タイトリスト「ボーケイ SM11 ウェッジ」 最新モデルの実力をフィッティングで体験!
今回はザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉・木更津市)にあるタイトリストのフィッティングセンターで実際にフィッティングを経験したので、皆さんも気になるであろうその手順をご紹介します。
①正しい「飛距離の階段」を作る
まずはマイクラブを打って、飛距離などのデータをトラックマンで測定します。
1番手につきロフトが4~6度違って、10~15ヤードの飛距離の“階段”ができるのが理想で、筆者は50度と54度を打ったところ、10ヤードほどの差がしっかり出ていました。
ところが次にPWを測定すると、54度と6~8ヤードほどの差しかありません。PWと9番アイアンとでは約10ヤードの差が出ていたので、こちらは問題なし。
そこで50度の代わりに52度をバッグに入れることを提案され、テストするとPWとの飛距離差がしっかり出ました。
さらに現状は54&58度となっているのを56&60度のロフトにした方が、クラブ全体の流れが良くなることを提案していただきました。
②芝の上から実際に打つと、魔法にかかったようなことが
タイトリストのゴルフボールフィッティングをアマチュアが体験! 自分に合ったボールを使えばスコアは大きく変わる!
ゴルフの全プレーで使う唯一のギアがボール。本来、ボールが決まらなければクラブのフィッティングもままならない。なのにほ...
ロフトが決まると次はグラインド、バウンス選び。これは芝の上から打つことでスペックによる違いを体感できます。
フィッターはロフト56度と60度について、現状のスペックに近いものと、他に3種類。ひとつのロフトにつき4種類のグラインド、バウンス違いを携えて芝の練習場へ先導してくれました。
そこでは、まるで魔法にかかったようなことが起こるのです。
50ヤードのつま先上がり「キツいフックに悩まされていたのが、理想のストレートボールが打てた!」
筆者の持ち球はドロー、というよりも「フック」と言った方がいいぐらい右から左に曲がるもの。それを踏まえてか、フィッターはピンまで約50ヤードのつま先上がりで「ここから打ってみてください」と言います。
まずは自分の54度で打つと、グリーンセンターのピンを狙ったつもりでも、ボールはかなり左に着弾します。それがグラインド違いの56度で打つと、ピンに真っすぐに向かっていく弾道に一変。ライも打ち方も同じですから、まるで魔法にかかった気分です。
構えてから打つまでにハンドファーストにする癖のある筆者は、バウンスが少ないとボールの下をくぐってしまったり、それを嫌がってロフトを立てることで距離感が変わってしまうことを指摘されました。
現在の54度のSグラインドだと刺さってしまうこともあるのが、最適と診断されたDグラインドだと、バウンスの“山型”が強調されている形状のおかげで、ハンドファーストになってもしっかりバウンスが地面にしっかり接地するようになります。
そのことでミスを恐れず、距離感にだけ集中できるようになる=スコアアップにつながる、ということです。
③バンカーショットでは予想と“真逆”のスペックに
筆者がバンカーショットで使うのはロフト58度の08Mですが、エクスプロージョンが弱いミスが増えてきたので、もっとハイバウンスにしようかと思っていました。
それが真逆ともいえる結果になったのです。
フィッティングでは最初にマイクラブ、もしくはそれに近いスペックを打ち、その後は先入観を排除するためにあえてスペックは説明せずに数種類のスペックをテストします。
3種類をテストしてみて、フィッターの診断も筆者の感覚でも一致したのはなんと06K。バウンスの数字は減っています。
今回からラインアップに加わったこの「06K」は幅広のソールが特徴です。
このことで、砂に接地した後もクラブが潜ろうとせず、前に進む力に変えてくれます。
気持よく打てることにフォーカスすると「12D」が上回っていましたが、それによって「飛びすぎる」現象も起きました。バンカーショットでは基本的に飛距離を出すよりも確実に脱出できることが大事です。ミスが起きないだろう、という安心感の優先順位の方が上ということで、「06K」が最適、ということに。
フィッティングを受けていなければ、この結論にはたどり着いていなかったでしょう。最適スペックが判明したことで、さっそくオーダーへ。タイトリストでは神奈川県にアッセンブルの施設があるので、最速で注文から10日ほどでクラブが手元に届くそうです。
「SM11」の発売開始は2月20日。その頃には春のゴルフシーズンも近づいてきていますから、最高の環境で選んだ最適の3本が届くのが待ち遠しくてたまりません。
(取材・文/森伊知郎)
【現状と最適スペックの違いは】
(PWはロフト47度を使用中)
現在のスペック > フィッティングの結果
50度12F > 52度12F
54度10S > 56度12D
58度08M > 60度06K
(取材・文/森伊知郎)
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