デカいコアの“デカ飛びボール”!ブリヂストン「NEW TOUR B JGR」を打ってみた!
編集部員3名がコースでドライバーからパターまで徹底試打【PR】
デビューするやいなやディスタンス系ボールにおいて確固たる地位を築いたブリヂストンの「TOUR B JGR」ボール。2018年の初代から二代にわたってバージョンアップしてきたが、この夏ついに三代目が登場した。何でも自慢のマッスルコアをさらにパンプアップさせたとか。ということで、その飛距離モンスターぶりを体験すべく、ギアにうるさい編集部員がよってたかって打ってみた!
撮影/相田克己 取材協力/千葉セントラルゴルフクラブ
ブリヂストンゴルフの新「JGRボール」は感動モノ!飛距離をもっと伸ばしたいって人、ゴルフが変わります
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。 ゴルフボールにはいろいろなものがありますが、大きく...
インパクトのエネルギーを飛距離につなげる「タメと弾きの効率インパクト」
「NEW TOUR B JGR」最大の特徴は新開発の「BIGマッスルコア」。ボールのコア部分を強靭な筋肉に例えたマッスルコアは、初代のモデルから「TOUR B JGR」の代名詞的存在となっているが、今作はさらにそれが“パンプアップ”され、JGR史上最大の容量になった。
同時にコアの表面付近をより硬く、中心部をより軟らかくもしているという。これによりインパクトで軟らかい中心部が効率よくつぶれながら“筋肉(マッスルコア)”にパワーを溜めるやいなや、硬い表面付近が強靭なバネが跳ねるように復元。インパクトで“タメ”を作り、素早く復元して弾き飛ぶ理想的なディルタンス系ボールになった。
早い話、通常ボールは大きくつぶれるほど元の形に戻るのに時間がかかるが「NEW TOUR B JGR」はその時間が極端に短いというわけ。結果、従来モデルに比べて弾く力が強まりインパクトのエネルギーを飛距離につなげる「効率インパクト」の実現に成功。さらなる“デカ飛び”を実現したのである。
●BIGマッスルコアテクノロジー
新開発の「BIGマッスルコア」とはJGR史上最大容量に設計したデカいコアのこと。①コア中心部をより軟らかくすることで、インパクトの瞬間にボールがしっかりつぶれて「タメ」が作られる。②コアの表面付近をより硬くすることで、強靭なバネのような素早さで復元。最大限の「弾き」を生み出す。この二段階で、さらなる「デカ・飛び」を追求した。
「NEW TOUR B JGR」を編集部員が試打!打ったのはこの3人
◾︎40代・編集部員K(写真左)
「アイアンは飛ぶのにドライバーが飛ばないスライサー」
⚫️ヘッドスピード:40m/s⚫️ドライバー平均飛距離:220ヤード⚫️アイアン(#7)飛距離:155ヤード
◾︎20代・編集部員M(写真中)
「打点が定まらないけど当たるとけっこう飛ぶゴルフ女子」
⚫️ヘッドスピード:31m/s⚫️ドライバー平均飛距離:170ヤード⚫️アイアン(#7)飛距離:110ヤード
◾︎60代・編集部員O(写真右)
「まだまだ元気。器用に球を打ちこなす還暦おじさん」
⚫️ヘッドスピード:40m/s⚫️ドライバー平均飛距離:230ヤード⚫️アイアン(#7)飛距離:150ヤード
試打の方法
試打は1ホールを使い、ドライバー、アイアン(9番)、ウエッジ、パターの順にそれぞれ芯に当たる感覚を得るまで打った。
注目を集める宿命の三代目「JGR ボール」をいち早く打って、歴史を変える飛距離性能で日本一になると確信した!!
デカ飛びマッスル!! 新「JGR ボール」は、さらに飛ぶようになったのか?コースに持ち込んで試打した様子をレポートする。 ...
ドライバー/気持ちいい打感、低スピンなのにボールが上がって飛距離アップ
K 僕は普段はもっぱらツアーBのXを使っていますが、ドライバーが飛ばないので一代前のJGRも併用してきました。実はこの試打企画の前にNEW TOUR B JGRでラウンドしたんですけど、その時にドライバーショットがいつもより10ヤードくらい飛んでいたんです。
M えー、10ヤードも!
