トランスフォームパター? ラズルダズル 「CSP クランクネックパター」を打ってみた!

ウェッジ、アイアンと人気になり、知る人ぞ知る「ラズルダズル」のクラブ。最近、パターでも特徴的なモデルがラインナップに加わってきている。
RUZZLE DUZZLE(ラズルダズル)はウェッジの「CS-01W」から打感がよくてデザインが独創的と人気が広まり、いまやアイアンからユーティリティまで、こだわり抜いたラインナップを揃えている。
そしてパターもライナップに加わり、センターシャフトの前作「CSPパター」はライ角、ロフト角が自分で調整できると話題となった。シンプルな構造であるセンターシャフトだからできる調整機能で「なるほど!」と思っていたが、それがクランクネックでもできるというのだから、どうやって可変させるのか、不思議でならなかった。

ヘッドは比重の軽いアルミニウムでできたフェース部分を、比重の重いステンレス製のクランクネックスリーブとウィングソールで挟み込む構造。だから慣性モーメントが高いパターということがわかる。つまりは打点ブレのミスに強いのだ。
実際にグリーンで転がしてみると、重めのヘッドはストロークが安定するうえに、ボールの転がりがよく、「打ち損ねた」と思っても距離感は安定しており、タテのブレも少なかった。インパクトの打感はやわらかめだがしっかりしており、樹脂インサート系のパターを使ってきてない人によりマッチするはず。
そして最大の特徴の、この「アジャスタブルネックシステム」。クランクネックの形状をしていても標準の状態からライ角を1.5度フラット、1.5度アップライトに調整でき、ロフトも1.5度増やすことができる。クランクネックの部分は動くことなく、ヘッドとの接合部分がリング式のため、シャフトの向き、つまりグリップの向きを変えずにロフト、ライの調整ができるという仕組みだ。

タッチと距離感はOKだったので、ロフトの調整はナシ。普段からアップライトめのパターが好きで、ボールを真上から見て、より直線的なストロークがしたいのでライ角をアップライトに調整した。これが非常にしっくりきて、構えやすくストロークしやすくなった。自分で調整できるというのはなかなか魅力的で、さらに調整に使う道具はドライバーを「カチャカチャ」するあのレンチと同じ。使い回しできるのも嬉しい。
じつはライ、ロフトの調整だけでなく、別パーツに取り換えれば、違うマレット型パターにすることができる! ソールの形はとんがったツノ型の「AT-1.0」、幅広のツノ型の「SB-1.0」、大型マレット型の「ST-1.0」と3タイプある。レゴや合体メカ好き男子にはたまらないパターとなるだろう。
3タイプのパーツを揃えるにはなかなか値段が張るが、コースによって使い分けたい人、いろんなパターを試すのが好きな人はぜひ、揃えてみてほしい。

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