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「コック」は早いのと遅いのどっちが飛ばせる?【内海大祐のゴルフ研究室】

2025/03/29 ゴルフサプリ編集部

インドアゴルフ練習場でやるべきドリルをご紹介していたコーナーがリニューアル! 「オールデイゴルフ馬橋店」にてレッスン活動をおこなっている内海大祐プロと一緒にゴルフの素朴な疑問をとことん追求していきます!
写真/PMT

スイング中に手首をたたむ動作「コッキング」。
早くたたむことを「アーリーコック」、遅くたたむことを「レイトコック」という。
一時期は「アーリーコック」が流行ったが、最近はコッキングのことをいう人も少なくなった。アマチュアにはどのタイミングでコックするのがいいか内海大祐プロに聞いた。

「レッスンをしていると多くのアマチュアの人が、体を回せ、体を回せとスイングを作っているせいか絶対インサイドにクラブを引いってしまっています。インサイドにクラブを引くとスイング軌道は8の字を描いて、ダウンスイングは絶対にアウトから下りてくる。これはダメです。そこでコッキングを早いタイミング、アーリーコックしたら絶対インサイドに引けない。アーリーコックでインサイドに引くって難しいので。だからインに引くクセがある人はアーリーコックにしてみるといいですよ」(内海プロ)

インにクラブを上げる人は
コックのタイミングを早くするとインに引けなくなる。

「スイングのだいたいの目安ですけどシャフトが地面と平行になったとき、グリップエンドが目標を指す。この形を①とすると②はクラブを上げるんじゃなくて、ここで初めて胸を回す。そうすると正しいトップの形へと近づいていく。こうやって正しいトップの位置を再確認してスイング軌道を正していくのがいいでしょう」(内海プロ)

①コック入れる②胸回す と考えるとインサイドに引きすぎることなく正しいトップになる。

「コックを使ったからと言って=手首を使って打つ、ということではないということ。バックスイング時のスイング軌道を安定させる、正すドリルとして使うことをオススメします。僕の理想論はスムーズにスイングがおこなわれて最後にトップでコックが入る、ダウンスイングに入ってインパクトへ向かって自然なリストターンができるのがいいと思っています。それを作るためにも①、②とアーリーコック気味にクラブを上げる練習をする、それを流れの中できるようにする、とやっていくのをオススメします」(内海プロ)

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