K 一緒に回った人とも話したんですが、ボール初速が速くて最高到達点に行く前にグィーンと伸びる感じがした。
キャリーで200ヤード以上打たないとバンカーに入っちゃうホールで、楽々バンカーを越していったのでビックリ。ボールの高さが出てキャリーが伸びたんでしょうね。
O 僕は普段はツアーBのXSを使っているけど、打ってみるとそれよりは打ち出しがちょっと高めだった。でもスピン量は減っている感じがしたので飛びの要素は確実に増えている。あと、サイドスピンも減っている感じがあるので思ったほど曲がらない。
M 曲がらないぶん飛ぶんですね。
O うん。それとJGRはディスタンス系だけど、ドライバーについてはインパクトでボールがつぶれる感じがあるよね。この感じは普段使っているボールとあまり変わらないので、ドライバーの打感は結構軟らかい。でも弾き感はJGRの方が断然強い。
M 私はそもそも“JGR推し”で他のボールより飛ぶ印象があってずっと使っていたんです。ドライバーで当たるとランを入れて200ヤードくらい行ったので「これはいい!」と思って。打ってみたら新しいJGRも同じように飛びました。でもちょっと違うのは打感。前作より打感が気持ちいいんです。そもそも硬い感じはしないボールでしたけど、ソフトすぎず、しっかり当たって真っすぐきれいに飛んでくれるドライバーショットが打てました。
K 確かにインパクトでつぶれる感じがあるから打感は気持ちいい。
O いまはディスタンス系ボールの方が軟らかいからね。コンプレッションを測ると数値が低いから、ドライバーのようにヘッドスピードが速いクラブほどボールがつぶれて軟らかい感じが強くなる。
K コアがより大きくなったぶん大きくつぶれて復元力も強い。ブニョッとつぶれてから弾かれて飛んでいくんでしょうね。
アイアン/打球の高さも初速も安定。ディスタンス系にはない絶妙なバランス
K 僕は9番アイアンだとキャリーで110ヤード前後、トータルで120ヤードくらいですがJGRはキャリーで125ヤード。明らかに飛びました。1番手キャリーが違うからゴルフがすごく楽になりそうです。打球の高さも出て止まりやすい。グリーンを狙える安心感が、他のディスタンス系ボールとは一線を画していると思いました。
M 私はミスヒットもありましたが、同じ方向にしっかり球が上がって飛んでくれるイメージでした。ドライバーと同様で打感もソフトすぎなくて気持ちよかった。
O 打感はドライバーよりつぶれ感が減るけれど「カチン!」という硬さはないよね。ちょっと下めに当たって左に飛んだボールもあったけど、落ちたところは大して変わらない。イメージだとグリーンの左に行った感じでも、その半分くらいしか曲がっていなかった。当たりが薄くても同様で、芯を食った時と比べても2~3メートルくらいしかズレがない。当たりが薄くても高さが出てくれて初速もそんなに落ちていないんだよね。9番だとちょっと下に当たった時にすごく飛んじゃうことがあるでしょ。ディスタンスタイプのボールは特に。でもこのJGRはそれがない。
K ショートアイアンではディスタンス系のイメージじゃなくバランスよく飛ぶボールって感じですよね。
ウェッジ/ピッチ&ランでオーソドクスに寄せたい人にはうってつけ
O アプローチはすごくいい。もはやディスタンス系の「カツン!」という感じは全くないし、フェースを滑って上に抜けることもなくて、ボールがちゃんとフェースに乗る。結構スピンも入って、ファーストバウンドでスピンがかかるのがよくわかった。
K 僕もアプローチは打ちやすかった。適度にスピンが入るからイメージ通りのキャリーが打てるし、ランの距離も合いやすい。本当はもっとランは短いのかもしれないけれど、自分のイメージには合いました。アプローチではスピン性能が取り沙汰されますけど、やたらスピンが入るボールよりずっと距離が合いやすいと思います。
O 低いボールでキュッと止める人にはスピンが入らない印象かもしれないけど、ピッチ&ランでオーソドクスに寄せたい人にはちょうどいいと思う。
M そうそう、ピッチ&ランで寄せやすいですよね。球がフェースに吸い付いて飛んでくれる感じがしました。アプローチでも打感が柔らかくて気持ちよく打てた。そのせいで距離感が合ったのか、方向はちょっとバラけてもタテの距離はバラけませんでした。
