海外4大ブランドの2023新モデルが出揃った!
Callaway パラダイム シリーズ【2月24日から順次発売】
“パラダイムシフトを起こす”つまり、価値観を大きく変えて、市場を変化させるというネーミング。一見大風呂敷のようだが、それほど自信があるということのようだ。
カーボンへのこだわりが結実。キャロウェイの面目躍如
パラダイムの360度カーボンシャーシはクラウン側とソール側の2つのパーツを接合した構造。単純な構造なのだが、キャロウェイだからこそ作ることができたと言っても過言ではないだろう。既にチタンがドライバーヘッドの主流となっていた2002年にフルカーボンのヘッドにチャレンジ、その後もカーボン素材の利用をトライし続けて来た。
パラダイムのソール側に使われている「フォージドカーボン」は軽量かつ、複雑な形状と肉厚の変化が可能な技術で、この歴史の中で培われてきたものなのだ。抜群の初速性能を誇るAI設計に、長年にわたるカーボン技術開発が結実し、寛容性を大幅に進化させた。飛びとやさしさを両立。それが「パラダイムシリーズ」だ。
フルカーボンボディ化で初速性能に広さと寛容性をプラス
設計自由度と慣性モーメントが大幅にアップする新構造
ヘッドの前方はチタン、中央部はすべてカーボン、後方にウェイトを配置する構造が「パラダイム」の最大の特徴。中央部の軽量化で生まれる余剰重量を前後に振り分けることで慣性モーメントと重心位置の設計自由度が拡大する。
フェース側の柱に重量を取られるため、初速性能は高いが、慣性モーメントは大きくないと言われていた弱点を解消してしまった。
フェース、ジェイルブレークに加え、フェースの周囲もAIが設計。ジェイルブレークは、前作のフレーム構造からX字型に進化。初速性能は高めながら、約25%の軽量化を達成した。
パラダイムとパラダイムXはオリジナルベンタスTR(50g台)、♦♦♦はオリジナルテンセイ(50g台)、MAX FASTはオリジナルスピーダーNX40(40g台)が標準仕様。
ヘッドの設計自由度が増したことで、ヘッドはオーソドックスな形状に。パラダイムをテストした契約プロは飛距離や寛容性だけではなく「構えやすさ」も高評価。
パラダイム
やさしさ、飛距離、操作性に構えやすさも兼備
キャロウェイらしいボール初速の速さはそのままに、芯を外した時でも初速が落ちず、スピン量の変化も少なく、球の曲がりも少なくなります。打感はソフトで、落ち着いた音になりました。操作性もありますが、基本的には、直進性を生かして真っすぐ打つのがオススメ。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:FS2Sチタン、本体:8-1-1チタン、トライアクシャルカーボン、フォージドカーボン+ペリメーターウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/57度
●シャフト/ベンタスTR5 for Callaway(R、SR、S)他
●価格/9万6800円~
パラダイム♦♦♦
基本的にはハードヒッター向けでも、親しみやすさがUP
以前は限定生産だった♦♦♦がLSと統一されたようです。どちらも以前はかなりハードヒッター向けで、球のつかまりも高さも控えめでしたが、パラダイムでは、ロースピンでもニュートラルなつかまりと高さになり、ヘッドスピード44m/s以上あれば普通に使えるように感じます。
主なSPEC
●ヘッド体積/450cm³
●ヘッド素材/フェース:FS2Sチタン、本体:8-1-1チタン、トライアクシャルカーボン、フォージドカーボン+ウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/57度
●シャフト/テンセイ55for Callaway(SR、R)他
●価格/9万6800円~
パラダイムX
球のつかまりと高さがプラスされたモデル
ボール初速の速さ、スイートエリアの広さ、打感や飛距離はパラダイム同様ですが、球のつかまりと上がりやすさが増します。形状はヘッド幅が広く、後方の頂点はヒール寄りになります。球のつかまりでパラダイムかパラダイムXどちらにするか選ぶといいでしょう。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:FS2Sチタン、本体:8-1-1チタン、トライアクシャルカーボン、フォージドカーボン+ウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/60度
