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コーチ要らずでミート率がグンっとよくなるスイングの作り方

2023/02/27 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

ゴルフ練習場

ナイスショットをコンスタントに打つためには、ミート率を上げることが欠かせない。そしてミート率向上には再現性の高いスイングが必要。そこで「ミート率アップ!」「再現性アップ!」に役立つポイントを紹介。ぜひ試してみて!

撮影アングルが間違っていると、スイングの良し悪しを判断できない

野球やテニスなどと違い、ゴルフは相手の放ったボールを打ち返しません。自分のボールに触れられるのは自分だけ。かつ、打つのも自分だけです。

相手に対応する必要がないゴルフは、確実にミートできるスイングを身につけることがとても重要。さらに、そのスイングを何度も繰り返すことができる、いわゆる再現性の高さがナイスショットには必要不可欠です。

Q:ではミート率をアップさせ、再現性の高いスイングまでも手に入れるためにはどんなことをすればよいのでしょう?

A:答えは簡単。練習するときに必ず自分のスイング動画を撮ればよいのです。

このように言うと「けっこう、頻繁に撮ってるよ」という人も多いはず。練習場ではスマホのカメラをセットしてスイングを撮影している人をよく見かけますし、一緒に練習に来た友人に撮影してもらっている人を見かけることも多くなりました。

しかし、撮影するアングルが「?」と思わざるを得ない角度だったり、スイングごとにまちまちだったり、という人がとても多いのです。これでは撮ったスイングが良いのか悪いのか、判断ができません。

いつも同じ位置にカメラをセットし、決まったクラブで撮影することが大切

スイングを撮影するときのポイント

スイングを撮影するときは必ず以下のポイントを守りましょう。

● 後方から撮るときはカメラのレンズはグリップの高さで、なおかつグリップの真後ろ。

グリップの真下に目印となるツアースティックやクラブを置いて、その真後ろにセットすればいつも同じアングルで撮影できる。

スイング正面から

● 正面から撮るときもカメラのレンズはグリップの高さで、なおかつグリップの正面。

正面から撮るときも、後方から撮るときと要領は同じ。グリップの位置にボールを置いて、それを目印にすればOK。

● 自分とカメラの距離をいつも一定にし、ファインダー内いっぱいに撮影するのではなく、広めの画角で撮ること
このほうがアングルのズレによる見え方の誤差が少ない。

アイアンスイング

● スイングの基準となるアイアンを1本決めて、そのアイアンで撮る。

「今日は7番アイアンで撮ろう」「今日はPWで撮ろう」というように、その日の気分や調子で番手を変えるのではなく、基準となる番手でまずは撮影する(球数は何球でもOK)。アイアンの撮影が済んだらチェックし、問題がなければ基準となるフェアウェイウッドに持ち替えて撮影。

その後、チェック。最後にドライバーでの撮影に移る。基本的にスイングの基準となるクラブ3本を撮影し、その後は任意で好きなクラブの撮影をする。

基準となるクラブはアイアン、フェアウェイウッドと共にもっとも長い番手がおすすめ。その理由は短い番手だとよいスイングができるが、長い番手になると同じようにスイングすることができなくなることがほとんどだから。

また、長い番手が打てるようになると短い番手は必然的に打てるようになるから。「8番アイアンはいいんだけど、6番になるとちゃんと当たるかどうか不安…」。

このようなアマチュアは多いが、長い番手を基準にしておけばこういった不安はなくなる。

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シャフトプレーンとホーガンプレーンを基準にすれば、自分のスイングが見えてくる

撮影後のチェックポイントはたったの3つ。それを説明しましょう。

ここではもっとも一般的なアドレス時のシャフトプレーン(黄色の線)とホーガンプレーン(赤い線)が基準となります。

【バックスイングのチェックポイント】

バックスイングのチェックポイント

バックスイングでヘッドが赤い線の外側を通るほど、ダウンスイングはインサイドから下りやすくなる。

赤い線の上、または赤い線の外側を通る人

クラブヘッドが赤い線の上、もしくは赤い線の外側を通ってトップへ向かえばOKです。このようなバックスイングの人は、ヘッドを真っ直ぐに引くタイプで、ダウンスイングでクラブがインサイドから下りやすくなります。

