全身ブラックなのに、ホワイトホットなオデッセイのブランニューパターを発見!
29日に開幕する長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ(ザ・ノースカントリーゴルフクラブ/7178ヤード・パー72)。5連戦ながらも火曜日から多くの選手がコース入り。朝早くからラウンドやレンジ、パッティンググリーンでの練習に勤しんでいた。また、この試合で連戦がひと段落ということでメーカーのレップも大忙し。そこで見つけたギアについてレポートしよう。
撮影/相田克己
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ホワイトホットの性能にさらなる上積みを図ったプロトタイプ
練習日のパッティンググリーンで黒塗りヘッドのパター群を見つけた。選手にとっても注目の的らしく、グリーンに上ってくるや代わる代わる手に取り、すかさずボールを転がしている。
選手のやり取りに聞き耳を立ててみると、その第一印象はおおむね「カッコいいね!」、「マットブラック、シブいね」、「どっしり感があって構えやすい」といったもの。「すぐ使いたいから持っていっていいですか?」という声も少なからずあった。
パターの正体はオデッセイのニューモデル、ホワイトホット・ブラック・シリーズ。「ホワイトホットなのにブラック? なら、ブラックホットじゃね?」と言いたくなるところだが、オデッセイのツアーレップ・中島申隆さんによると、ホワイトホットの高性能を継承しつつ、高級感をまとわせ構えやすさや転がりの良さ、ミスヒットへの寛容性がアップしているとのこと。従来の信頼感にさらなる上積みを図った一押しのプロトタイプモデルだという。
黒いインサート、シャフトは「レッド×ブラック」のストロークラボ
細部をよく見るとホワイトホットの象徴とも言えるフェースインサートが黒い。ボディはもちろん、ストロークラボ・シャフトも先部分のメタルがブラック仕上げになり全体的に重厚感がある。
また、白いフェースインサートの従来モデルと並べて構えてみると、ホワイトバージョンはロフトがあるように見えるのに対し、ブラックバージョンはロフトがきわだって見えない。その分フェースのスクエア感が増し、目標に対してスクエアに構えやすくなっている。シャフトの先部分が黒いところも光の反射を抑えてくれるなど、細部へのこだわりも抜かりなし。高級感のみならず実戦面でもかなり期待できそうだ。
慣性モーメントのアップでミスに対する寛容度がさらにアップ!
「プロからは、“ヘッドが引き締まって見えて構えやすい”、“打感が硬めで弾きがいい”といった印象をいただいています。従来モデルよりもトゥ、ヒール側に重心を配分したことで双方の慣性モーメントが大きくなりミスヒットに強い作りになっています。初速もアップしているので、より転がりのいい球が打てますよ」(中島さん)
トーナメント会場には13種類のヘッドと、それぞれに形状の異なるネックのモデルが用意されていた。市販される種類はこれより少なくなるかもしれないが間違いなく人気になりそう。漆黒のヘッドカバーも好評だ。
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