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ドライバーが飛ぶ人の右肩は下がってる。これって当たり前のことじゃないの?

『小池正次が回答! ドライバーの飛距離の悩み Q&A 』VOL.2

2025/03/24 ゴルフサプリ編集部

飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がアマチュアの悩みに即答する「ドライバーのQ&A」シリーズ。第2回は「ドライバーを頑張って振っているのに飛距離が出ない」というクエスチョンの続編をお届けする。「飛ばない2つ目の原因は両肩のセッティングが考えられます」と小池。気づかないうちにアドレスの姿勢がズレていることが多いという。

構成/三代 崇 写真/渡辺義孝 協力/丸山ゴルフセンター

A「右肩下がりに構えればアッパーブローに打てて飛距離がアップする!」

ドライバーで両肩の高さを均等にすると右肩が前に出た構えになりやすい

カラダの軸を真っすぐにすると気づかないうちに右肩が前に出やすい。

ドライバーをしっかりと振っているつもりなのにボールは全然飛んでくれない。そんな悩みを抱えているゴルファーは大勢いますが、飛ばない原因のほとんどはアドレスにあります。

第1回ではカラダとボールの間隔を適切にキープすることを解説しましたが、間隔が合っているのに飛ばないとしたら両肩を水平にセットして構えている点が考えられます。

カラダの軸を真っすぐにキープしようとして両肩の高さを均等にして構えると右肩が前に出やすくなります。7番アイアンなどボールをスタンスの中央付近にセットするクラブでしたら両肩の高さがほぼ均等で、カラダの軸がほぼ真っすぐに見える構えでOKです。

でもドライバーの場合はボールを左カカト内側の延長線上の前に置きますから、両肩が水平でカラダの軸を真っすぐにすると自分の気づかないうちにボールを真上から見るような体勢なりやすく、右肩も前に出てしまいます。

ドライバー、マン振りしているのに飛ばない…、ボールの近くに立ちすぎていない?

飛距離優先型のレッスンで定評の小池正次がアマチュアの悩みに回答する「ドライバーの悩み Q&A」シリーズ。第1回は「ドライ...

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バックスイングではクラブがアウトサイドに上がってカラダの捻転が不足し、ダウンスイングでもアウトサイドから下りてきてカット軌道でボールをとらえてしまうことになります。

フェースが開いて当たるためスライスが出やすいし、仮にスクエアフェースでとらえたとしても当たりが薄いから飛距離が伸びない。そんな悪循環に陥りやすいのです。

アウトサイドインのカット軌道となり、ボールが曲がって飛距離も出ない。
アウトサイドインのカット軌道となり、ボールが曲がって飛距離も出ない。

マン振りした分だけ飛ぶようになるアドレスの作り方は?

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