アイアンの打ち方を図解|基本やコツをゴルフ初心者向け解説
ゴルフ初心者や初級者のためにアイアンの打ち方を図解等でお話しします。ゴルフに限ったことではありませんが、独学だと、間違った動作や推奨できない動作をチェックすることが難しく、ヘンな癖がついてしまうもの。そんな事態に陥ると、なかなか上達できません。そうなってしまう前に、この記事を参考にして、改めてアイアンの打ち方を見直してみてください。
アイアンの打ち方の基本
この項では一般的・普遍的によく言われるアイアンの打ち方の基本を紹介します。初心者や初級者はまず、ここで紹介する事柄をきちんと理解して身につけましょう。身につくと、ナイスショットの可能性が広がるはずです。
ポイント
- アイアンの構え方(アドレス)
- アイアンのボール位置
- アイアンの打ち方・スイング
アイアンの構え方(アドレス)
アイアンの構え方(アドレス)についてお話しします。
(1)スタンス幅は両足の間に自分の靴が2.5足~3足入るくらいに広げます。
(2)両脇を軽く締めて体の正面でクラブを持ちます。
(3)足の付け根・股関節から体を曲げて前傾しアイアンをソールします。背中が丸くならないように、また下を向かないように気をつけます。
(4)両足裏の母指球に体重が乗るように少しだけ膝を曲げてバランスを取ります。
(5)軽いハンドファーストになるようにグリップ位置を左足太もも内側の前にセットします。
(6)ターゲットライン(飛球線・目標線)と体が平行になるように整えます。
アイアンのボール位置
アイアンのボール位置についてお話しします。昔と違い、今のアイアンセットは6番からが主流です(女性用は7番)。そのため、ボールの位置を細かく分けなくても良いと思われます。
どの番手もスタンス幅の中央にセットするか、もしくはボール1個分左側にセットしましょう。
スイングが不安定な初心者や初級者はボール位置を細かく分けても、ショットに変化がでる訳ではありません。逆にボール位置を分けることで、迷いや戸惑いが生まれ、スイングに集中できなくなったりします。
アイアンの打ち方・スイング
一般的・普遍的と言われるゴルフのスイングは、下半身リードでクラブを振ることです。
体重移動やそれに伴う体の回転、そしてそれらと連動・同調させて腕とクラブを振る動きがもっとも大切とされています。
アイアンの打ち方・スイングも何ら変わりはなく、上記を踏まえてスイングすることが大切です。
(1)体の回転を主体にしてバックスイングします。
(2)切り返しは左膝をアドレスの位置へ戻すなど、下半身リードで行います。
(3)左股関節で体を回転させて、回転と連動・同調するように腕とクラブを振ります。
(4)スイング中は頭やスイング軸などを動かさないように気をつけましょう。
(5)スイング中はアドレスしたときの前傾角度を維持するように意識しましょう。
(6)腕や手の動きだけで振る・打つのはできるだけ控えましょう。
上記に紹介した以外の打ち方・スイングを提唱する指導者もたくさんいます。つまり、スイングに正解はなく、プレーヤーが良いと感じたり、良い結果につながるものを身につければOKです。
アイアンの打ち方はダウンブローが基本
ゴルフはアイアンに限らず、ティアップして打つ場合を除いて、すべてダウンブローで打つのが前提になります。
ダウンブローというのは、簡単に言うとクラブのヘッドがスイングアークの最下点に到達する前にボールをヒットすることです(スイングアークとは、スイングしたときにクラブヘッドが描く円弧のことです)。最下点に到達する前にボールを打つことで、以下に紹介するメリットなどが得られます。
ポイント
- 番手なりの飛距離を得ることができる
- 番手なりのスピン量を得られるようになる
- ダフりのミスショットが解消される
- ライが悪くてもボールを打ち抜くことができる
番手なりの飛距離を得ることができる
アイアンをダウンブローで打つことができると、スイートスポット(芯)でボールを捉える可能性が高まって、番手に則した飛距離を得る可能性も高まります。
一般的・普遍的にアイアンのスイートスポットの位置は一番下のスコアライン(溝)よりも上にあるため、アドレスしたときより、ロフトを立てた状態でインパクトすることが求められます。ダウンブローで打つことができると、このインパクトになりやすく、結果的に番手なりの飛距離が手に入ると思われます。
