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60ヤードのバンカー越え。ピンはエッジから5ヤード…この場面、どこを狙う?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2026/02/05 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

ピンまで60ヤード。手前にはバンカーがあり、ピンはグリーンエッジから5ヤード奥。一見するといつもの60ヤードのアプローチに見えますが、この状況でバンカーにつかまった経験がある人は多いはずです。実はこの場面、距離の考え方を少し間違えるだけで、成功率が大きく下がる落とし穴があります。今回は、私がラウンド中に実践している60ヤードのバンカー越えでグリーンオン率を高める考え方を説明させていただきます。

60ヤードのバンカー越え。ピンはエッジから5ヤード、あなたならどこを狙う?

先日、ゴルフ友達とこんな話になりました。ゴルフ友達から「5番のロングホールの3打目が60ヤードのバンカー越えで、ピン位置はエッジから5ヤードの位置だった。ピンが手前でボールを落とすスペースがないから、ギリギリを狙ってフワリと上げようとしたら、バンカーに落ちてしまった。どう狙うのが良かったのかな?」と聞かれました。
私は「あのシチュエーションでバンカーに入れるのは絶対避けたかったよね。ピン位置がエッジから5ヤードしかないから、グリーンオンさせるのが最優先だよね」と答えました。ゴルフ友達から「グリーン奥でもOKなの?」とさらに聞かれました。私は「もちろんOK!ロングパットが残るけど、2パットでいければパーが取れるからね」と答えました。

みなさんは、ピンまで60ヤードのバンカー越えで、ピンはエッジから5ヤードの位置で、どこを狙いますか?ボールを高く上げてピンのギリギリを狙おうとすると、バンカーに落ちたり、トップしてホームランということも起きやすいシチュエーションです。私はピン位置が難しい時は、無理に狙わずに、安全にグリーオンさせることを優先しています。その理由をこの後説明させていただきます。

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この状況で多くのアマチュアがやってしまうのが、60ヤードをきっちり打とうとする判断です。バンカー越えでボールを上げたいというプレッシャーがかかると、無意識にインパクトが緩みやすくなり、結果は数ヤード足りずにバンカー直行。これは私もよくやるミスの典型例です。さらに60ヤードは、フルショットでもハーフショットでもない中途半端な距離で、距離感の再現性が落ちやすいゾーンでもあります。だからこの場面は、単なる技術勝負ではなく、最初にマネジメントを整理してから打つべき状況だと考えています。

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逆に、絶対にNGなのは大きくショートしてバンカーに入れることです。ピン位置がエッジから5ヤードなので、次のバンカーショットもピンに寄せるのは至難の業です。バンカーに入れると、ボギーどころかダボの可能性が高くなります。多少のショートはOK、オーバーもOK。その代わり、バンカーに入れるのは絶対NG。この線引きを最初に持つことが、この状況では何より重要です。

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それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

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プロフィール

もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.1。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。