落ち葉の中に入ったボールを探していたら、気づかず蹴飛ばして動いてしまった…ペナルティになる?
もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話
落ち葉や木の枝が多くなる秋ゴルフでは、ロストボールのリスクが高くなります。ボールを探している時や落ち葉を取り除く際に関するルールも覚えて、スマートに秋ゴルフを楽しみましょう。
ロストボールのリスクが高まるので、とりあえず暫定球を打ちましょう!
暑かった夏も終わり、気持ちよくラウンドできる季節がやって来ました。ゴルフ場によっては、あちらこちらで紅葉を楽しむこともできます。でも、秋ゴルフで注意しないといけないのが落ち葉です。うっかり林の中に打ち込んでしまうと落ち葉だらけでボールがなかなか見つけられず、ロストボールになってしまうこともあります。
私がメンバーになっているコースで、林の中に入れてもあのエリアならだいたいボールが見つかるから大丈夫だと考えていても、実際に行くと落ち葉だらけでボールを探すのに時間がかかったり、結局見つけられずロストボールになってしまったりすることがよく起こります。それが、秋ゴルフです。
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プライベートのラウンドなら、ロストボールになっても特設ティがあれば前進4打でプレーしてもいいでしょう。特設ティがなければ、前進2打罰でフェアウェイとラフの境界線から2クラブレングス以内にドロップして、4打目でプレーしても構いません。
ただ、競技ゴルフではこれらの救済を受けることはできません。秋ゴルフで林に打ち込んでしまったら、最後までボールの行方を確認し、ボールがありそうなエリアを特定することが重要です。少しでもロストボールになるかもと思ったら、念には念を入れて暫定球を打っておくことをオススメします。ロストボールをきっかけにリズムが崩れて、スコアを乱してしまうことは本当によくあるので注意しましょう。
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落ち葉の中を探している時にボールが動いてしまったら、ペナルティになるの?
まずは、ボールを探している時に関するルールの問題です。
Q:林の落ち葉の中に入ったボールを探している時、ボールを蹴飛ばしてしまったり、ボールが動いてしまったりすることがあります。ボールが動いてしまうと1打罰でリプレースしなければなりませんが、この場合も1打罰のペナルティになるのでしょうか?
A:答えは無罰でリプレースです。ボールを探している、または確認しようとしている時に偶然ボールが動いてしまった場合には、元のボールがあった箇所に無罰でリプレースすることがルールで定められています。
その際、ボールが間違いなく落ち葉の下にあった場合でも、わざわざ落ち葉の下に戻す必要はありません。また、ボールを蹴ったり動かしてしまったりしたのがプレーヤーでも同伴者でも、同じ扱いです。
ボールが落ち葉の下にもぐってしまうことは、よくあります。林だけでなく、コース内の排水溝も落ち葉だらけになっていています。ボールが動いてしまった場合も無罰ですので、足やクラブを使って落ち葉の中を積極的に探しましょう。
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