夢見るパパのためのジュニアゴルフレッスン「我が子を遼くん、シブコに!」|第5回
「山梨県ジュニアレッスン教室」体験ルポ!
“しぶこフィーバー!”が続くゴルフ業界。「我が子もプロゴルファーになってくれたら!」と淡い夢を抱いているお父さんお母さんも少なくないはず。
そんな、子供にクラブを握らせたいパパママ必見!! 夏休みに開催された「初心者OK! ジュニアレッスン教室」の様子を詳しく紹介!
大きな夢への第一歩、ゴルフを始める子供たちに、まず教えるべきことって何!?
●第1回:ゴルフクラブの握り方
●第2回:スイングイメージ
●第3回:クラブを振ってみよう
●第4回:スイング作りの第一歩
●第5回:アプローチとパターに挑戦!
第5回 アプローチとパターに挑戦!
まずはボールを投げてみよう!このときの力加減がカギ。
ボールなら難しく考えずに寄せられるはず!この自然体の感覚を生かそう。
フルショットをマスターしたら、次は距離感の調整が必要な「アプローチ」と「パッティング」に挑戦しましょう。といっても、いきなり球は打ちません。ボールを手で持って、目標めがけて投げてみます。
よくアプローチは、「ゴミ箱にゴミを投げ入れる感覚」などと言われますが、まさにこれ。初心者ゴルファーがクラブで球を打って寄せようとしても、なかなか力加減も方向性もつかめませんが、ボールを投げるという単純な動きであれば、ある程度のところへ寄せられるはずです。
なかなかゴルフ場でアプローチの練習する機会はないかもしれませんが、グランドや草むらなど広いスペースがあればどこでもオッケー! 何か目標物を置いてボールを「下手」で投げてみます。距離をいろいろ変えてみると、見た目の距離に対してどのくらいの力加減で投げれば寄るか、だんだんとつかめてくるはずです。クラブに持ち替えたときも、このときの振り幅を参考にすれば簡単!
またパッティングは、練習グリーンを利用するチャンスがあれば、ぜひボールを転がしてみてください。距離感はもちろんのこと、どれくらいのスピードで転がっていくのか、どう曲がるのか、さらには、どうやれば狙った方向に転がせるのかなど実践ではなかなか気づかないことも、じっくり観察できます。
さらに「ボール転がし」は、実践ラウンド中にそのイメージを持つだけでも効果あり! 素振りの際、ボールを見ながら下手でボールを投げるマネをしてみると、「このくらいかな」と振り幅のイメージが湧いてくるはず。これを実際のパッティングのストロークに落とすだけ。ぜひ取り入れみてください。
指導・深澤 治
シャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部所属
1962年4月12日生まれ。山梨県出身。1990年プロ入り。成城ゴルフ倶楽部(東京都世田谷区)とアイリスゴルフクラブ(山梨県甲府市)でもレッスンを行なっている。
取材協力/
第10回山日YBS杯ジュニアゴルフ大会
第39回山梨県ジュニアゴルフ教室
シャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部
山梨県ゴルフ場支配人会
取材・撮影・文/今泉純子