【東京五輪ゴルフ特集】OLYMPIC GAMES TOKYO 2020|一打の重み
Men's Round July29-August1~初めてのプレーオフ~
酷暑の中の戦いは、最後は3位の銅メダルをかけての7人のプレーオフにまで突入した。そこには世界を代表するメジャーホルダーが3人もいたが、獲得したのはゴルフの世界ランク181位のC.T.パンだった。
練習日にはお揃いのユニフォームで松山英樹、星野陸也、畑岡奈紗の3人が一緒にラウンド、そこにコーチの丸山茂樹、服部道子も同伴。稲見萌寧は試合がありラウンドはかなわず。
今年になり初めてスイングコーチを迎えた松山だが、その目澤秀憲コーチも霞ヶ関CCの練習ランドに帯同。
-
オリンピック直前に新型コロナウイルスに感染するなど、体調は万全ではなかったようだ。
-
丸山茂樹コーチは松山とのコミュニーケーションを重視していて、松山も全幅の信頼をおいていたようだ。
-
大会2週前のメジャー全英オープンに優勝して乗り込んできたコリン・モリカワ(右)は銅メダルのプレーオフに参加したが、台湾のC.T.パンに惜敗。
-
2位になったサバティーニと同じようにC.T.パンは奥さんをキャディにしていて、だからラウンド中もリラックスできたとか。
-
15アンダーで3位タイに並んだ7人のうち、先にホールアウトしていたモリカワ、ペレイラ、ムニョス、パンの4人が先に、次に松山、マキロイ、ケーシーの3人という2組に分かれてプレーオフはスタート。松山とケーシーが1ホール目をボギーとして惜しくも脱落すると、5人となった2ホール目は全員がパー。4ホール、約1時間半の長いプレーオフとなった。
-
練習ラウンドで同じアイルランド代表のシェーン・ローリーとプレーしたマキロイ。短パンにキャップなしという普段では見られない姿だった。ちなみに頭のサイズが小さいので代表用のキャップが合わなかったとのこと。
金メダルを獲得したのは米国のザンダー・シャウフェレ。今はコーチとなっている父は、実は五輪を目指していたことが。しかし交通事故でその夢を断念していただけに、息子の五輪出場には人知れぬ強い思いがあった。
-
メダリストの公式会見。通常のツアーであれば優勝者のみが壇上に上がるが、オリンピックではメダリストが必ず会見をおこなう。
-
IOC会長のバッハ氏とヒジで挨拶を交わすマキロイ。
Women's Round August 4-7~メダリスト誕生!~
次のページ