ドライバーの飛距離が伸びない…と諦めるのは早い!シングルプレーヤーが60m/s越えを達成した方法とは
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
ドライバーの飛距離をあと少し伸ばしたい、と思っているアマチュアゴルファーは多いと思います。飛距離の3要素を最適化すれば、飛距離アップは可能です!ヘッドスピードをアップさせたり、ドライバーやボールを見直したりすれば、さらに効果的です。
飛距離の3要素を知っていますか?
ドライバーの飛距離をもっと伸ばしたいと思ったこと、ゴルファーであれば必ずありますよね。
ドライバーが飛ぶだけで、ゴルフ仲間から見られる目が変わります。ドライバーが飛べばセカンド以降で持つクラブが変わりますし、ロングホールで2オンを狙えることもあるので、スコアアップにつながる可能性が高まるのです。
では、ドライバーの飛距離を伸ばすには何を変える必要があるのでしょうか?
ドライバーの飛距離の3要素は下記の通りです。
<ドライバーの飛距離の3要素>
● ボールスピード
● 打ち出し角
● バックスピン量
プロゴルファーは、トラックマン等の弾道測定器を使って上記の3要素を最適化することで、ドライバーの飛距離を伸ばしています。アマチュアゴルファーが弾道測定器でデータ計測をする機会は限られますが、これらの3要素を最適化することができれば、ドライバーの飛距離アップを実現することは可能です!
ボールスピードの速さによって、適切な打ち出し角とバックスピン量は変わります。ボールスピードは現状のまま、打ち出し角とバックスピン量を最適化することもできます。さらに飛距離を伸ばしたいのであれば、ボールスピードをアップさせたうえで、適切な打ち出し角とバックスピン量にすることもできます。
打ち出し角とバックスピン量の最適化のためには弾道測定器を使ってデータを計測する必要があります。練習ボールよりもコースでいつも使っているゴルフボールで計測する必要もありますので、弾道測定器のあるインドア練習場でレッスンプロに相談してみてください。
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ヘッドスピードとミート率のどちらを上げるべきか?
ドライバーの飛距離アップにはヘッドスピードとミート率のどちらが重要かという記事をよく見かけますが、実はどちらも飛距離の3要素に入っていません。ボールスピードの構成要素が、ヘッドスピードとミート率だからです。
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トラックマン等の弾道測定器はボールスピードとヘッドスピードを測定し、「ミート率=ボールスピード÷ヘッドスピード」で計算されています。あくまで私見ですが、ミート率を変えるのは難しいので、ボールスピードを上げるにはヘッドスピードを上げるほうが簡単だと思います。
例えば…
● ヘッドスピード40m/sのゴルファーがミート率1.35で打った場合のドライバーの飛距離の試算
ボールスピード54m/s(ヘッドスピード40m/s×ミート率1.35)×4=216ヤード
● 同じヘッドスピードでミート率を1.40にアップさせることができた場合の飛距離
ボールスピード56m/s(ヘッドスピード40m/s×ミート率1.40)×4=224ヤード
● ヘッドスピード45m/sにアップさせて、ミート率が1.30の場合の飛距離
ボールスピード58.5m/s(ヘッドスピード45m/s×ミート率1.30)×4=234ヤード
(ヘッドスピードがアップするとミート率が低下するといわれているので…)
ミート率を1.40に上げるよりも、ヘッドスピードを45m/sに上げたほうが、結果的に飛距離アップが期待できます。私見ですが、ミート率を1.35から1.40に上げる方法はあまり確立されていませんし、アマチュアゴルファーなのでコンスタントにミート率1.40で打てるわけでもありません。
一方で、ヘッドスピードを40m/sから45m/sに上げることはそれほど難しくありません。そう考えると、ボールスピードを上げるためにはヘッドスピードを上げたほうが近道だと考えられます。
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