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重田栄作の飛ばしドリル|身近なグッズでドライバーの飛距離アップ!【第6回】

2020/04/08 ゴルフサプリ編集部

ラウンド機会の減るオフシーズンは、練習場でみっちりスイング作りができるチャンス! ということで、飛距離アップに欠かせない理想の動きをマスターできる即効ドリルをど~んと紹介。しかも、身の回りにあるものを使って簡単にできるものばかり。さっそく練習場へGO!

重田栄作
1968年6月18日生まれ。神奈川県出身。ジャンボ軍団・金子柱憲の専属キャディで4勝に貢献した後、03年にプロテスト合格。07年より山梨アーバングリーン八田でレッスン開始。現在は関東ゴルフ連盟チームKGAジュニアのコーチを務める傍ら、アマチュアからプロまで幅広くレッスン活動を展開中。

サッカーボール腕挟みドリル:飛ばしに欠かせない「大きなスイングアーク」をマスター

サッカーボール大のボールを用意
サッカーボールを両手でサイドから支えて正面に構えたら
通常のスイングのように、バックスイングからフォローまでの動きを繰り返す。このとき、体とボールの距離をできるだけ離すように意識するのがポイント


サッカーボール大のボールを使って、飛ばしに欠かせない「大きなスイングアーク」を簡単に体現できて身につけられるドリルを紹介しましょう。

まず、ボールを両手で挟んで体の正面に持ち、いつものスイングのようにバックスイングしてフォローまでの動きを繰り返します。ポイントは、できるだけボールを体から遠くに離すように意識すること。

こうしてボールを遠くへ運ぼうとすることで、自然と腕がビシッと伸びるうえ、腕だけで振ることなく、体重移動をしながら体全体を使う理想の動きを体現できるのです。

遠くにボールを置く意識が薄いと、手先でボールを担ぐような動きになってしまい、アークが小さく体が使えない動きになるので注意しましょう。

何度も繰り返し、ボールを遠くに保って振る動きをマスターできたら、次は、クラブを持ち、両腕にボールを挟んでスイングしてみます。いきなりクラブだけを握ってスイングすると、どうしても手先で振ってしまいがち。この第二のドリルで、強制的に腕が縮こまる動きを抑えることで、クラブを握ったときにでもしっかりと大きなスイングアークを保って振れるようになるはずです。

目指すのは、このような大きなスイングアークのスイング。バックスイングでは左腕が、フォロースルーでは両腕がビシッと伸びている点に注目してください。自然と体全体を使うスイングになるため、大きなパワーが生まれ、大きな飛距離を期待できます。

逆に腕が縮こまっていると、スイングアークは当然小さくなるため、ヘッドスピードも落ちて、発揮できるパワーも減少します。飛距離アップが期待できないのはもちろんですが、第一、見た目にもかっこ悪いですよね(笑)。この春はビシッと腕を伸ばしたかっこいいスイングを目指してみませんか!?


取材・撮影・文/今泉純子
取材協力/アーバングリーン八田(山梨県)

【関連】小柄でも飛ばせる!ドライバー飛距離アップの工夫を女子プロゴルファー5人が解説



重田栄作の飛ばしドリル

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【シリーズ一覧】
第1回:タオル2本置きドリル|飛ばしに欠かせない「インサイドアウト軌道」をマスター
第2回:サッカーボール股挟みドリル|飛ばしに欠かせない「下半身リードの切り返し」をマスター
第3回:500mlペットボトル振りドリル|飛ばしに欠かせない「ダウンスイングのタメ」をマスター
第4回:ラケット振りドリル|飛ばしに欠かせない「フォローの右手を返し(内旋)」をマスター
第5回:ゴムボール踏みドリル|飛ばしに欠かせない「左足の踏み込み」をマスター
第6回:サッカーボール腕挟みドリル|飛ばしに欠かせない「大きなスイングアーク」をマスター