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川﨑春花は、小柄な体型で飛距離はトップクラス!その秘訣は下半身の使い方「左のカベ」にあった

一流プロのドライバーのマネどころ

2023/03/28 ゴルフサプリ編集部

川﨑春花

川﨑春花(かわさき・はるか)2003年5月1日生まれ、京都府出身。158cm。2021年のプロテストに合格すると、2022年はステップ・アップ・ツアーで2勝をマークしてレギュラーツアーに昇格。さらにレギュラーツアーでも2勝して大ブレーク。村田製作所所属。

川﨑春花はプロ1年目の2022年に「日本女子プロゴルフ選手権」でのメジャータイトルを含む2勝をマーク。決して体が大きい選手ではないが、平均飛距離は243ヤードと女子ツアーでもトップクラス。飛ばせる秘密はどこにあるのか?

GOLF TODAY本誌 No.610 18〜21ページより
構成・文/野中真一
撮影/相田克己 圓岡紀夫

スリムな体型でも平均243ヤード!左足を斜めにすることで、「左のカベ」になる

左腰がスライドしないから、左足が斜めになる

川﨑春花スイング
ハーフウェイダウンのタイミング(写真4)で左足を踏み込んでいるから、腰を回して右足を蹴るタイミングとインパクトが合ってくる。

1年目から活躍できた要因はスイング中に軸がブレないことにあると思います。川﨑選手はバックスイングで体が右に動いて、フォローで左に行くという動きがありません。

だから、手の動きを使って調整したり、タイミングを合わせるということがないので、プレッシャーがかかった場面でもミスをしません。

左足を踏む→腰を回す→右足を蹴るのタイミングが完璧!

川﨑春花スイング

バックスイング(写真3、写真4)を見ても、手首のカタチは変えずに体の回転だけでトップを作っています。とても19歳とは思えない完成度の高いスイングです。

特に素晴らしいのはダウンスイングでの下半身の使い方。アマチュアだとどうしても左の腰が左足の真上までスライドしてしまうので、軸が動いてしまう。

川﨑春花スイング

川﨑選手はダウンスイングからインパクトでも軸が動かないので、左腰がスライドすることなく、その場で回っています。

インパクト前(写真5、写真6)では左腰が後ろ(背中側)に回っていますが、これは軸が動いていない証です。

川﨑春花スイング

連続写真で見ると左足を踏む(写真4)、左腰を回す(写真5)、右足を蹴り上げる(写真7)の順番が理想的です。

左足を踏み込んだときに、左腰がスライドしていると左足は真っすぐ上に伸びていますが、川﨑選手は左腰がスライドしないので左足が斜めになっています。

この姿勢で打てれば左のカベがしっかり効くので力強いスイングになると思います。

両ワキをギュッと締めて、ヒジから先の力感ゼロ!

飛距離だけでなく、2022年シーズンの川﨑はフェアウェイキープ率も74%と高かった。石井忍は脱力した上半身と、力強い下半身のギャップに飛んで、曲がらない理由があると分析する。

腕の力が抜けることで下半身リードに

川﨑春花スイング

試合中のスイングを見ても川﨑選手はバックスイングでは腕に余計な力が入っていません(写真3)。アマチュアの皆さんも、これだけ腕の力が抜けていれば手打ちになることはないでしょう。

腕の力を抜くときに大切なことは両ワキをギュッと締めること。アドレスした時にはバレーボールのレシーブをするときのように両腕を少し外旋(外側に回す)させておくと、ワキに適度な力が入ります。

両ワキに一定の力が入ることで、ヒジから先の力が抜けます。川﨑選手のアドレスからバックスイングを見ると、ワキに適度な力が入っているので腕と体の動きが同調していることがわかります。

川﨑選手はヒジから先は脱力していますが、下半身の動きは力強くて、左足を踏み込んだときに手元やヘッドの動きが少し遅れます(写真6)。このズレがあることで下半身リードのスイングで打てるのです。

テークバックでも両ワキは締めたまま

川﨑春花スイング

両ワキはアドレスだけでなく、テークバックでもしっかり締めていることで腕と上半身の動きが同調するスイングになる。

上半身の動きでクラブをコントロール

川﨑春花スイング

ヒジから先を脱力させていることで、上半身の動きだけでクラブをコントロールさせている。腕をヒネったり、手首を寝かせる動きは一切ない。

レイドオフからインサイドに下ろす

川﨑春花スイング

トップはレイドオフの姿勢。ダウンスイングではインサイドからヘッドを下ろしてボールをつかまえる。

両足ともカカトが浮くくらい蹴る

川﨑春花スイング

インパクトからフォロー(写真8、写真9)にかけては両足のカカトが浮くくらい強く蹴っている。




解説:石井 忍

石井忍

1974年8月27日生まれ。98年にプロ転向し、現在はツアープロからジュニアゴルファーまで幅広く指導。自身が主宰する「エースゴルフクラブ」を千葉、神保町に展開する。

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