番手なりのスピン量を得られるようになる
番手通りのスピン量や最適と言われるスピン量を得るには、スイートスポットでボールを打つことが求められます。
アイアンをダウンブローで打つことができると、スイートスポット(芯)でボールを捉える可能性が高まって、番手に則したスピン量を得る可能性も高まります。最適と言われるスピン量でボールが飛んで行くと、飛距離も方向性も良くなります。
ダフりのミスショットが解消される
前記しましたが、ダウンブローというのはクラブヘッドが最下点に到達する前にボールをヒットすることなので、ダフりのミスを防ぐことができます。
初心者や初級者をはじめ、多くのアベレージゴルファーはダフりに悩んでいる傾向があります。ダウンブローでボールを打てるようになると、このミスは解消されるため、ぜひ身につけるようにしましょう。
ライが悪くてもボールを打ち抜くことができる
前項でもお話ししましたが、ダウンブローというのはクラブヘッドが最下点に到達する前にボールをヒットすることです。
そのため、フェアウェイバンカーやベアグラウンドなど、ライが悪いときからのショットでもボールをきれいに打ち抜くことができるようになります。ライが悪いとミスショットばかり…という初心者や初級者はダウンブローでボールを打つ技術を身につけましょう。
アイアンの打ち方を図解|ダウンブローで打つコツ
この項ではアイアンをダウンブローで打つための打ち方のコツを図解します。ダフりのミスが多い人はもちろん、ダウンブローで打つことができない人は、ぜひ参考にしてください。身につけば、必ずスコアに反映されますよ。
ポイント
- ボールを中央に置きましょう
- ハンドファーストでアドレスしましょう
- 半身リードでスイングしましょう
- 左足にしっかり体重を移動しましょう
- 右手首の角度をキープしましょう
ボールを中央に置きましょう
ボールを真ん中、もしくは少し右へ置くとダウンブローで打ちやすくなります
ダウンブローで打つためにはまず、ボールの位置をチェックしましょう。
スタンス幅の中央、もしくは中央よりもボール一個分、右に置きましょう。ここに置くと最下点の手前でヘッドとボールがコンタクトしやすくなります。
初心者や初級者はボールを左側へ置く傾向があります。この位置が悪い訳ではありませんが、ダウンブローで打ちたいのであれば、右へ移してみましょう。ボールの位置が少し変わっただけでも、はじめは打ちにくいものですが、練習を重ねて慣れるようにしましょう。
ハンドファーストでアドレスしましょう
ハンドファーストにアドレスすることを忘れないようにしましょう
アドレスするときは、左足太もも内側の前にグリップをセットして、少しハンドファーストになるようにしましょう。
ハンドファーストでアドレスしたほうが、ダウンブローでボールを打ちやすくなるため、アドレス時には確認することをおすすめします。
初心者や初級者はグリップを体の真ん中(おへその前あたり)にセットしてアドレスしている人が多いもの。この位置だとヘッドがボールの手前に落ちやすくなるため、気をつけましょう。構え方が変わると、最初は違和感がありますが、練習を積んで慣れるようにしましょう。
下半身リードでスイングしましょう
ダウンスイングは必ず下半身から始めることが大切です
ダウンスイングをスタートするときは必ず下半身から始めましょう。
左ひざをアドレスの位置へ戻す、左腰を左方向へ少しズラす、左足を踏み込む…など。スタートの仕方はどんな方法でも構いません。大切なのは下半身リードで行うことで、これならクラブヘッドがダウンブローに必要な入射角をキープして下りてくる可能性が高まります。
上半身、特に手や腕でダウンスイングを始めると体が開いたり、上体が突っ込むといった推奨できない動きにつながり、ダウンブローで打つことが難しくなります。
左足にしっかり体重を移動しましょう
左足への体重移動を確実に行いましょう
下半身リードでダウンスイングを開始したら、確実に左足へ体重を移動させるため、腰をしっかり回転させましょう。「インパクトでおへそが目標を向く」。これくらいのイメージで回転させるのがおすすめです。