●シャフト/ベンタスTR5for Callaway(R、SR、S)他
●価格/9万6800円~
パラダイム MAX FAST
やさしく飛ばせるけれど満足感の高い軽量モデル
パラダイムシリーズの中で最も軽量のモデルです。軽くてヘッドスピードが上がり、オートマチックに球がつかまって上がって飛ぶ反面、自分が“打った”手ごたえがないのが多くの軽量モデルです。これに対して、軽いけれども、しっかり打って飛ばした感覚が得られる軽量です。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:FS2Sチタン、本体:8-1-1チタン、トライアクシャルカーボン、フォージドカーボン+ウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/59.5度
●シャフト/スピーダーNX40 for Callaway(R、SR、S)
●価格/9万6800円
初速のキャロウェイから飛距離のキャロウェイに進化
初代エピック以来、ボール初速の速さに優れるというのがキャロウェイのドライバーの特徴でしたが、球のつかまりやミスヒットに対する寛容性は、少しもの足りなさを感じていました。
パラダイムはこれが大幅に進化しています。高初速エリアが広くなり、球のつかまりも十分。4つのモデルから自分に合ったモデルを選べば、誰でもよりやさしく、よりコンスタントに飛距離が得られるラインアップになっています。打感、打音も向上しています。
TaylorMade ステルス2 シリーズ【2月17日発売】
カーボン比率を高めたステルス2。慣性モーメントと高初速エリアを拡大。カーボン比率拡大でも打球音も向上。
慣性モーメントの向上と、各部の設計変更で寛容性と飛距離をUP
一般的にはヘッドを構成するパーツの中でフェース部分が占める重量が一番重い。ステルスはこの部分をカーボンに置き換え軽くしたことで、ヘッドの重心や慣性モーメントの設計自由度が飛躍的に高まった。
ステルス2ではさらにカーボンを使用する部位を拡大して、余剰重量を絞り出して慣性モーメントの拡大を図り、ミスヒットに対する寛容性を向上させている。
同時に、フェースの偏肉パターンの見直しで、反発エリアを拡大し、ミスヒット時のボール初速の低減を防いでいる。また、モデル毎のウェイト配分の違い大きくしたことで、弾道特性の違いを大きくしたことも進化のポイントだ。
カーボン比率のUPで慣性モーメントが向上 フェースも進化して反発エリアが拡大
もはやカーボンを主体にチタンをコンポジットした構造
ネックとフェース周りだけがチタン製、その他はすべてカーボンで構成し、ウェイトはタングステン(Plusはスチール)となった。
重量配分の自由度が高まり、慣性モーメントが向上。さらに、フェースの肉厚設計の変更で反発エリアも拡大している。
ソールウェイトの位置とバックウェイトの重量をモデル毎に変化させることで、球のつかまりや打ち出し角をコントロール。HDはネックの長さまで変えている。
ステルス2、ステルス2HDはテンセイ RED TM5、ステルス2プラスはDiamana TM50を標準シャフトに採用。その他カスタムシャフトもラインアップしている。
ステルス2
適度なつかまり、芯の広さ、初速性能でストレートに飛ばせる
前作に比べて少し丸形になったことと、ヘッド後方のフチの赤いラインの効果で目標にスクエアに構えやすく感じます。初速が出やすく、スイートエリアも広い。ヘッドの直進性も高いのでミスヒットしてもストレートボールで大きな飛距離が得られます。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:カーボン、本体:9-1-1チタン、カーボン+ウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/56度
●シャフト/テンセイ RED TM50(R、SR、S)他
●価格/9万3500円~
ステルス2 HD
球のつかまりが大幅に向上!このモデルから試打してほしい
