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「ヤマハレディースオープン葛城」で5位の菅楓華が歴代17位タイの記録達成!

これだけ上位に顔を出すと初優勝が期待されるというもの。(写真は2025年ダイキンオーキッド 撮影/田中宏幸)
日本女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」で菅楓華は5位となった。シーズン開幕から4戦連続でのトップ10入りは、ツアー史上17位タイとなる記録となる。ホールアウト後に「あとは上を目指すだけ」と話した菅の待望の初優勝はいつとなるのか予想してみると、歴代の女王が初勝利を挙げている大会が浮上した。
「あとは上を目指すだけ」 初優勝はいつに?
最終日の菅は4バーディー、ノーボギーの68で通算11アンダーまで伸ばして5位でフィニッシュしました。
今シーズンの成績は2位、2位、6位に続いてすべてひと桁順位。「開幕戦から出場試合連続トップ10」は4試合となり、これはツアー史上17位タイとなる記録です。
この日のプレーについて菅は「ショットもパットもかみ合っていた。すごく良いプレーができたし、ノーボギーで回れたので良かった。4戦ともいいゴルフができているので、あとは上を目指すだけかな、と思います」と話しました。
「追いかける側が得意なのかな」
前週までの最終日は全て最終組で回りました。4試合目で初めて最終組じゃなかったことにも「追いかける側が得意なのかなと改めて思いました」と、近い将来の「優勝」が見えてきている様子です。
そこで待望の初優勝がいつになるかと予想すると、18~20日に熊本空港CCで開催される「KKT杯バンテリンレディスオープン」が浮上しました。
歴代女王が初優勝した大会
この大会の歴代優勝者を見ると昨年の竹田麗央。一昨年の岩井明愛。2021年の山下美夢有とそうそうたるメンバーの名前があり、これらはいずれも初優勝です。
さらに2014年はアマチュアだった勝みなみ。
2007年は上田桃子で、2005年は横峯さくら、といった面々もこの大会で初優勝しています。
●「バンテリンレディス」で初優勝した主な選手(上田、横峯は「ライフカードレディス」)
竹田麗央 (2024)
岩井明愛 (2023)
山下美夢有(2021)
勝みなみ (2014、アマチュア)
上田桃子 (2007)
横峯さくら(2005)
豪華メンバーが並ぶ理由は?
これだけの豪華メンバーが初優勝した理由を推測すると、開幕から試合を重ねてきて色々と慣れてくることにあるのかもしれません。
アマチュアだった勝を除くと、その中で複数回トップ10に入り「いつ勝つか」という雰囲気になっています。
2005年はこの大会がシーズンの3試合目でしたが、横峯は前週の「スタジオアリス」で優勝争いの末の3位だったので、やはり「初優勝は近い」という感じでした。
今の菅には、それに近い雰囲気が漂っています。
菅自身が挙げた、初Vへの課題
「ヤマハ」での4日間を振り返り、初優勝へ向けて菅自身が挙げた課題は「ダブルボギーだったり、バーディチャンスで3メートル以内を外しているのがまだまだかな思います」というものでした。
もちろん「バンテリン」前週の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」(11~13日、埼玉・石坂CC)で勝つ可能性も大いにあるでしょう。
5月17日に20歳となる菅が目標としている「10代での優勝」を叶えるためには「ワールドレディスサロンパスカップ」までの4試合で勝つ必要があります。
開幕から4試合全てでトップ10になっているのはツアー全体でも1人だけ。
その安定感からしても、勝利は近い、と言ってよさそうでしょう。
(文/森伊知郎)

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