1. TOP メニュー
  2. スコアに効く
  3. コースマネージメント
  4. スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.35

スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント VOL.35

2022/01/07 ゴルフサプリ 編集部

コースプレーに付きものの斜面ショット。技術的にも難しい場面だが、マネジメント的な思考に立ってシンプルな作戦で攻めれば好結果につながりやすいという。また、集中力を高めるコツも知っておくとミスが驚くほど減って、90切りのチャンスがやってくる。

ゴルフトゥデイ本誌595号/106〜107ページより

【マネジメント編】傾斜地からのショットはUTも選択肢に入れましょう!

大きい番手を持ち、ハーフスイングで打つのがベスト

日本のゴルフコースの大抵は丘陵地に造られていて、傾斜地から打つ場面が必然的に増えます。こんなときはどうすればいいかといえば技術的な話になってしまうところですが、ここではマネジメントについて一緒に考えてみましょう。

たとえばツマ先上がりならボールが左に飛びやすいから右を向いて構えるとか、ツマ先下がりでは右に飛びやすい点を計算に入れて左を向くなどといいますよね。フルショットするとバランスを崩しやすいので、大きめのクラブを持ってフルショットの4分の3くらいの振り幅のスリークォーターショットで打つようにと教えられた人も多いと思います。

それも1つの方法ですが、私がオススメしたいのはユーティリティクラブを持って、スリークォーターショットよりもっと小さいスイングで打つこと。クラブは5番ウッドや7番ウッドでもいいですし、振り幅は胸や腰くらいの高さのハーフスイングと考えてください。時計盤でいえば9時から3時までくらいのスイングです。

ピンまで残り140ヤードのツマ先下がりで、通常は8番アイアンだけど一番手大きい7番アイアンを使おうかなと考えたとします。こういう場面ではユーティリティクラブを短く持ち、ハーフスイングで低い球を打つのです。小さいスイングなら下半身のバランスが保ちやすくてミートしやすいし、曲がり幅を計算しなくていいから、ピンに向かって真っすぐ打てます。グリーンに届かなくても、次のショットにつなぐことができてスコアがまとまりやすくなります。

プロたちも傾斜がきつめで方向をコントロールしにくいなと思ったら、こうした作戦を立てるケースがよくあります。ピンまでピッタリのクラブを持ち、フルショットするのは絶対禁物。スイングが制御不能となり、取り返しのつかないミスを招いて大叩きしてしまいますよ。

傾斜地ではUTのハーフスイングが効果的。目標を真っすぐ狙えるからマネジメントでも有利だ。

ツマ先上がりやツマ先下がりなど難しい斜面ショットでは、ユーティリティクラブを短く持ち、小さいスイングで打つのがベストと考えよう。
ツマ先上がりやツマ先下がりなど難しい斜面ショットでは、ユーティリティクラブを短く持ち、小さいスイングで打つのがベストと考えよう。
プロテスト合格を目指している岡田唯花ちゃんと。私はお姉さん役で~す。

プロテスト合格を目指している岡田唯花ちゃんと。私はお姉さん役で~す。

伊能恵子

伊能恵子
(いのう・けいこ)
千葉県出身。男女ツアープロをサポートするプロキャディの第一人者。現在は主に片岡大育のキャディをつとめる一方、リンパセラピストとしても活躍中。

【メンタル編】Q.「集中力が散漫なせいか、ミスがよく出てしまいます」

やるべきことに意識を向ければ集中力が高まる

「集中力を保て」とか「もっと集中しろ」などとよく言いますが、集中力っていったい何でしょうか。私が思うには、自分がやるべきことにきちんと意識がいっていることだと思います。集中できていない人というのはこれからやろうとすることに意識が働いておらず、違うところに意識がいってしまっている状態を指すのです。

たとえばスタートホールなどで、人に見られていると結構ミスショットが出やすい人って、「誰かに見られているな」ということばかりに意識が働いています。そうではなくて、このホールのシチュエーションはどうなっているのか、風向きはどうなのか、打ってはいけないエリアを絶対に避けるためにはどこを狙うのが最善策か、などと今考えるべきことに意識を向ければ、他人に見られていることへの意識が薄れてきます。これから始めようとする行動に集中できるようになるというわけです。

朝一番のティショットは緊張するでしょうけれど、緊張をほどくことに一生懸命にならないで、自分のやるべきことに目を向けると緊張が自然とほぐれてきます。適度な緊張感を維持するのはいいですし、緊張が悪いわけではありません。緊張して結果的にやるべきことがおろそかになることが良くないのです。

スタートホール以外にも、OBや池などがあるホールやミスした後のプレー運びなども集中力が途切れやすいといえます。どうしてそうなるかというと、スイングのことばかり考えるから。ショット前に自分なりのスイングのチェックポイントを多少は意識してもいいけれど、ゴルフがターゲットスポーツである以上、もっとゲーム感覚でプレーしてはどうでしょうか。

どんな球で、どこを狙うかのイメージ作りもいいと思います。ミスを怖がっていても仕方ないこと。考え方次第でゴルフも、結果も大きく変わるものなのです。

 A.「どんな球でどこを狙うかのイメージ作りをしましょう!」 

他人の目を気にしたり、結果を怖れたりしても結果につながらない。ここは何をすべきかを考えながら、ゲーム感覚でプレーすれば集中力がアップする。
他人の目を気にしたり、結果を怖れたりしても結果につながらない。ここは何をすべきかを考えながら、ゲーム感覚でプレーすれば集中力がアップする。
北野正之

北野正之
(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。


スコア80台でラウンドするためのゴルフ学

VOL.34(前回)へ

シリーズ一覧へ

冬ゴルフのスタート前の準備はコレでバッチリ!「もちけん」こと剣持江里加がレクチャー

寒い季節は風が強いし、フェアウェイやグリーンがコチコチ状態。そんなわけで冬はスコアがまとまりにくい。でも、もう安心。...

あわせて読みたい

ダボ対策で80台を出す|3オン2パットを目指して賢くボギーを!ゴルフ力底上げ

ゴルフスコア80台を出せる人と出せない人の差は考え方だけで意外と簡単に埋まるもの。全てのホールをボギーであがれれば90を...

あわせて読みたい

関連記事