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L.A.B.ゴルフそっくり! オデッセイが“トルクレス?”パターを女子ツアーでお披露目

米ツアーのプロの間でも人気急上昇中のパター「L.A.B GOLF(ラブゴルフ)」の人気モデル「DF3」とそっくりなパターをオデッセイが「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2025」で女子プロたちにお披露目された。早速、試打クラブを試した女子プロたちの反応は?
モデル名は「Ai-ONE Square 2 Square Max 1」

さてリッキー・ファウラーが使用したことなどもあって注目が集まり、米ツアーでは旬なパターとして使用者を増やしている「L.A.B.GOLF」。その中でも、象徴的なモデル「DF3」にそっくりな形状のパターが、「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2025」の練習日にツアーローンチされた。25日の火曜日に練習グリーンに並べられたニューパターを「オデッセイですよね?」と確認しつつ、手に取る女子プロたち。かなり興味津々な様子だった。
ところで、このオデッセイのニューパターの名前は? とソールを覗いてみると、「Ai-ONE Square 2 Square Max 1」(以下Max 1)とある。
それでは、この新しいパターに手を伸ばした選手たちのコメントを聞いてみよう。

いいパットが簡単に打てちゃいます
まずは、柏原明日架から。『真っすぐ引きやすくて、いい転がりのパットが簡単に打てます。クラウンの白いラインでプレーンを意識できて、より直線的なイメージが出しやすいですね。実は、今までAi-ONEインサートの音が苦手だったんですけど、Max ストライプの音と転がりなら全く気にならないです』
と、かなり良い反応。これは珍しい。長く使っている「TRI-HOT 5K SEVEN CS」よりも良いかも、とまで言っていた。練習ラウンドではクラウンが白く塗られた「Max ストライプ」を試していた。今週の試合で投入するかもしれない。
お次は河本結のコメント。『新感覚です。シャフトの先にフェースがある感覚が新しい。フェースがシャフトよりも前にあるので、ボールを真っすぐ押し出してくれます。チッパー的な感じで、パターがストロークを助けてくれる感覚があります』
これまたかなりの高評価。チッパーのようなお助け感があるということか。ストロークが不安定だったり、芯で打てないというゴルファーは試す価値がありそうだ。

柏原と同様に「Max ストライプ」と呼ばれていたモデルを練習ラウンドでテストしていたのが青木香奈子と森井あやめだ。
青木香奈子は『今使っているパター(S2S JAILBIRD)よりも直進性が高くて、より簡単にパットができます。ロングパットでは、ショートしづらいでしょうね。ヘッドが大きくて安心感もあるし、とにかくショートパットを簡単に打ちやすいです!』と、長短どちらの距離でも好感触。
L.A.B GOLFのパターを使用している森井あやめは、「Max ストライプ』をどう感じたのだろう。『今使っているパターに比べて、球が強くて飛ぶ感じがあります。だから、「これまでロングパットで届かなかったのが、届くようになりそう。ショートパットの安定感は、L.A.B GOLFのパターと変わりありません』
ここまで4選手とも同じような印象を持っており、かなりイメージは良さそうだ。

他にも、「Max 1」を試した金田久美子は『今はブレード型のキャメロンを使っているので、Max 1のような大きなヘッドは合わないと思っていました。でも、打ってみたらとても簡単で驚きました。L.A.B GOLFも試したことがありますが、あちらはボールが転がらなかった。でも、Max 1はしっかりと転がってくれて、オートマティックに打てます』と、こちらも高評価。
『とにかく簡単です。これならパター練習はいらないと思えるくらい、良い転がりのパットが簡単に打てる』(下川めぐみ/Max 1試打)
『まっすぐ出球が出しやすく、簡単に打てます。左にも引っかからず、転がりも良い』(リ ハナ/Max 1試打)
ショートパットにもロングパットにも強い……しかも、元祖(?)よりも転がりが良いという選手もいる。グリーン上でスコアを落としているゴルファーは、早く打ちたくて仕方なくなっているのではないだろうか。
ところで、「L.A.B GOLF」のパターが注目を浴びた最大のポイントが、トルクレスまたはゼロトルクなのだが、そもそもゼロトルク・トルクレスとはなんぞや? を知っておこう。
とても簡潔に説明するとトルクレスパターは、パターヘッドの重心に向かってシャフトが挿さっている。ということは、重心距離も重心深度もゼロ。だから、真っすぐ引いて・真っすぐ出すというストロークをしようとすれば、トルク(回転)がかかることがない。トルクレスなら、インパクトはアドレスの再現、の言葉通りストロークできてしまうと言えばわかりやすいだろうか。L.A.B.GOLFでは、トルクレスで毎回同じストロークができる技術を、ライ角バランスと呼んでいる(Lie Angle Balance、略してLAB)。
ちなみに、オデッセイではトゥが上を向くバランスをストロークバランスと呼んできた。今回、披露された「Ai-ONE Square 2 Square Max 1」は、「バランスを取る方向を変えるだけなので、我が社もできますよ」というメッセージ……というのは考えすぎだろうか。
話を戻して、トルクレスの効果に加えて「Max 1」「Max ストライプ」は、AIフェースも搭載されているわけなので、オフセンターヒットに対して縦距離のブレが小さい、というオプションがある。
それらのことが結果として表れ、女子プロたちに「簡単」という言葉を引き出させたのかもしれない。
オデッセイ版、トルクレスパター。期待しても良さそうだ。


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