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100切りゴルファーは必見!もうダフらない!「タメ」が解けない効果的な練習法とは

2023/03/26 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

ゴルフ練習場,スイング

「早く100を切りたいのにダフってばかりで困っています」。こんな人にぴったりの、練習場で簡単にできる練習法を教えましょう!

素振りのとき、ボールの先のマットを叩くのはOK

スライスと並び、ダフりは100切りを目指すゴルファーにとっての関門です。ここをそれなりにでも通過することができれば目標にグッと近づく、または突破できるものです。

それはわかっているもののなかなか克服できないのがダフりで、練習場ではたくさんのゴルファーが「ドスっ、ドスっ」とマットを叩いたり、擦ったりしています。

なかには素振りのときにマットを叩いたり、擦ったりしている人もいます。このような素振りを繰り返しているとヘッドがボールの手前に入るイメージがついてしまい、さらにダフりを悪化させます。

素振りでマットを叩くなら、ボールの位置よりも先(飛球線方向)のマットを叩くように意識しましょう。これなら、最下点を過ぎてから地面にあたるイメージを持てるようになります。

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100切りレベルは「タメ」が解けてダフる人が多い

ダウンスイングでカラダの左サイドが伸び上がって右肩が下がる、右足に体重が残りスイング軸が右に傾いてしまうなど、ダフる要因はさまざまです。その中でも、100切りレベルのゴルファーはダウンスイングで「タメ」が解けてダフる、というタイプがとても多いものです。

なぜ解けるのかというと、"ボールを打ちたい"、"ボールを叩きたい"という意識があるからです。棒状の物で何かを叩くとき、右手首を甲側に折ったまま、という人はまずいません。それと同じです。

つまり、この意識をなくすことができれば「タメ」が解けにくくなるのですが、意識していても一般的なアマチュアゴルファーではそれができずボールを打つ、ボールを叩くといった動きが出てしまうもの。

学習の4段階でいうところの「有意識無能」といえます。

9時の位置からフィニッシュまで振り切ろう

意識だけではなかなか身につかない「タメ」の維持ですが、コンパクトなトップからフィニッシュまで振り切るという練習を繰り返すと維持する感覚がつかめるようになります。

●「タメ」の維持の練習方法
トップの位置を9時にして、その位置からフィニッシュまでしっかりスイングして振り切るだけ

注意点は、決して腕や手で振らないこと。下半身の動きでスイングするようにします。脚や腰の動きで腕とクラブを引っ張るイメージを持つといいでしょう。

このイメージだと右手首は甲側、左手首は手のひら側に折れた状態をインパクトまでキープできます。そして結果的に「タメ」が解けないハンドファーストインパクトになります。

脚と腰で引っ張るイメージが希薄になって腕や手を使ってしまうと、必ずといっていいほど「タメ」が解け、ボールの手前にヘッドが落ちます。

また、ハンドファーストでインパクトしたい意識が強くなると、グリップが飛球線方向に流れてフェースが開き、シャンクしやすくなります。

ウェイトシフトが苦手なら左脚体重のアドレスで練習しよう

ゴルフ練習場,アドレス

ダウンスイングで左脚へのウェイトシフトがうまくできず、右脚に残ってしまう人もとても多いものです。空振りに近い大ダフりをする時はたいていこの症状と、「タメ」が解ける症状が組み合わさっています。

ウェイトシフトがうまくできない人は、先ほど説明した練習をする時に、左脚体重でアドレスして打つようにしてください。オススメは左脚7割、右脚3割です。

この体重配分から脚腰で腕とクラブを引っ張るように動かせば、左脚へ加重した状態のインパクト感覚がつかめるでしょう。注意することは、バックスイングした時に右脚にウェイトを移さないことです。

宮川岳也

宮川岳也(みやかわ たけや)
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。

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