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ゴルフで最も使用回数が多いクラブはパター。やっぱり高いパターを使えば90切れる？

ゴルフで最も使用回数が多いクラブはパター。やっぱり高いパターを使えば90切れる？

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/06/02　ゴルフサプリ編集部　もう少しでシングル

スコッティ・キャメロン等の高いパターを使うと、それだけで入りそうな気がしませんか？
今回は高価なパターの良さについてお話しします。でも、パターの価格以上に重要なことは、自分に合ったパターを探すことですよね。

パターにお金をかけた方がいいの？

先日、ゴルフ友達とラウンド中にこんな話になりました。ゴルフ友達から「スコッティキャメロンとか高いパターって、それだけで入りそうだと思ってしまう。やっぱりパターにお金をかけた方がいいの？」と聞かれました。
私は「パターはラウンドで一番使うクラブだから、お金をかけても良いと思う。パターが入るだけで、スコアは全然変わってくるからね」と答えました。さらに、「スコッティキャメロンは高級パターで有名だけど、それ以外にも100万円を超えるようなパターはある。小祝さくらプロが使って有名になった北海道の精密加工メーカーのワールド山内が作っているオーダーメイドのパターは最低価格が100万円らしいからね」と私は話しました。
加えて、「一緒にラウンドしていてパターが上手いと思う人がいるけど、必ずしも高いパターを使っている人ばかりではないというのも事実。高いパターには価格相応の良さがあるけど、それを使うだけでパターが入るかは別問題かな」とも。

みなさんは、パターにお金をかける方ですか？私はパターにお金をかけて良いと思っていますが、さすがに10万円を超えるパターを買ったことはまだありません。私はここ数年オデッセイ（ODYSSEY）のパターを使い続けています。
今回は高いパターの良さとともに、パター選びにおいて値段以上に重要なことを説明させていただきます。

高いパターの良さとは？値段以上に重要なこととは？

まずは、高いパターの良さについて説明させていただきます。一般的なパターは、大量生産や低コストを実現するために、ヘッドの型に溶かした素材を流し込み、冷やして固めて作られています。一方で、高いパターのヘッドは職人が金属の塊から削り出しから仕上げ作業まで行っていることがほとんどです。フェース面にもミーリングという溝の加工が施されています。
また、ヘッドに使われている素材も特殊な金属が使われていることが多いです。さきほど紹介したワールド山内のパターは、1本の製造に5日間かけているので、価格は100万円でも製造にかかるコストがそのほとんどを占めているとニュースになっていました。結果として、一般的なパターよりも高いパターの方が、製品としての精度が高く、打感が良くなったり、パッティング自体の精度が良くなるのがメリットです。

でも、高いパターの方が良いからと言って、オンラインショップで探してポチっても、たぶんそれは入るパターではない可能性が高いと思います。パター選びでは、価格よりも自分に合ったパターを探す方が重要性が高いからです。パターは、ヘッド、ネック、シャフト、グリップの組み合わせで作られていますので、どの組み合わせがご自身に最適かを見つけるためにはフィッティングをするしかありません。オーダーメイドならフィッティングするのが大前提になっていますが、オデッセイ等のパターメーカーでもフィッティングを受けて購入することができます。

私は毎回パターを買い替える時にはフィッティングを必ず受けるようにしています。一般的なパターでもシャフトの長さやライ角の調整、グリップの交換などある程度のカスタマイズをすることができます。ですので、ラウンドでパターが入らないことがあっても、ラウンド帰りにゴルフショップに寄ってパターを衝動買いするようなことはありません。お金に余裕ができれば10万円を超えるような高いパターを使ってみたいと思いますが、まだまだ先になりそうですね。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル（ペンネーム）
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い？」を運営。