O そうだよね。打感が結構軟らかくて初速があまり出ない。意外と飛ばないので、ちゃんと振れるぶんキャリーをコントロールしやすい面があるんじゃないかな。飛んじゃうとキャリーを合わせるのが難しいけど、ちゃんと振れるから距離が合う。アプローチだとJGRの良さが打感だけにフィードバックされ、いい意味で弾き感が消える。
M 芯に当たらなくてもグリーンに乗らないってことはなさそうで、これは女子には嬉しいですよね。
パター/ちょっと多めに転がる感じは打ち切れない人の強い味方
M パターもタッチが合いやすいです。入れごろ外しごろの3メートルくらいがパカパカ入っちゃいました。打感のせいなのかな、当たりが硬すぎず軟らかすぎずで、芯に当たった時の感じが好みに合っています。打感だけでこれだけタッチが変わるのはちょっと驚き。軟らかすぎても硬すぎてもダメなんですね。
K 僕はショートすることが多いんですが、いつもの感じで打ったらOKの距離まで行ったので「いいかも」と思えました。いま使っているボールより転がるということですよね。自分が打ち切れない部分をカバーしてくれるので、僕みたいにショートしてばかりの人は使ってみる価値があると思います。いつもと同じように打てば寄るわけですし、入る可能性も上がるわけですから。もちろん転がるからといって打感が硬いわけじゃないので違和感はない。ロングパットも悪くなかったです。
O 打感はかなり軟らかいね。どんなボールか知らずに打ったら、たぶんウレタンカバーと見分けがつかない。少なくともディスタンス系とは思えないね。でも、わずかに弾く感じはある。そのぶん球足は伸びるけど、それでもラウンド前の練習でタッチをつかめる程度。ウレタンカバーのスピンタイプのボールよりはちょっと伸びる。
僕の感覚だと4メートルのパットで30センチ伸びるかな。いずれにしてそれくらいなので感覚的に全く違うわけではないです。むしろ普段硬い2ピースを使っている人が打ったら軟らかすぎると感じるかも知れないくらい軟らかい。でも使ってみるとタッチが合うから感覚さえ馴染めば武器になる。
結論:ヘッドスピード40m/s前後のアベレージゴルファーは絶対試すべし!
M 私はJGRの性能だけでなく、カラーリングも好きなんです。女子には赤とかピンクが人気ですが、その手のボールって性能がイマイチなのが多いんですよね。色で選ぶとどうしても物足りない。でもJGRはそれ系のボールでも性能がいいじゃないですか。赤も意外と見やすくて失くさないし。その意味でもJGRの良さを再認識しました。
K 新しいJGRはヘッドスピードが40m/s前後でのアベレージ系の僕みたいなゴルファーにはちょうどいいボールなんだと思いました。どんなゴルファーにいいかという方向性がとても明確でアベレージゴルファーのためのボールとしてイメージされている。ドライバーは飛んでくれて、アイアンはボールが上がる、アプローチはスピンがかかりすぎずに止まるから、決して飛距離が欲しいだけの人のボールではない。スコアアップしたい人が気持ちよく使えてサポートしてもらえるような性能だと感じました。
O そうだね。もうディスタンス系という範疇で一括りにするのは難しいかもしれない。ヘッドスピードが低めの上級者でも使えそうだし、そうなるとJGRでステップアップできるゴルファーはたくさんいそうだよね。
新JGRボールは“カラバリ”が豊富なのも良いよね
●NEW TOUR B JGRボール
・3ピース/ディスタンスタイプ
・新配合BIGマッスルコア/HR-DRIVEインナーカバー/Neo BOOST POWERカバー/デルタウィング・ディンプル338
・価格/オープン価格
・カラー(写真左から)/ホワイト、パールホワイト、イエロー、パールピンク、マットレッド
・ナンバー/0、1、2、3、4、5、7、8
・日本製
・JGRボールスペシャルサイト
https://www.bs-golf.com/bs-products/bsg/jgr_ball/
・商品のお問い合わせ先/0120-116613(フリーコール)
受付時間:月~金 10:00~17:00(土日・祝日および指定定休日除く)
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