今年で米ツアー4年目になる西村優菜

会場に姿を現した西村プロは、水色とホワイトを基調にした爽やかなコーディネートで、柔らかな笑顔。
西村プロの帰国を心待ちにし、集まった30名のファンから、大きな拍手と歓声が送られた。

米ツアーにこだわる理由。「もっとゴルフが上手くなりたい」

今年でアメリカに拠点を移して4年目。厳しい戦いが続いている西村プロがアメリカ・LPGAツアーに挑戦し続ける理由はとてもシンプルだという。
「最終目標は海外メジャー優勝。でも何より、もっとゴルフが上手くなりたいという気持ちが大きいですね」

日本とアメリカのツアーの違いについては、コースによって求められる技術が全然違うことだと話す。また、アメリカツアーの会場では帯同してくれている母とマネージャーの2人だけしかいない時もある一方、たくさんのギャラリーが応援に来てくれる日本ツアーでは、その声援が力になることを実感しているそう。

「最後は日本でプレーしたい」と語りつつも、今はアメリカで自分を磨く時間。その覚悟が感じられた。

キャロウェイ本社訪問で“感覚が可視化”

昨年キャロウェイの本社を訪れた際のエピソードも印象的だった。
「敷地も部署もすごく広くて、工場見学みたいでワクワクしました」と西村プロ。そこで行われたデータ解析によって、これまで感覚的だった部分が数値として見えるようになり、それを元に新たにトレーナーをつけ、取り組んだ。結果として、シーズン後半には手応えを感じたという。

QTを終えたばかりで「ホッとしています」と笑顔を見せつつ、確実に前へ進んでいることが伝わってくる。

新ドライバー「クアンタム」に感じた進化

話題は新作ドライバー「クアンタム」へ。
「フェースにボールが乗っている感じがすごく気持ちいいです。初速も速くて飛んでいました。歴代の名器の良さを残しながら、しっかり進化していると思います」と高評価だ。

使用予定は「トリプルダイヤ MAX」。構えたときに大きすぎず、それでいてつかまりが良い点が決め手になったという。トラックマンの計測では、初速が安定して60m/sを超え、飛距離も約5ヤードアップ。特にロフト9.5度はスピン量や高さのバランスが良く、安心感があると語った。

「飛んだ感じはしないのに、実際は飛んでいる」。一度エネルギーを吸収してから弾き返すような打感は、まさに“弓矢”のイメージだという。

アメリカツアーでは飛距離がチャンスに直結する場面も多く、5番アイアンでグリーンを狙わなければならないシチュエーションが多い。「今回のドライバーは、いい感じにスピンが入って、イマイチかな?と思ったあたりも、いい感じの弾道でしっかりキャリーが出てくれます。これからの戦い方も変わってくるかな、と」今後の試合への意気込みも十分だ。

質問コーナーで見えた素顔

イベント中盤には質問コーナーも開催。

キャロウェイとの出会いについて聞かれると、「中学生の頃、ジュニア担当の方と話したことがきっかけですが、もともと、小さい頃からプロになったらキャロウェイのキャップやウェアを着たいと思っていました」と原点を振り返った。

アメリカでのオフの過ごし方ブームは、カフェ巡り。コーヒーが好きなんだとか。勝負メシは牛タンで、「帰国したら必ず食べます」と笑顔。

表情が豊かで可愛らしい西村プロ

小さな女の子からの「練習を頑張るには?」という質問には、「小さな目標を立てて、達成したらご褒美をもらうこと」とし、自身も小学生の頃、頑張ったご褒美にオデッセイのパターを買ってもらった思い出を明かした。キャロウェイ愛も炸裂。

集中力については、「ずっと集中するのは無理なので、ショットの時だけ一気に集中しています。歩いている時は、全く違うことを考えていることもあります」と、トッププロのリアルな回答も印象的だった。

「今年が勝負だと思っている」

西村プロのセッティング(仮)

現在のセッティングは、こちら。
クアンタムのドライバー使用に関しては即決だったという。ツアー中に試打を行い、12gつ末にテストを開始。ドライバーのロフトは最終調整中。
フェアウェイウッドやアイアンはプロトタイプも多いが、3Wは「出会っちゃった感じ」と語るほどフィットしている一本だという。

この後は海外合宿を控え調整予定。「この時期にセッティングがほとんど決められているのはかなりプラスかなと思います。(ツアーの)スタートダッシュから頑張りたいです」と意気込みを見せた。スイングを大きく変える予定はなく、「今の調子をきれいにしていく」作業に集中するという。

「年齢や状況を考えると、今年が勝負かなと思うこともあるけれど、考えすぎずポジティブに」。クラブへの信頼と手応えが、その言葉に説得力を与えていた。

「お客さんとの距離が近くて、楽しかった」

イベントの最後は、非売品キャディバッグをかけたじゃんけん大会を実施。勝者は緊張のあまり目を閉じてじゃんけんをしていたという微笑ましいシーンも。全員とツーショット撮影を行い、一人ひとりと丁寧に向き合う姿は、さすがトッププロ。人間性がすばらしい。

終始、ファンの顔をしっかりと目に焼き付けるように話していた西村優菜プロ。進化を続けるキャロウェイのクラブとともに、2026シーズンのさらなる飛躍が期待される。

キャロウェイ/トラヴィスマシュー 心斎橋店

キャロウェイ/トラヴィスマシュー心斎橋店

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