パター上手になりたい! 実戦で鍛えるなら速い・遅い、どっちのグリーンでプレー経験を積むのがいい?
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
一般的なグリーンの速さの平均は8〜9フィート
グリーンの速さはクラブハウスやマスター室の前に掲示されています。掲示されている場所はゴルフ場によってまちまちですが、一般的なゴルフ場の平均値は8~9フィートと言われています。
8フィート未満は遅め、10~11フィートは速い、12フィート以上はかなり速いと言えます。ちなみにプロゴルファーのトーナメントは11~13フィートで行われることが多いようです。
まずは、スタート前にグリーンの速さを数値で確認する習慣をつけましょう。10フィートを超えるような速い数値になっていたら、下りのパットは速くて止まりませんので、グリーンを攻める時もとにかく手前からで、上にはできるだけつけないようにすると、マネジメントにも活用できます。ただ、ゴルフ場の中には毎日計測していなくていつ行っても同じスピードの表示がされていて、実際のグリーンはその表示よりも、全然遅いということもありますので、ご注意ください。

パター上手の第一歩は一般的な速さのグリーンで基準を作ること
グリーンの速さを数値で把握したら、あとは練習グリーンでタッチを合わせる練習をとにかくするだけです。私と同じように歩測派のゴルファーであれば、9フィートのフラットなラインなら、これぐらいの振り幅で何歩分転がるという基準を作るようにします。私は、1歩、3歩、5歩、7歩、10歩、15歩、20歩の7種類の振り幅の基準を持っています。上りのラインであれば、カップまでの距離が7歩でも、上りの度合いに応じて10歩の振り幅で打ったり、9歩ぐらいの振り幅のイメージで打つこともあります。グリーンの速さやラインによって、どの程度調整するかはラウンドを経験しながら、自分の基準を作っていく必要があります。
速いグリーンばかりで練習していると、遅いグリーンとのギャップが大きすぎて調整するのが難しくなります。遅いグリーンばかりで練習するのも同じ難しさが発生します。ですので、一般的なグリーンで練習し距離感の基準を作る方がパター上達の近道だと思います。そもそも、グリーンの速さを売りにしているゴルフ場自体が少なくなってきていて、速いグリーンでラウンドしたいと思ってもなかなかラウンドする機会が得られないようになってきています。
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。
もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。

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