プロジェクトXに“赤”が登場! “青”との違いは? 誰に合う?

マキロイ愛用のシャフト「プロジェクトX」に
NEWモデルが登場! “赤PX”はどんなシャフトなの?
プロジェクトXのアイアン用スチールシャフトにNEWモデルが発売された。
「プロジェクトX」は、ローリー・マキロイやジョン・ラームを始め多くのツアー選手が愛用。日本では、河本 力、石川 遼らが使用しているシャフトだから“カッコいいなぁ”と思っているゴルファーも多いはずだ。

ただし、「プロジェクトX」を使用しているプロの顔ぶれを見ると、かなりの飛ばし屋か、切り返しがクイックでタメが強いという共通点があり、アスリート御用達のスチールシャフトと言う印象が強い。
今回発売された「プロジェクトX レッド(“赤PX”)」は、これまでのブルーの「プロジェクトX(“青PX”)」とどう違うのか? メーカー発表の情報を確認すると、“青PX”はフレックス6.0で120g、5.5で115gなのに対して“赤PX”は6.0で110g、5.5で100g(すべてカット前)と軽量化が図られている。
また、“赤PX”は“青PX”より、チップ側を軟らかくして弾道が高くなる設計だと言う。少し軽くなって、球の上がりやすくなったのなら“青PX”は手強くでも、“赤PX”ならアマチュアゴルファーでも使えそうだ! ということで試打テストを行った。

高橋:“青PX”は、すごく剛性感が強くて、手元側がちょっとしなるだけ。マキロイやラームが強振してもしなり過ぎない、たまり過ぎない、上がり過ぎないという感じで、やっぱりハードヒッター向けという振り心地です。これに対して“赤PX”は、シャフト全体がちょっとずつしなって、球のつかまりと上がりやすさが少し増します。
サプリ:“赤PX”は高弾道モデルということ?
高橋:あくまでも“青PX”に比べて上がりやすさとつかまりが増すということなので、弾道の高さは中弾道でつかまりもニュートラルです。少し親しみやすくなったので、ドライバーのヘッドスピードが42m/s以上あれば使えるでしょう。
サプリ:どんな人にオススメですか?
高橋:クセが無いのでヘッドスピード42m/s以上であれば誰でもOKですが、余計なしなりが無いので、切り返しがクイックな人や、手首の動きが多い人、アイアンで球の高さを上げたい人にオススメです。まずは5.5を打って見て、しなりが多いと感じるなら6.0を試すといいでしょう。
“赤PX”は最近流行の「105」の重量帯と弾道の高さを狙って、投入されたニューモデルと言うことだ。アイアンシャフトを「105」に替えるなら、試打するリストに入れておこう。

トランスフォームパター? ラズルダズル 「CSP クランクネックパター」を打ってみた!
ウェッジ、アイアンと人気になり、知る人ぞ知る「ラズルダズル」のクラブ。最近、パターでも特徴的なモデルがラインナップに...

フェアウェイウッドのカチャカチャは ドライバーと使い方が違うって知ってた?
今ではほとんどのドライバーとフェアウェイウッドに搭載されている調整機能。いわゆる“カチャカチャ”ドライバーもフェアウェ...