左足への体重移動(ウェートシフト)がきちんと行えると、クラブヘッドがダウンブローにとって必要な入射角を伴って下りてくる可能性がアップします。
左足へ体重が移動せず、右足へ残ってしまうと、クラブヘッドがボールの手前に落ちやすくなってダウンブローで打つことができません。
右手首の角度をキープしましょう
右手首の角度をキープしたままインパクトするイメージが大切です
ダウンスイングでクラブを下ろすとき、右手首はコック、もしくはヒンジ(手首が手のひらと甲側の横に動く動作)によって角度ができています。その角度をキープしたまま、インパクトするイメージをもつことが大切。キープできると、クラブヘッドがダウンブローに必要な入射角を伴って下りてくる可能性が高まります。
角度が早く解けてしまうと、クラブヘッドがボールの手前に落ちてしまい、ダウンブローで打つことができなくなります。初心者や初級者にとっては少し難しい動作ですが、練習を重ねてマスターしましょう。
アイアンの打ち方を球種別に解説
ここでは球種別・アイアンの打ち方の基本についてお話しします。
ハイハンデのアベレージゴルファーにとって、打ち分けることはやや難しいかもしれません。しかし、すぐにできなくても、知っておいて損はありません。機会があるときに練習をしてみてください。
ポイント
- バックスピンをかけてグリーン上で止める打ち方
- フェードボールとドローボールの打ち方
- 高い弾道と低い弾道の打ち方
バックスピンをかけてグリーン上で止める打ち方
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下半身リードで切り返すことが大切
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右手首の角度をキープしてダウンスイングする
アイアンでバックスピンの利いたショットを打つには“ダウンブロー”で打つことが求められます。
ダウンブローとは、簡単にいうと「最下点の手前でボールを打つこと」になります。これができるとクラブヘッドの入射角がやや鋭角になるため、ボールにたくさんのスピンがかかります。打つ際のポイントは、
- 下半身先行で切り返し、その後、しっかりと左足にウエートをシフトすること
- 切り返し後、インパクトまで右手首の角度をキープすること
これらになります。また、ボールの先(飛球線方向)の芝を削り取るようにスイングする意識をもつとなおよいでしょう(ターフを取る意識をもつ)。
ただし、ショートアイアンで打てる、フェアウェイでライがよい、このケースでなければバックスピンはまずかかりません。さらにディスタンス系の硬いボールを使っていたり、反発力の強いフェース素材のアイアンを使っていたりすると、やはりバックスピンはかかりません。
フェードボールとドローボールの打ち方
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フェードボールもドローボールもスタンスなりに振り抜くことが大切
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まず簡単にフェードボールとドローボールの違いについてお話しします。
一般的にフェードボールはやや左に打ち出されたボールが、その後、少しずつ右へ曲がり、目標地点付近に着弾します。着弾後、ボールはあまり転がりません。
ドローボールはやや右に打ち出されたボールが、その後、少しずつ左へ曲がり、目標地点付近に着弾します。着弾後、ボールはフェードボールよりも転がります。
指導者等によって考え方に違いがあるため、ここではポピュラーな打ち方をお話しします。
フェードボールを打つときはスタンスはオープン、ボール位置はいつも通り、フェースは目標に対してスクエアに。あとはスタンスなりにスイングして振り抜きます。
ドローボールはスタンスはクローズ、ボール位置はいつも通り、フェースは目標に対してスクエアに。あとはスタンスなりにスイングして振り抜きます。
高い弾道と低い弾道の打ち方
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高い球は左足寄りに置く
