで伸ばしたのも竹林でした。我々が100%受け継げているかどうかわかりませんが、少なからず影響を受けているのは確かです」(池田氏)

正解へ導く方程式その二 〜 1人のアマチュアをターゲットと定める
フォーティーンのモデル名は最初の数字が難易度を表していることが多い。法則に従えばTB-5 FORGEDはハイエンドとローエンドのちょうど中間、フォーティーンらしく表現すれば難しすぎずやさしすぎない。初代TB-5 FORGEDはいざ発売されると支持層は「5」の枠をはるかに超えて広がったが、ターゲットゾーンを広くとる意図はまったくなかったと池田氏。
「開発段階でのターゲットはたった一人。若い頃は同じゴルフ場の研修生として切磋琢磨し、フォーティーンにも同期入社した同僚です。彼は国体代表に選ばれるほどバリバリの競技派でしたが、ラウンドの回数が減るとともに腕が落ちてきた。でもやさしいアイアンは使いたくないという。そういうゴルファーは他にもたくさんいるんだろうなと漠然と思ったのがTB-5 FORGED開発のきっかけでした」(池田氏)
実はフォーティーンのクラブ開発には竹林氏の遺した不文律がある。
「誰か一人のアマチュアプレーヤーのためのクラブでなければならない」
技術で打ちこなせるプロではなく、アマチュアが打てなかった球を打てるようにすることがクラブの進化を促すというのが竹林氏の信念。1人のターゲットに絞ったクラブであっても、クラブの進化はより多くのゴルファーに恩恵をもたらしてくれるのである。TB-5 FORGEDはじめ多くのフォーティーン製品がそうであったように。

ゴルファーの気持ちを反映したような、フォーティーンの哲学
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