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ドライバーは「夏よりちょっとゆっくり」で球が曲がらないよ!冬ゴルフ の ティショット

絶対に知っておきたい冬のコースマネジメント&スイングテクニック VOL.2

2022/01/11 ゴルフサプリ編集部

ドライバーショットはうまく打ちたいし、飛距離も出したい。だけどカラダが回りにくいからミスしそうで怖い。それが冬のドライバーショットの悩みのタネだろう。ところが、もちけんいわく、「ご心配なく。冬でも気持ちよく飛ばせるコツがあるんです!」。寒さなんか忘れてしまうというから、こんなにうれしいことはない!

ドライバーは「夏よりちょっとゆっくり」で球が曲がらないよ!

リズムと力感を第一に考えればティショットの成功率アップ!

冬場のコースはフェアウェイが硬くて、ボールがよくコロがってくれます。気温が低いと夏よりもキャリーが1割くらい落ちるといいますが、ランが1〜2割くらい増しでトータルの飛距離を稼げることが結構多いですよ。だから飛ばそうと思わなくても大丈夫!

まずは冬のドライバーショットを成功させるポイントを整理してみました。

・ターゲット意識を高めてアドレスを丁寧に作る
・ミドルティを用意し、高めにティアップ
・すんなりと立つ感じで浅めの前傾姿勢で構える
・お腹を引き締めて、力を溜めておく
・クラブを短く持つのは慣れている人だけでOK
・ゆっくりめのリズムでスムーズにスイング
・力感を夏の7〜8割くらいに抑えて振る

多くのアマチュアに重点的にアドバイスしたいのは、スイングのリズムと力感です。それに十分気を配るだけでドライバーショットのミスを驚くほど防げちゃいますよ!

アドレスでは大きく構える感じを大事に!

夏場のコースはフェアウェイの芝がフカフカで、ラフはモシャモシャ。ところが冬場のコースではフェアウェイの芝はペタペタで、ラフはフカフカ。つまり夏と違って、冬はフェアウェイよりもラフの方がやさしく打てることが多いんです。もちろんフェアウェイキープが前提ですけど、ラフに飛んでも安心。ラフもフェアウェイのうちと考えてティショットを気楽に打ちましょう。

フェアウェイの幅が広く使えるからといって目標意識が曖昧ではダメ。ホールの状況をよく確認して、「あそこに打とう!」と決めたら、その目標に対してカラダを正しく向けて構えること。夏よりもミスの許容範囲は広くなるだけで、アドレスを丁寧に作る重要性は一緒です!

冬はボールがラフに飛んでも大丈夫。でも打つ前にボールの後ろに立って、目標をハッキリ決めて打つことが大事。

冬は風が強いことが多いし、フェアウェイが硬いからティアップを低くして、低い球を打とう! そう考えるゴルファーの方が多いのですが、失礼ながら成功した試しがほとんどない(笑)。ハッキリ言っちゃってゴメンナサイ。でも本当なんです。「アドレスの前傾角度をインパクトまでキープしましょう」と教わったことがあるでしょう。それが理想ですけど前傾キープって難しくて、体幹を鍛えていない人はどうしてもインパクトで上体が起きやすい。それなのにティアップを低くしたらボールの上をかすってチョロになるし、下手したら空振りしちゃいます。また冬は寒さで背中が丸くなったアドレスになりやすく、その反動で余計にダウンスイングで上体が起きやすいので注意が必要ですよ。

カラダがブルブル震えていると背中が丸くなったアドレスになりやすいので注意。
ほとんどのゴルファーはインパクトで上体が起きてしまいやすい。

冬のティショットはティアップの高さもクラブを持つ長さも普段と同じでOK。むしろ、ちょっと高いくらいがオススメです。ただしティーイングエリアの地面が硬いとティペッグがなかなか刺さらず、ティアップが高くなりすぎてしまう場合もあるのでミドルティを用意しておくとグッド。アドレスはすんなり立って構える感じがいいです。そして、お腹を引き締めて力を溜めておく。結果的にアドレスの前傾角度をキープしやすく、ミート率が上がります。そうした意味でもクラブを短く持つのもやめた方がいいと思います。短く持つことに慣れていないとアドレスの姿勢が小さくなりやすいからです。

