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2020最新ゴルフギア情報USA直送便|PGAツアー編(シャフト情報)

注目の最新モデル&日本未発表モデルをPGAツアーで突撃取材!!

2020/04/01 ゴルフサプリ編集部

今春、大注目の最新ギアを複数のPGAツアー会場でアメリカ在住カメラマンのJJタナベが突撃取材。
PGAツアープロたちのインプレッションとともにレポートします!
さらに、世界最大規模のゴルフフェア「PGAショー」の活況をゴルフコーチ・吉田洋一郎がお伝えします! Don’t miss it !!

●PGAツアーで突撃取材!! 最新ギア情報USA直送便2020
JJタナベが突撃取材 PGAツアー編(最新クラブ情報)
JJタナベが突撃取材 PGAツアー編(最新シャフト情報)
吉田洋一郎が突撃レポート PGAショー編

JJタナベ
ニューヨークを拠点として米ツアーを中心に活動するベテラン・カメラマン。写真を撮るだけでなく、各種取材もできてしまう変わりダネ。

今年、米国男子ツアープロが最も注目するシャフトは使用率もNo.1

フジクラ|VENTUS(ベンタス)

①「VENTUS」には黒・赤・青の3タイプがあり、こちらは黒。現時点では日本での発売予定はない。②こちらは2020年2月13日から日本国内でも発売が開始された「VENTUSBLUE」(中元調子)。

ここ数年、国内女子ツアーでは使用率No.1を走るのはスピーダーエボリューションシリーズだが、今度はPGAツアーもフジクラが席巻。
その原動力となっているのが、日本でも発売がスタートしたばかりの「VENTUS」だ。

スコアメイクに直結するすべての性能を備えている

フジクラの「スピーダーシリーズ」が世に出て20年近くが経つ。クラブの性能に関しては、ヘッドのことばかりが語られていた当時、シャフトの重要性を訴えたのは同社だ。

そして現在、国内女子ツアーにおけるシャフト使用率は圧倒的№1。国内男子でも使用率が毎年増えているが、なんと国内男子を飛び越え、世界のトッププロが集まるPGAツアーで使用率№1の座を獲得するに至ったのだ。

その強力な牽引役が、今回取材を行った「VENTUS」だ。さっそく各プロのキャディバッグをのぞいてみると、屈指の飛ばし屋ダスティン・ジョンソン、JB・ホームズをはじめ、ジョーダン・スピース、リッキー・ファウラー等ランキング上位の選手たちが使用していた。

使用感を訊ねると「左右のバラツキがなく、stable(安定している)」という声が、使用を決めた一番の理由のようだ。日本メーカーの個体差の少ない製造技術の高さも理由として挙げるプロがいたが、何よりも時流に合った性能を備えていることが大きかったようだ。

昨今のヘッドには、安心して叩けて左右のバラツキが少なくなる安定性を高めるシャフトが必要だと考えるプロが多くなっているのだ。プロたちのニーズにピッタリとハマったこと、これが大ブレイクした最大の要因だろう。

「今までにない面白いシャフトだろ。通常、シャフトのトルクは1つだが、VENTUSは手元トルクを大きく軟らかめに、先トルクを小さく硬めにすることで、先が動きすぎず、手元調子で曲がりのない安定した弾道を提供するのさ」(フジクラ・ツアーレップ/パット・マッコイさん)

驚異のディアマナがグローバルモデルとしていよいよ日本上陸!!