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低い球は右足寄りに置く
前項のフェードとドローと同じで、高い弾道と低い弾道の打ち分けも、指導者等によって考え方に違いがあるためポピュラーな打ち方をお話しします。
高い弾道を打ちたいときはボールをスタンス中央よりも少し右足寄りに置きます。右足寄りに置けば自然とインパクトロフトが増えるのでふだんよりも高く上がります。あとはいつも通りにスイングすれば問題ありません。すくい上げるような打ち方をすると、トップを招きやすくなるため逆効果です。
低い弾道を打ちたいときはボールをスタンス中央よりも少し右足寄りに置きます。こうするとインパクトロフトが減るのでふだんよりも低い球になります。あとはいつも通りにスイングすればよく、無理に上から打ち込んだりするとダフりを招きかねないので注意しましょう。
アイアンの打ち方が上達する初心者におすすめの練習方法
この項ではアイアンの打ち方が上達する練習方法をいくつか紹介します。基本的にゴルフの打ち方・スイングはどのクラブでも共通なので、ここで紹介する方法はフェアウェイウッドでも効果があります。
ポイント
- 両脇にタオルを挟んでボールを打ちましょう
- ボールの手前にタオルを置いて打ちましょう
- 体の横にキャディバッグを置いて打ちましょう
両脇にタオルを挟んでボールを打ちましょう
両脇にタオルを挟んだままボールを打ちましょう
アイアンはもちろん、どのクラブでも体の回転と腕の振りを連動・同調させてスイングしたほうが打点が安定しやすいといえます。
連動・同調の感覚を身につけるためには、両脇にタオルを挟んでボールを打つ練習が効果的です。初心者や初級者、スコア100を行ったり来たりしている人は、腕が必要以上に動いている傾向があるので、この練習を試してみてください。
ボールの手前にタオルを置いて打ちましょう
タオルを動かさずに打てるように練習しましょう
ボールの手前にタオルを置いて、そのタオルが動かないようにボールを打ちましょう。動かずに打てれば、ダウンブローでボールをヒットできている証拠です。
練習場のマットはダフってもソールが滑るため、ダフっていることに気づかない人がたくさんいます。アイアンに限らず、ダウンブローで打つことはゴルフの前提です。この練習で身につけるようにしましょう。
体の横にキャディバッグを置いて打ちましょう
キャディバッグに体がぶつからないようにバックスイングしましょう
体の右横にキャディバッグを置いて、それに体がぶつからないように気をつけながらボールを打ちましょう。
ぶつからずに打てれば、バックスイングのときにスエーをしていない証拠です。初心者や初級者はバックスイングしたときに、体が右方向へ大きくズレてしまう傾向があります。ズレると打点が不安定になるため、この練習で解消するようにしましょう。
アイアンの打ち方について多いミス・悩み
この項ではアイアンを打ち方として出やすいミスや初心者や初級者、アベレージゴルファーにありがちな悩みについてお話しします。あなたに当てはまるものがあったら、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント
- アイアンショットでダフってしまう
- アイアンショットでトップしてしまう
- アイアンショットでスライスしてしまう
- アイアンショットでヒッカケてしまう
- アイアンショットで狙った飛距離が出ない
アイアンショットでダフってしまう
フェース面をボールに向けないように気をつけましょう
ダフる原因・要因はたくさんありますが、初心者や初級者によくみられるものが、ダウンスイングの早い段階で手首の角度が解けてしまうものです(いわゆるキャスティング)。
これを防ぐには、フェース面をボールに向けない意識をもってダウンスイングをしましょう。さらにグリップ(手元)を低い位置に下ろしてくるイメージをもつとより解けにくくなり効果的です。
アイアンショットでトップしてしまう
肩を水平に回転させる意識が大切です
トップする原因・要因もひとつではありませんが、初心者や初級者によくみられるものが、ボールを上げたい気持ちから、すくい上げるようにクラブを振ってしまうことです。
