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「チャットGPT」にゴルフの悩みを相談したら、思った以上に仕事のできるヤツだった!もうレッスン書はいらない!?

ゴルフのことなら何でも教えてくれるチャットGPT

2023/06/24 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

ゴルフ場,ティーショット

AIへの依存が高くなる昨今。その中で、チャットGPTの注目度もますます高くなっています。このチャットGPT、ゴルフでも活用できるのか?さっそく、いろいろな質問をぶつけてみたところ…。

登録さえすれば無料で利用できる手軽さも魅力

今、巷で話題になっているチャットGPT「ゴルフでも活用できるんじゃないの?」という話もチラホラ。その真偽をお伝えする前に、「チャットGPTのことがいまいちよく分らない」という人のために、簡単に説明をしておきましょう。

チャットGPTとは、こちらがした質問に対して、まるで人間のようにAIが答えてくれるチャットサービス

例えば、パソコンの調子が悪くなったときにメーカーのサイトを開くと、「チャットでお答えします」という感じで、質問に対して答えてくれますよね。あのようなものだと思っていただければ何となく分かるのではないでしょうか。

とにかく、こちらが聞きたいことを打ち込めば、どんな質問にでもすぐに答えてくれるのです。さらにこのチャットGPTの魅力は、登録さえすれば無料で利用できる点です。登録に必要な情報はメールアドレスだけなので、とてもお手軽です。

役立つかどうかは別として、どんな質問にも答えてくれる

問題は、これがゴルファーの強い味方になるかどうかという点。私の個人的な感想ですが、思った以上に仕事のできるヤツでした。

「スライスを直したい」という質問

チャットGPT,ゴルフ,スライス

「グリップを確認する」「スイングプレーンを意識する」「ボールの位置を調整する」「ボディターンを強化する」「レッスンを受ける」という5つのポイントを教えてくれました。

「朝イチのショットを成功させたい」という質問

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「ウォームアップ」「クラブの選択」「プリショットルーティン」「インパクトの意識」「自信を持つ」「練習」の6つが大事だということを、それぞれ詳しい内容付きで説明してくれました。そして文章の最後には、「準備をしっかりと行い、自信を持って振ることで成功への道が開けるでしょう」といったアドバイスもしてくれました。

「オーガスタナショナルの攻略法を教えて」という質問

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「ドライバーは飛距離より正確性重視」、「グリーンは複雑なのでよみをしっかりと」などのアドバイスのあと、「最終的には、オーガスタナショナルの攻略法はプレーヤーによって異なることを覚えておいてください。自身のスキルや経験に合わせて戦略を立て、コースを楽しむことが重要です」という言葉をおくられました。

ちなみにゴルフコースに関しては、「そのコースの情報はありません」というところもあったのでお伝えしておきます。

今さら人に聞けないワードも、チャットGPTなら即回答

チャットGPT

そのほか、「左足下がりの打ち方を教えて」「左足下がりの打ち方を教えて」といった質問もしてみたのですが、どんな質問にも10秒足らずで返答。しかも、日本語が比較的読みやすく、ひと昔前の翻訳機のように、首をかしげるような表現もほとんどありませんでした。

チャットGPT,ゴルフ,左足下がりの打ち方を教えて,左足下がりの打ち方を教えて

もちろん相手がAIということで一般論的な答えが多く、例えば「○○選手の強さの秘密を教えて」という質問を何人かの選手をピックアップしてやってみたのですが、回答はほぼ同じで、その辺りの情報量は少ないようです。ただ、数少ない情報から何とか答えをひねり出そうとする健気さ(?)を感じました。

レッスン書などを読んでいて分からない単語が出てくれば、チャットGPTに聴いてみると「ボールストライキング」や「地面反力」、「トータルドライビングの計算方法」なども言葉を打ち込むだけできちんと教えてくれるので、そういった使い方もできますね。

チャットGPT,ゴルフ,ボールストライキング,地面反力
チャットGPT,ゴルフ,トータルドライビングの計算方法

このチャットGPTが、ゴルファーの上達やスコアメイクに役立つかどうかはまだ何ともいえませんが、少なくともためになる知識を豊富に持っているのは確かだし、今後さらに賢くなる可能性もあるとか。読み物としてもそれなりに楽しめるので、一度覗いてみてはいかがですか?

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文・真鍋雅彦(まなべ・まさひこ)

真鍋雅彦

1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。
1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。

ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。

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