100切りしたいなら絶対やってみて！ボールの位置を変えるだけでダウンブローがマスターできるドリル

左足のツマ先の前にボール置いて、そのボールを打つドリルがおすすめ

重田プロ　「ダウンブローをマスターする方法やドリルはたくさんありますが、ボクは左足のツマ先の前にボールを置いて、それを打つドリルをおすすめします。

ボール位置がかなり左寄りなので、このボールを打つには左足へのウェートシフトが必要になります。そしてウェートシフトを行えば、自然とダウンブローでヒットできるようになるのです。

このドリルは練習場で簡単にできますし、ダフりに悩んでいる人にも効果的です。ぜひ試してほしいと思います」

注意点：ガマンが必要

重田プロ　「最後に注意点ですが、ハイハンデのアマチュアでパワーのない人やヘッドスピードが遅い人がダウンブローで打つと、ボールは低くなります。人によってはライナーやゴロになることもあります。

プロなどはパワーがあるので低く出たあと上がって行きますが、パワーがない人はなかなかそうはなりません。でもそれはある意味仕方がないこと。それを嫌がってしまうと、またすくい打ちに戻ってしまい、元の木阿弥です。ですので、弾道が低くなっても『今はダウンブローを覚えるとき！』と自分に言い聞かせ、少しガマンしましょう。

ダウンブローでヒットできるようになったのち、ロフトなりの弾道にするための練習に移行しましょう」

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文・宮川岳也（みやかわ たけや）
ゴルフ雑誌編集記者を経てフリーのゴルフライターに。レッスンやギアはもちろん、ゴルフの歴史などにも精通。また、無類のスイングマニアで、スイング理論が大好き。ここ数年は競技ゴルフに明け暮れ、毎日の練習を自らに課している。

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