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ドライバーの飛距離アップのコツ VOL.4

女子ツアー伝説の飛ばし屋 三塚優子がわかりやすくレッスン!

2021/11/11 ゴルフサプリ 編集部

今でも平均で260ヤード飛ばす三塚優子の持ち球はドローだという。「ドローはターゲットよりも少しだけ右に出て、落ち際から緩やかに左に曲がる球筋です。ドローってフックと思われがちですが、全然違います。ドローはドローですからね」と三塚はいう。そこで飛ばせるドローの打ち方をレッスン。さらにフェードの打ち方も教えてもらおう。

カラダを少し右に向けて構えるだけで飛ばせるドローが打てる!

フェアウェイ上に3本の木を想定し、右側の木を向いて構える

私の場合、ドライバーショットは最初からドローを打っていました。カラダの回転と連動してフェースターンを使ってスイングすれば自然とドローになると教えられましたし、自分なりにナチュラルにスイングした結果、ドローが出ていましたからカラダにすっかりなじんでいるという感じです。

どうすればドローが打てるかというと、フェース面はターゲット、つまりフェアウェイ上の落としたい場所に向けて、カラダはターゲットよりも少し右に向けて構えます。スタンスと腰はスクエアにセットして、肩のラインだけ右を向けるプレーヤーもいますが、私はカラダの全体を右に向けるようにしています。

ただ、ここでカン違いをしてほしくないのは、カラダを右に向けるといってもほんの少しです。フェアウェイ上に3本の木が立っているとしますね。フェアウェイの中央が真ん中の木として、フェース面は真ん中の木に向けます。そして真ん中の木の右側10〜15ヤード地点に立っている木とボールを結ぶラインに対してスクエアに構えるという感覚です。あとはカラダの向きに対してスイングするだけ。カラダを少し右に向けているぶんだけ、ボールと真ん中の木を結ぶラインに対しては軽いインサイドアウトの軌道となるという仕組みです。

フェアウェイ上に3本の木を想定しよう。真ん中の木を向くのがスクエアな構えだ。
スクエアな構えから右足を少し後ろに引いて、カラダの全体を目標よりもやや右を向ける。
見た目にはスクエアなアドレスとあまり変わらない。構えを極端に変えないことが大切。
カラダの向きに対してクラブをインサイドに上げていく。クラブを低く引きすぎないように注意。
ボールと目標を結ぶラインに対して、軽いインサイドアウトの軌道でとらえられる。
インパクト後はクラブを外に出そうとしないで、カラダの回転と連動して左に振り抜く。

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でも自分ではインサイドアウトに振るという感覚は全然ありません。右側の木とボールを結ぶラインに対してインサイドインに振っているだけですから。軽くクローズに構えるとインパクトからフォロースルーにかけて腰の回転がやや制限されて、フェースターンしやすくなります。ドローが打ちやすい要素がそろうことで、普通にスイングするだけで勝手にドローが打てるんです。カラダを右に向けすぎたり、意図的にインサイドアウトに振ろうとしたりするとフェースが返りすぎて曲がりの大きなフックになりやすいので注意。またテークバックがアウトサイドに上がってしまうのもNGです。

ドローを打ちたいのに、バックスイングで手がカラダから離れてアウトサイドに上がるのはNG。
軽くクローズに構えるぶんだけ、インパクト以降の腰の回転が少し制限される。
フェースターンしやすいので球がつかまってドローが打ちやすい。

フェードは左側の木の方を向いて構えるだけでOK

今度はフェードの打ち方です。フェードはターゲットの少し左側に打ち出されて、落ち際から軽く右に曲がる球筋ですが、スイング自体はドローと変わりません。フェアウェイ上の3本のうちの左側の木の方を向いて構え、普通にスイングするだけでOK。真ん中の木とボールを結ぶラインに対しては軽いアウトサイドインの軌道ですが、実際は左側の木とボールと結ぶラインに対してインサイドインにスイングするという感覚です。ただし、カラダの全体を少し左に向けて構えることで、インパクトからフォロースルーにかけての腰の回転が促進されるので、ややオープンフェース気味に当たりやすくなります。フェードが打ちやすい要素がそろうわけです。フェードの場合もアドレスでカラダが左を向きすぎたり、意図的にアウトサイドインに振ったりしないこと。バックスイングでインサイドに低く引くのもダメです。

フェードはスクエアスタンスから右足を少し前に出して、カラダの全体をやや左に向けて構える。
カラダの向きに沿ってクラブを上げていく。アウトサイドに上げすぎないことが大切。
ボールと目標を結ぶラインに対して軽いアウトサイドインの軌道となる。
スイング自体はドローとほぼ一緒。感覚としてはインサイドインの軌道だ。
テークバックでクラブをインサイドに上げてしまうのはNG。
軽くオープンに構えるため、腰がスムーズに回転しやすくなる。
フェースターンが抑制されてフェードをコントロールして打ちやすい。

フェース面はフェアウェイの中央に向ける。そして打ちたい球筋に合わせてカラダを少しだけ右、または左に向けて構え、インサイドインの軌道でスイング。あまり複雑に考えないで、そのくらいシンプルにスイングしましょう。そのいう意味でも、フェアウェイ上に3本の木をイメージしてアドレスを作るのがいいと思います。ホールの状況に合わせてドローとフェードを打ち分けるのもいいのですが、私の場合はドロー一辺倒なので、カラダを左に向けて構えることはしません。右ドッグレッグのホールなどはフェードが有利というけれど、私はどうもイメージがわかないのでどんな状況でもドローで攻めるようにしています。

結論をいうと、ゴルファー個々の感覚や感性を大事にするのが一番だと思います。私はドローが合っていたように、フェードが合っている人も多いはず。カラダの骨格とか、その人の本来のクセからすればフェードがマッチしているのに、ドローを打とうとしてスイングがおかしくなっている人も少なくないのです。両方を打ち比べてみて、この球筋の方が打ちやすいな、曲がり幅をコントロールしやすいな、と感じる方をチョイスするのがベストです。

ドローで飛ばしたいなら、軽くクローズに構えてスイングしよう。

※動画はショット音が流れますので音量にご注意ください。

取材・文/三代 崇
写真/渡辺義孝
協力/サザンヤードカントリークラブ

三塚優子
みつか・ゆうこ
1984年9月21日生まれ、茨城県出身。172cm。07年プロ入会。11年の日本女子プロゴルフ選手権などツアー通算4勝。今も平均260ヤードの飛距離を誇る。現在は水戸市の「東野ジャンボゴルフレンジ」で多くのアマチュアゴルファーをレッスン。現在は登山がマイブームで、「自称・山ガール」とか。



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