グリーン周りの傾斜に対応できずダフったり、トップしてホームランが出たりするのをどうにかしたい!
連載 ゴルフお悩みレッスン「われらアマチュアお助け隊」【第56回】
巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!
ゴルフトゥデイ本誌616号/124〜127ページより
協力/東京ゴルフスタジオ 取材/平山 讓 撮影/鈴木教雄
今月のアマチュア、高橋春樹さんのお悩み
高橋春樹さんのお悩みは…
短い距離に自信が持てず至近距離からかなりスコアを損してしまっていて…
せっかくグリーン周りまで来てもいろんな傾斜に対応できずダフったり、トップしてホームランが出てしまったり
ゴルフ歴 | 45年 |
---|---|
平均スコア | 87 |
スポーツ歴 | 野球 |
好きなクラブ | パター |
ドライバー飛距離 | 210ヤード |
好きなプロ | 稲見萌寧プロ |
今月のお助け隊員/吉本 舞プロ
アプローチのお悩み、ワンポイントに絞って解決しましょう!
高橋春樹さん
よろしくお願いします!
高橋さんのアプローチを見てみましょう!
苦手意識からか、テークバックにもダウンスイングにも硬さが見られますね。ウェッジの特徴であるヘッドの「重さ」が利用できていない印象を受けます。
主な原因はココだ!!
手首を固めて上げているのでクラブヘッドが上がりきらず「重さ」を利用できずに手の力で下ろしていた。
インパクトでも手首を固めてしまい、「線」ではなく「点」になってしまっていた!
テークバックに硬さが見られクラブヘッドが上がっていない!
(写真左)ヘッドが上がりきらないと「重さ」が利用できず手の力で下ろすことに!
(写真右)手首を固めなければ自然と「重さ」でヘッドが落ちてくる!
インパクトで右腕とシャフトが一直線になってしまっている!
(写真左)手首を固めて右腕とクラブが一体化していてインパクトが「点」になってしまっている!
(写真右)手首を柔軟に使えれば右腕とクラブがくの字になりインパクトを「線」にできる!
ワンポイントレッスン
長い棒とクラブを重ねて、一緒に素振りをしてみましょう!
長い棒を体に触れさせず、フォローまで振ってみましょう!
ここをチェック!
【テークバックでは手首を柔らかく使い、ヘッドを高めに上げる!】
(写真左)手首を固めずにヘッドを高めに上げていけば
(写真右)ヘッドの「重さ」で自然と下りてきてくれる!
【長い棒が体に当たらなければ、自然とハンドファーストになる!】
(写真左)手首を固めて手の力で下ろすと長い棒が体に当たってしまう!
(写真右)長い棒を体に当てないよう手首を柔らかくフォロースルーへ!
さらに!ミス撲滅のための今回のドリル【台に右足乗せ素振り】
【カンタンな練習の繰り返しでミスを減らしましょう!】
右足を台に乗せて構えると、右腰が高くなり、短いアプローチでも手でしゃくり上げてしまうことなく、ダウンブローでとらえられます。ポイントとしては、アドレスで高くなった右腰の高さを、フォローまでキープすること。ミスが激減するダウンブローを習得できます!
お悩み解決!
Before
右腕とシャフトが一直線だったインパクトが…
After
ハンドファーストでインパクトが「点」から「線」に!
今回のお助け隊員
USLPGA資格を取得した本格派 楽しくわかりやすいレッスンを
吉本 舞
ゴルフの楽しさを伝えたいと、敏腕コーチ森守洋氏に師事。USLPGAの「ティーチング&クラブ・プロフェッショナル」を取得。現在は東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアをレッスン。理論的かつ丁寧でわかりやすい指導で大人気。Instagramにてウェアコーディネートなども更新中!
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