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オデッセイ「Ai-ONE」パターを石井良介が最速試打レポート!ジョン・ラームも使っている『AI・樹脂フェース』

2023/11/14 ゴルフサプリ編集部

オデッセイ「Ai-ONE」パターのバックフェースとソールの窓はオデッセイの自信の表れ

Ai-ONEパター

「Ai-ONE」パターは「Ai-ONE #1」「Ai-ONE #7 CH」「Ai-ONE #7 S」「Ai-ONE DOUBLE WIDE DB」「Ai-ONE ROSSIE S」の5機種をラインナップ。#7についてはネック形状が異なる2つのバージョンが用意されている。目を引くのはブレードタイプのバックフェースとマレットタイプのソールに設けられたポリカーボネート製の窓。このウインドウを通してインサートの裏側に形成されたAI設計の複雑な隆起を見ることができる。

「ラインナップは順次拡大され、その中でツアープロもAiフェースに移行していくと思います。おそらく今年の一つの流れとしてラームだったりリッキー・ファウラーだったり、特定のプロが使っているモデルを出してきていると思うので、そういった流れを考えると、例えばトライホット5Kを使っている石川遼プロ、トライビームの上田桃子プロらにもメーカー側は絶対に使ってほしいはずですから、そんなモデルも限定で出るのかもしれません。

Ai-ONE,フェース

バックフェースとソールのスケルトンについてはちょっと驚き。メーカーさんは基本、ああいう企業秘密的な部分は見せたくないはずなのに今回はあえて見せていくれている。よほど自信があるんでしょうね。よく見ると、樹脂と金属ではインサート裏の凹凸の形が違って、しかも摩訶不思議な形をしている。おそらくAIが出した回答が違うんでしょうね。なぜこんな形なのかはAIしか知らないことで、僕にはなんとも言えませんが(笑)。

また、これはミルドフェースにも言えることで、もしかしたら僕だけの感覚かもしれませんが、今作はハンドファーストに構えやすい。持つとさりげなくハンドファーストになります。何年か前、ツアープロが“オデッセイのパターはハンドファーストで打つんだよ”、みたいなことを言っていたと思いますが、ハンドファースのまま構えたらインパクトでそこに戻りやすい感じがします。こんなところにもオデッセイ、あるいはキャロウェイさんのストーリーというか、DNAが刻み込まれているのかなという気がしますね」

Ai-ONE,パター,グリーン,石井良介

オーバーしがちなプレーヤーは「Ai-ONE」を試してみよう

では、アマチュアゴルファーはどんな点に気をつけてモデルを選べばいいのだろうか?

「アマチュアの方がセレクトする場合、まずは打感、打音で、そこは100%好みでOK。というより、譲ってはいけないところです。あとはアドレスして上から見た時の形状。大ぶりな感じがするのは樹脂で、シャープさを感じるのはミルドですが、これも感じ方に違いがあります。傾向的にはオーバーしがちなプレーヤーは、ちょうどいい感じの軟らかさのAi・樹脂フェースがいいでしょう。

トータル的にパターに助けてほしいと思うなら樹脂フェースをおすすめしますが、ここは難しいところで、ビギナーの方でも金属フェースの方がいい結果になる人もいます。こればかりは先入観や思い込みではなく、打ってみて好き嫌いを感じたり、見てカッコいいと思う、あるいは所有欲を感じられるモデルを何本かピックアップし、何発か打って、真っすぐ打ちやすいパターを選ぶのがいいと思います。

というのも、モデルによってはフェース面の開閉が小さいものもあるから。自分の真っすぐ感とパターが持っている真っすぐの感覚が合えば第一段階クリア。打ち出したい方向に打てるからこそ距離感の収束にもつながるので、まずは真っすぐです。

Ai-ONE #7 CH,Ai-ONE MILLED SEVEN T CH
左が「Ai-ONE #7 CH」、右が「Ai-ONE MILLED SEVEN T CH」。ミルドのほうが小さくデザインされている。

あとはボールスピードのコントロール性。打球のスピードが揃うと距離感は合ってくるので、芯を外した時でもボールスピードが落ちにくいAIフェースの特性は大きなメリット。その点における期待値は100点です。性能はもちろん、ヘッドのバリエーションを見てもユーザーの受け入れ態勢は万全。バリエーションは今後も増えていくでしょうから、必ずそれぞれに合ったものが見つかるでしょう」

グリーン上でプレーヤーにかかるストレスは大きい。それによって生じるミスをパターがカバーしてくれるのはありがたい限り。パターにとっては初の取り組みとなるAIフェースだが、エピックからパラダイムに至る過程でこのテクノロジーも着実に進化を遂げている。これをきっかけに、ますます道具によって得られるサポートは大きくなりそうだ。

オデッセイ「Ai-ONE・MILLED」パターを石井良介が最速試打レポート!AIフェースが生むトップレベルの打感と打音に高性能をプラス

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石井良介

石井良介
いしい・りょうすけ。1981年生まれ。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。

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