前作のHDと比べてかなり球のつかまりが強くなりました。アドレスでのフェース向きも少しフックで、インパクトゾーンでもフェースがターンしながら振り抜けるのでオートマチックに球がつかまって上がります。初速の速さは他のモデルと同様なのでラクに飛ばせます。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:カーボン、本体:9-1-1チタン、カーボン+ウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/58度
●シャフト/テンセイ RED TM50(R、S R、S)
●価格/9万3500円
ステルス2 プラス
上がり過ぎとつかまり過ぎを避けたいアスリート向きモデル
他の2モデルより球のつかまりと上がりやすさが控えめになりますが、前作のプラスよりは球の高さとつかまりは増しています。前作が超ハートヒッター向けなら、ステルス2プラスは普通のハードヒッター向けといった感じです。操作性も優れています。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:カーボン、本体:9-1-1チタン、カーボン+ウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/54度
●シャフト/Diamana TM50(R、SR、S)他
●価格/9万6800円~
これもまだまだNEWモデル!ステルスグローレ シリーズ グローレ Plus
オートマチックに飛ばせる軽量版ステルス
ステルス同様のカーボンフェースを搭載した「グローレ」です。ヘッドの構造もステルスとステルス2の中間になっています。軽量設計と専用シャフトのしなりで、素振りのように振るだけで、オートマチックに球をつかまえて、上げて、飛ばしてくれます。ラクに飛ばしたい人にオススメ。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:カーボン、本体:9-1-1チタン、カーボン、アルミ+ウェイト
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/58度(プラスは56度)
●シャフト/スピーダーNXfor TM(R、SR、S)
●価格/9万7900円(プラスは10万1200円)
ステルス2になって、3タイプの差が明確になった
前作より、打ち比べた時の3タイプの差が明確になりました。ステルス2プラス、ステルス2、ステルス2HDの順にスピン量は少しずつ多くなり、打ち出し角も高くなります。
また、ライ角もこの順にアップライトになってゆくので、球のつかまりも強くなって行きます。試打して選ぶ時はステルス2HD→ステルス2→ステルス2プラスの順に試打して、自分に合った球のつかまりで選ぶとよいでしょう。
Titleist TSR シリーズ
均整のとれた形状のヘッドに最新の機能性を搭載
プロが好む形状と打感の良さがタイトリストの魅力。それを犠牲にすることなく、最新の機能性を持たせているのがTSRシリーズ。弾道、操作性の異なる3つのタイプをラインアップ。
エアロダイナミックシェイプ
プロ・上級者好みの“顔”としながら空力特性を高めた設計。空気抵抗を軽減してヘッドスピードUPに貢献。
モデル別にフェースの肉厚を最適化
TSR2とTSR3にはフェース全体の肉厚差を精密に設計し高初速エリアを拡大するフェース設計を採用。
TR3はフェースセンターで最大のCT値、COR値が得られるフェース設計。
プロ・上級者好みのヘッド形状
以前は、機能重視のために“下膨れ”になったモデルもあったが、TSRではタイトリストらしい均整のとれた形状に仕上げられている。
TSR2
ソフトな弾道とクセのない顔ストレートに飛ばせるモデル
やや丸みを帯びた洋ナシ形状と球のつぶれ感のあるソフトな打感を持っています。直進性が高く、高初速、低スピンでストレートボールが打ちやすいモデルです。球の上がりやすさはほどほどなので、選ぶ時には十分に球が上がるロフトを選んでください。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/チタン
●ロフト/9、10度
●ライ角/58.5度
●シャフト/TSP111 50(SR、S)他
●価格/8万8000円~
TSR3
スピンコントロール性で高い操作性
高初速、低スピンで飛距離が出るタイプですが、TSR2より少しスピン量が多い分、球筋の操作性を持っています。自分の持ち球を生かしやすいモデルです。フェースセンターの飛距離性能が高いので打点が安定している人がさらに飛ばせるモデルです。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/チタン