冬のドライバーショットはティアップの高さにも気を配ろう。
ティアップは低くしないこと。むしろ少し高いくらいがグッド。
ティアップが高くなりすぎないようにミドルティを用意しておこう。
カラダを大きく見せるつもりで、上体を起こし気味に構えるのがいい。
バックスイングでカラダが回りやすいし、カラダの上下動を抑えられるからミート率が上がる。
クラブを短く持つ(左)ことに慣れていない人は通常の長さで持とう(右)。

普段からティアップを低くしたり、クラブを短く持ったりしてローボールを打つ練習を積んでいて、状況に応じてそのテクニックを駆使している人ならいいのですが、その経験がほとんどない人がいきなりやろうとしても無理。ティアップは低くしない。クラブは短く持たない。自分のカラダを大きく見せるつもりで、上体を起こし気味に構える。これが冬のティショットの成功率アップのポイントなんですよ。

「バシッ!」ではなくて「ポーン」と打つのがグッド!

スイングのポイントは大振りしたり、力んだりしないこと。この2つに尽きます。夏よりも厚着しているぶんだけ、バックスイングの捻転が浅くなりやすいですが、カラダを無理に回そうとするとオーバースイングになったり、トップの位置が安定しにくくなったりで、インパクトのタイミングが合いにくくなります。前傾角度を浅めにして構えればバックスイングで胸を右に回しやすいので、力まないでスーッと上げていく感じでいいと思いますよ。あえてトップの位置をコンパクトにする意識は必要ないですけど、結果的にトップがコンパクトになるぶんには全然OKです。

大振りしてオーバースイングになったり(左)、力んでヘッドアップしたり(右)するのはミスショットのもと。
トップが自然にコンパクトになるのはOK。意図的にトップを小さくするのは避けよう。

大振りや力みは打ち急ぎにもつながります。ですから夏よりもゆっくりメリズムで、力感も7〜8割くらいに抑えてスイングしましょう。バシッ!と打つのではなくて、ポーンという感じ。腕や手に余分な力が入ると上体が突っ込んでヘッドアップしやすいですから、インパクト後もボールが合った場所をちょっと見るくらいの気持ちでゆったりと振り抜きましょう。そうすればボールのスピン量が少なくなって、高く上がりすぎたり左右の曲がり幅が大きくなりすぎる心配も少ない。ボールが低い角度で飛んでいき、フェアウェイに早めに落ちて、ランがどんどん出てくれます。風の強い日や、打ち下ろしのティショットでは特に有効です。これで冬の飛ばしをエンジョイできますよ!

ボールをポーンと打つイメージなら、ダウンスイングで力まなくて済む。
打った後もボールが合った場所を少し見る気持ちでヘッドアップを防止。
ゆったりと振り抜いて、フィニッシュは左足だけで立つ感じなら最高。
夏ゴルフのスイングよりも力感をセーブし、打ち急がないようにしよう。
スピン量が少なくなり、自然とボールが低く飛んでいく。フェアウェイキープ率が上がるし、ランが多く出るから飛距離を稼げる。

取材・文/三代 崇
写真/相田克己
協力/太田双葉カントリークラブ

もちけん
本名・剣持江里加(けんもち・えりか)。1988年5月1日生まれ。地元・群馬県を拠点に多くのアマチュアゴルファーのラウンドレッスンを行なっているティーチングプロ。「明るく、楽しく!」がモットーで、わかりやすい指導に定評。「もちけん」はニックネーム。ドリームゴルフガーデン伊勢崎所属。
Instagram(mochiken_golf)やYouTube(もちけんリアルチャンネル)で楽しい情報を配信中。


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