これを防ぐには、前傾している背骨の角度に対して、肩を水平に回転させる意識をもちましょう。水平に回転すれば左肩が上がって、右肩が下がる動きがなくなり、すくい上げる打ち方も解消に向かうでしょう。
アイアンショットでスライスしてしまう
右ひじを右のお尻のポケット方向へ下ろすように意識しましょう
スライスする原因・要因も多々ありませんが、初心者や初級者によくみられるものが、いわゆるアウトサイド・インの軌道でスイングすることでしょう。
これを防ぐには、切り返すときに右肘を右のお尻のポケット方向へ下ろす意識をもちましょう。さらに胸が右を向いたままクラブを下ろすイメージをもつと、アウトサイド・イン軌道が抑制されると思います。
アイアンショットでヒッカケてしまう
グリップエンドがおへそを指すフォロースルーを作りましょう
ヒッカケる原因・要因もいくつかありますが、初心者や初級者によくみられるものが、インパクトする際に手首をこねる動きにあるようです。こねるとフェースが急激にターンして、ボールがヒッカかりやすくなります。
これを防ぐには、体の回転と腕の振りを同調・連動させてスイングするように意識しましょう。フォロースルーでグリップエンドがお腹を指すように意識すると、こねる動きを抑えられます。
アイアンショットで狙った飛距離が出ない
頭やスイング軸を動かさないでスイングしましょう。
思い通りの飛距離が出ない原因・要因もいくつかありますが、初心者や初級者によくみられるものが、打点が不安定だからです。トウ側に当たったり、ヒール側に当たったり、ロフトが立って当たったり、寝て当たったりと、これでは飛距離がバラつきます。
安定させるための第一歩は頭やスイング軸を絶対に動かさない意識でスイングすること。この意識をもって打つと、打点の不安定さが少しずつ解消されるでしょう。
【Q&A】アイアンの打ち方に関連する質問
ここではアベレージゴルファーから寄せられる、アイアンの打ち方についての質問にお答えします。アイアンはどうやって打つのがよいのか迷っていたり、アイアンの目安の飛距離が気になったりする場合は、参考にしてみてください。
Q&A
- アイアンの理想的なスイング軌道は?
- アイアンは番手が違っても打ち方は同じ?
- アイアンの目安の飛距離は何ヤード?
Q. アイアンの理想的なスイング軌道は?
一般的に理想的なスイング軌道は“インサイド・アウト”です。これはアイアンはもちろん、他のクラブも同じです。
インサイド・アウトが理想といわれる主な理由は、ボールがしっかりとつかまるからです。つかまればボールにより大きな力が伝わるため飛距離を伸ばす可能性がアップします。
またスクエアにインパクトする可能性も広がり、方向性にもよい結果をもたらします。
Q. アイアンは番手が違っても打ち方は同じ?
番手が変わっても打ち方は同じで良いのか否かは、指導者等によって考え方に違いがあるため一概にはいえません。
ただし、アベレージゴルファーはスイングが不安定なことが多く、そのためなかなかナイスショットを打てません。このことから考えると、まずはどの番手も同じ打ち方で練習し、スイングを安定させることがよい結果に結びつくと思います。
そして技術レベルが上がってきたら、打ち方・スイングのバリエーションを増やすことを考えても遅くありません。
Q. アイアンの目安の飛距離は何ヤード?
そのため、どれくらい飛ぶか…ということを気にすることはなく、いかに狙ったところへボールを運べるかを意識するほうがよいでしょう。とはいえ、飛距離が出ると有利になることもあります。その点を考えると、以下の記事で紹介するアイアンの飛距離の目安の表などを参考にするのがおすすめです。
アイアンの飛距離の目安|番手・ロフト角別の一覧表【男性・女性】
アイアンの打ち方の基本・コツをおさらい
アイアンはドライバーに比べて使用頻度が高いため、スコアに直結します。したがって、アイアンの打ち方のレベルが上がると、それに伴ってスコアも良くなるでしょう。練習方法はどれも地味なものばかりですが、コツコツ行うことできっとレベルアップできるはず。繰り返し練習し、アイアンマスターを目指してください。
■解説者プロフィール
宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。