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スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.31

2021/08/31 ゴルフサプリ 編集部

ゴルフは欲との闘いといわれる。練習場のように無心で打っているのと違って、「いいショットを打ちたい」、「ミスしたくない」という心理がスイングをおかしくしてしまうケースが多い。自分のやるべきことを決めておけば、ミスが減ってくるはずだ。

ゴルフトゥデイ本誌591号/90〜91ページより

【マネジメント編】打ち上げのアプローチは大きめに打つのがコツです!

オーバーでもOKと思えば距離感が合いやすい

日本のコースはティショットが打ち下ろしで、セカンドは打ち上げというホールが結構多いですよね。セカンドでグリーンオンに失敗すると、大抵は打ち上げのアプローチが残ります。ボールの場所からはピンの根元も、グリーンの面も見えない。こんな場面ではほとんどの人がショートしてしまいます。キャリーが不足しすぎて砲台グリーンの手前の傾斜から転がり落ちてしまい、もう一度打ち上げのアプローチというケースも多いです。

打ち上げのアプローチは距離感のイメージがつかみにくいから難しい。ピンまで40ヤードと頭ではわかっていても、ピンに全然届いていないことがほとんどですよね。ピンをオーバーなんてないでしょう。

対策法としてはクラブを変えることと、ボールを通常より右寄りにセットすることの2つが考えられます。打ち上げですからボールを高く上げたくなるけれど、打ち出し角が高くなりすぎないように出球を少し低くするのがコツです。

ボールの場所とグリーンの高低差もありますが、ピンフラッグしか見えないほどの打ち上げなら、ピンまで40ヤードとしたら45~50ヤードを打つイメージがいいと思います。ピンにキャリーで直接当てるとか、ピンの根元をオーバーさせるくらいの気持ちで打てば、それでちょうどピッタリということが多い。仮にオーバーしても、グリーンを大オーバーなんてことも滅多にありません。

グリーンの面が見えなくても、傾斜やピンの位置などを含めたグリーン全体の面をイメージすることも大事です。グリーンの裏面から透かして見るつもりで、グリーンの表面を想像ください。砲台グリーンに向かっての打ち上げのアプローチは難しいけれど、イメージを働かせることで距離感を合わせやすくなると思いますよ。

打ち上げのアプローチはピンをキャリーで攻める気持ちで打つのがいい

砲台グリーンに向かって打つときは、グリーンの面やピンの根元をイメージしよう。通常SWを使う人なら一番手大きいAWで打つのがいい。

夏ゴルフもマスク。蒸れてしまいそうで辛い~(泣)。

伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。

【メンタル編】Q.「どうしたら練習場のようにいいショットが打てるのですか?」

決め打ちすれば練習場のようなショットが打てる

練習場ではいつもグッドショットが打てるのに、コースに出ると練習場のように上手く打てない。ほとんどのゴルファーがそのように練習場とコースのギャップに悩まされます。

コースに出ると、まず景色に惑わされます。練習場のような平らな場所も少ないですし、練習マットのような方向を示すものもないから、色々な対応力が求められます。結局は技術が大事なのですが、練習場とコースでは思考が大きく変わりやすい点にも目を向けてください。

コースの景色に幻惑されて、どのくらいの距離を打てばいいか迷うことがよくあるでしょう。ピンまで150ヤードとして、あなたが普通に打てば160ヤード飛ばせるクラブを持ったなら160ヤードのショットをしなくてはなりません。140ヤード飛ばせるクラブを持ったら、140ヤード飛ばそうと思ってスイングしないとダメです。150ヤード飛ばそうとしたり、130ヤードを打とうしたり、練習場では距離の足し引きなんてしないのに、コースでそれをやろうとするからスイングがおかしくなってしまうのです。

たとえばグリーンの手前に大きな池があって、ピンの位置が手前側という状況では池に入れたくないけれど、ピンの奥にもつけたくないという心理が働きやすい。池を嫌がって大きめのクラブを持ったなら、「ピンの奥まで飛んでもいい」と割り切りましょう。奥をいやがるとインパクトが緩んで大ダフリになりやすいし、ピンまでギリギリ届くかどうかのクラブでは普段以上の距離を出そうとしてやはりダフリ、トップなどのミスが生じやすくなります。

ちょっとでもピンに近づけたい、いいところに乗せたいと欲を出すと、持ったクラブの距離を打つ覚悟が消えてしまいます。どっちつかずの心理状態が思わぬミスを招くのです。要は自分の心を整理して、「決め打ち」をすることがコースでは重要だということです。

A.「持ったクラブの距離を出すと覚悟して打つことが重要です!」

迷いや欲がスイングを壊すケースが多い。練習場のように持ったクラブの距離を打とうと思えば、コースでもいいショットが打てるようになる。

北野正之
(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


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