●ロフト/9、10度
●ライ角/58.5度
●シャフト/TSP111 50(S)他
●価格/8万8000円~
TSR4
操作性に優れる430cm³に高初速&低スピンの飛び
430cm³のコンパクトなヘッドサイズなので、ヘッドコントロール性が高く、スイング中にヘッドターンが多い人に合うモデルです。ただし、低スピンで中弾道なので球の上がり過ぎを抑えたい人や、ヘッドスピードが速い人向きになります。ソフトな打感も魅力です。
主なSPEC
●ヘッド体積/430cm³
●ヘッド素材/チタン
●ロフト/9度
●ライ角/58.5度
●シャフト/TSP311 65(S)他
●価格/8万8000円~
PING G430 シリーズ
2年ぶりのモデルチェンジ 最新作は飛距離が進化
慣性モーメントの向上によるゴルフクラブの性能向上を続けて来たピン。最新作は多くのゴルファーに認められていた高い直進性に、飛距離性能をプラスして登場。
ミスヒット時のスピン量の変化を低減し安定した飛距離が得られる。
フェースの薄肉化で反発力UP。中心部は6%、周辺部は9%、前作より薄肉化し反発性能をUP。
ヘッド内部にサウンドリブを配置。不快な振動を抑え、心地よい打球音を生み出す。
3月2日発売予定 軽量仕様G430 HL
ヘッドスピード38m/s以下のゴルファー向けの軽量仕様。シャフト重量、ヘッド重量、シャフトのしなりでヘッドスピードが上がり、G430の反発性能と高い寛容性で自然と飛距離が伸びる。
G430 HL MAXとG430 HL SFTの2種をラインアップ。価格は9万3500円。
G430 MAX
G400から定評の直進性に飛距離をプラス
直進性の高さがピンのドライバーの特徴です。最新作となるG430もこの特性を引き継ぎながら、飛距離性能が大幅に向上しています。ミスヒットに強く、球の上がりやすさもつかまりも良好。多くの人がストレートボールで遠くに飛ばせるモデルです。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:T9Sプラス、本体:811チタン
●ロフト/9、10.5、12度
●ライ角/59.5度
●シャフト/ALTA J CB BLACK(R、SR、S)他
●価格/9万3500円~
G430 LST
ドローヒッターに適した球のつかまりと低スピンの飛び
LST(ロー・スピン・テクノロジー)の名前の通りロースピンモデルです。中弾道の強い球で飛距離が出ます。同時に球のつかまりはMAXより控えめになっていますから、ヘッドスピードの速いドローヒッターが安心して叩いて飛ばせるモデルです。
主なSPEC
●ヘッド体積/440cm³
●ヘッド素材/フェース:T9Sプラス、本体:811チタン、カーボン
●ロフト/9、10.5度
●ライ角/58度
●シャフト/ALTA J CB BLACK(R、SR、S)他
●価格/9万9000円~
G430 SFT
G430MAXの飛びと寛容性に球のつかまりをプラス
基本性能はG430MAXと同じですが、球のつかまりやすさが強化されています。G430シリーズを買う時はこのモデルから試打を始めて、球がつかまり過ぎるようなら、MAX、LSTと順に試打して、自分に合った球のつかまりが得られるものを選ぶといいでしょう。
主なSPEC
●ヘッド体積/460cm³
●ヘッド素材/フェース:T9Sプラス、本体:811チタン
●ロフト/10.5度
●ライ角/59.5度
●シャフト/ALTA J CB BLACK(R、SR、S)他
●価格/9万3500円~
テスター
高橋良明(たかはし よしあき)
1983年生まれ、39歳、東京都出身。2013年プロ入会。サザンヤードCC所属。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。現在はアマチュアのレッスンも行っている。
メーカー問い合わせ先
●アクシネット ジャパン
☎︎0120-935-325 https://www.titleist.co.jp/
●キャロウェイゴルフ
☎︎0120-300-147 https://www.callawaygolf.jp/
●テーラーメイド ゴルフ
☎︎0120-558-562 https://taylormadegolf.jp/
●ピンゴルフジャパン
☎︎048-437-6501 https://clubping.jp/




