新米プロ“澁澤莉絵留“の女子プロ1年生!頑張ります|第42回
ゴルフトゥデイ 応援企画! と銘打ち、プロテスト前(2019年)から澁澤莉絵留の成長を見守ってきた本企画。2020年、ルーキーとして無事にプロ生活をスタートさせた彼女は、長丁場となった2020-21シーズンを走り抜くべく日々、奮闘中! 20歳を迎え、さらなる進化を遂げる“りえるん”の素顔を、引き続きお届けします。
今年のベストショットとワーストゲームを発表!
皆さん、年末どうお過ごしですか?
私はプロ1年生として迎えた20年〜21年に渡る長いシーズンが終わり、12月に入って少しゆっくりできるかなと思いきや、いろいろとプロアマ大会や挨拶回りなどで、変わらず忙しくさせていただいています。上の写真は、同期の吉田優利と安田祐香と、とある撮影時に撮ったひとコマです。今回は今シーズンを振り返りたいと思います。
まず、一番よかったショットは、ステップ・アップ・ツアーの「SkyレディースABC杯」の最終日、残り3ホール目のショート(16番160ヤードのパー3)でホールインワンしそうなくらい寄ったショットです!
この試合は初日2アンダーの4位タイと好発進し、2日目は2オーバーで7位タイに順位を落とし、3日目も1オーバーとスコアを伸ばすことはできなかったものの順位は6位タイに上がって最終日へ突入。最終日はパットもショットも噛み合い4アンダーで回ることができ、結果は自己最高の4位タイ! 理想的なラウンドができ、今季一番思い出に残っている試合です。
逆に一番悔しかったのは、ファーストステージA区で挑戦したQT(クォリファイングトーナメント)です。今年は特に調子がずっと上がらず、やってもやっても空回りする日が続いていたのですが、諦めずにずっと頑張り続けました。頑張りがほかの人よりも少ないのか多いのかわかりませんが、私のできることはしてきました。その中で一つ通過点としていたQTファーストで落ちてしまったことが悔しかったです。
QTも4日間試合で、上位20人がQTファイナルステージへ進出できる戦いです。私の成績はというと、初日は1アンダーで14位タイとまずまずのスタートをきったのですが、2日目は4オーバーで31位タイに落とし、3日目も1オーバーで27位タイとファイナル進出圏外。20位以内に入ることを目指して必死で臨んだ最終日でしたが、1アンダーにとどまりトータル3オーバーの25位で終了。ボーダーラインの20位の成績はイーブンだったので、3打及ばず。悔しい結果となりました。
成績やスタッツ(部門別ランキング)をふまえてのこれからの課題は、飛距離アップ、ショートゲームのスキルアップです! 今年は飛距離がなかなか伸びず、セカンドの長さに苦戦するコースもあり、スコアを安定させるのが難しかったというのが正直なところ。また、グリーン周りに落としてしまってからのアプローチや、寄せてからのパターでのミスが多く、さくさんスコアを落とした気がします。
なので、飛距離アップについては、オフのトレーニングで下半身周りと体幹を鍛えること! アプローチとパターは、実際にコースをたくさん回って、いろいろな技術を身につけること! これらに重点をおいて、これからのオフシーズンを過ごしたいと思います。そして、来シーズンはもっともっと成長した澁澤莉絵留をゴルフファンの方々にお見せできるように頑張ります! 今年1年応援ありがとうございました。そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします♪
澁澤 莉絵留
しぶさわ りえる
(清水建設)
2000年12月24日生まれ。群馬県太田市出身。
2019年プロテスト合格。
160㎝、60kg。A型。ゴルフ歴:9歳~。
沖学園高校卒業。
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