赤い線の内側を通る人
ややインサイドに引いている人です。腕の動きを抑えてカラダ主体のバックスイングを意識している人は、ここを通る傾向があります。

ヘッドが黄色の線に近づいてしまうと、インサイドに引きすぎる傾向が強くなるため要注意です。

黄色の線の上、もしくは黄色の線の下側を通る人
インサイドに引きすぎです。カラダの動きではなく、手や腕を使ってバックスイングする人がこのタイプには多く、トップがクロスになり、ダウンスイングでクラブヘッドがアウトサイドから下りてきます。つまりカット打ちのスライサーによくみられるタイプです。

【トップのチェックポイント】

トップのチェックポイント

トップでシャフトがどの方向を指しているかチェック。右ならクロス、左ならレイドオフ、ターゲットラインと平行ならスクエア。

シャフトがターゲットラインより右を向いている人

これはクロストップです。クロストップは、手や腕を使ってバックスイングする人に多くみられます。

右打ちの場合、手や腕を主体にしてクラブを上げていくと右前腕が親指方向に回内、左前腕が小指方向に回外することでシャフトが右を指すケースがほとんどです。

クロストップのプロもいることから悪いわけではありませんが、一般的なアマチュアの場合、クロスしたクラブをダウンスイングの軌道に下ろす際に力みが生じたりして、理想のプレーンにクラブを乗せられないことがほとんどです。

シャフトがターゲットラインと平行になるスクエアか、ターゲットラインの左を指すレイドオフのほうが理想のプレーンに乗せやすい傾向があります。

【ダウンスイングのチェックポイント】

ダウンスイングのチェックポイント

まずは赤い線の下側をヘッドが通るように意識してスイングすることが大切で、その後、少しずつ三角形の中を通るようになる。

100切りを目指すレベルの人

黄色の線と赤い線で作られた三角形の中をグリップ、シャフト、ヘッドが通るようにスイングすることを目指しましょう。

これができるだけで極端なカット打ちがセーブでき、大きなスライスからは抜けられるでしょう。さらに、入射角が少しだけ緩やかになるためショット全体が安定してくるはずです。

ダウンスイングのチェックポイント

シャフトとヘッドが黄色の線の上を通るようにするには、胸を開かないでダウンスイングをすることが重要。

中級者以上の人

黄色の線の上をシャフトとヘッドが通るように練習をしてください。多くのプロはグリップも黄色の線の上を通りますが、一般的なアマチュアは、多少なりともダウンスイングで伸び上がってしまうことでグリップが浮いて、黄色の線より上を通ります。

こうなったとしてもシャフトとヘッドが黄色の線の上を通っていれば、目も当てられないような大きなミスショットにはならないでしょう。

また、ここを通るとフック系の弾道になることがほとんど。ドローボールを打ちたいのであれば、ここを通るスイングが必須になります。ただし黄色の線を意識しすぎるとシャフトが寝て、ヘッドが黄色の線の下側を通り、大きなフックボールに悩まされる心配が出てきます。

またヘッドが地面に近いところを通るため、人によってはダフりにつながることもあります。

ダウンスイングのチェックポイント

ここをシャフトとヘッドが通ればいわゆるフェードボールになることがほとんどで、逆球の心配も減少する。

シャフトとヘッドが黄色の線よりも上(赤い線方向)の人

せめて黄色の線と赤い線の中間をシャフトとヘッドが通るように、練習をしてください。

ここを通れば、ストレートから軽いスライスの弾道になることがほとんどです。軽いスライスとはいえ、「コスリ球」とは違うため飛距離も十分に出ます。

ちなみに、フェードが持ち球のプロはほとんどこの中間と右腕前腕の内側をシャフトとヘッドが通ります。

撮り方とチェックポイントが重要

撮影後のチェックポイントを3つ紹介しました。飽きることなく、この3つをチェックしていくことで、必ずスイングはよくなりミート率はもちろん再現性もアップします。

後方から動画を撮影してスイングの軌道をチェックし、理想のプレーンに近づけていくこの方法はセルフチェックにもっとも適していて、撮り方とチェックポイントさえ間違えなければコーチ要らずの方法です。

ぜひ試してください。

撮影した動画のチェックポイント

では最後に、正面から撮影した動画のチェックポイントを紹介します。

正面の動画は、スウェーの有無と頭の位置がブレていないかをチェックするだけでOK。つまり、この2つがきちんと維持できていればスイング軸がキープできるため、ダウンスイングの軌道が安定します。

正面から撮影した動画のチェックポイント
両足の外側に引いた緑の線から下半身がはみ出さないようにスイングする。
正面から撮影した動画のチェックポイント
スイング軸をキープするにはスエーを防ぐことが重要。頭の位置にも注意しよう。

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宮川岳也

宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。

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