三菱ケミカル|Diamana D-LIMITED(ディアマナDリミテッド)

ハードヒッターのみならず、一般的なヘッドスピードのゴルファーにも合うように50g台も用意されるという。

タイガーやケプカの使用で話題を集めた「あのシャフト」を現場でキャッチ。
PGAのトッププロたちの使用もひろがっているようだ。

メジャー12大会で6勝⁉驚異的な実績を積んだディアマナとは

2006年、「ディアマナホワイト」、いわゆる初代Dシリーズは、あっという間にタイガー・ウッズをはじめとしたPGAツアーのプロたちを魅了した。そして、その〝Dの遺伝子”を引き継ぐディアマナが今、猛威を振るっている。

実はこのシャフト、2017年から「ディアマナD+リミテッド」という名で米ツアーに登場しており、19年のタイガーの「マスターズ」優勝、ケプカの「全米プロ」優勝など、4大メジャー大会で6勝に貢献しているのだ。直近では、ジャスティン・ローズやポール・ケーシーといったプロも使用し、好感触を得ている。

米ツアーのプロは、先が暴れないシャフトを選ぶ傾向があり、その点がジャストフィットしているのだろう。手元側がしなる手元調子であり、ハードヒッターがおもいっきり叩いても左にいくことなく、曲がり幅が少ない安定したショットが打てる。また、ヘッドの位置を感じやすくドロー、フェードと球筋を打ち分けやすいのも特徴だ。その性能はそのままに、スペックラインナップを充実させ、デザインもリフレッシュ。グローバルモデル「Dリミテッド」として日本でも3月発売となるとのことで、PGAツアー好きの読者諸氏は要注目だ。

使用を開始したジャスティン・ローズ。新ヘッドとの相性も上々のようだ。
タイガー・ウッズは、復活優勝を遂げた2019年の「マスターズ」でも使用。
「今日もビッグネームがテストしてくれたよ!好感触で、すぐにでも実戦投入してくれそう」(三菱ケミカル/ガンサーさん)。

ユーティリティ、ロングアイアンには“黒いシャフト”が似合う!?

日本シャフト|N.S.PRO MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGY

今やPGAツアーでも日本シャフトの「モーダス」の使用率は約20%とどんどん増加中だ。そんな日本シャフトが技術の粋を注ぎ込んだという“黒い”ユーティリティ専用シャフトが米ツアーのプロたちの注目を浴びていた。

長めのパー3でもピンを狙い打ちできる

PGAツアーでもユーティリティーを愛用する選手は、意外と多い。200数十ヤード以上先のピンを狙って、曲げずに高い弾道でグリーンに止めるのが目的だ。

赤いロゴが目を引く「モーダスシャフト」を展開する日本シャフトは、ここに目を付けた。そうして生まれたのが、「N.S.PRO MODUS3 HYBRID GRAPHITE ON STEEL TECHNOLOGY」(以下モーダス・ハイブリッド)だ。
スチールシャフト全体に何層にもカーボンを巻くことで、スチールシャフト特有の粘り感とカーボンシャフト特有のはじき感を融合。曲がりを抑えた高い弾道が打ちやすいシャフトとなっている。

様々なプロがテストを開始している中、2019年賞金ランキング上位のチェズ・リービーは、早速実戦で使用を開始。「モーダス・ハイブリッドは、方向性が抜群。信頼できるシャフトだよ」と、語っていた。

2月に開催された「ジェネシス・インビテーショ ナル」で使用していたチェズ・リービーは「方 向性がとても安定する」と大満足の様子 だった。
マット・クーチャーも「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の練習場で「230ヤード前後のパー3ホールで使いたい」と、ロングアイアンに装着してテストしていた。
「弊社の技術の粋を注ぎ込んだシャフトです。今後はハイブリッド用以外への展開にもチャレンジしたいです」(日本シャフト・ツアーレップ/赤根将之さん)
スチールシャフトにカーボンシートを積層させることで、スチールとカーボン両方の特性を融合。高弾道と安定性を兼ね備えた球が打てる。

取材トーナメント/ソニー・オープン・イン・ハワイ、ジェネシス・インビテーショナル、ウェイストマネジメント フェニックスオープン、ファーマーズインシュランスオープン
※掲載されている使用ギアなどは、取材時のものです。

GOLF TODAY本誌 No.574 97〜101ページより