ゴルフ業界は社会貢献的活動を行っていても、あえて積極的にアピールをしようとしていない?
SDGsとゴルフ|第29回
「SDGs ゴルフ場」と検索すると、数多くのゴルフ場のWebサイトがヒットする。「SDGs ゴルフメーカー」や「SDGs ゴルフトーナメント」を検索しても、持続可能な未来への多様な取り組みが紹介されている。多くのゴルフ関連の企業、団体、イベントが、SDGsへの取り組みを実施している。
GOLF TODAY本誌 No.618/117ページより
SDGsに積極的に取り組むゴルフ関連企業・団体
ゴルフ関連企業のSDGs取り組みが増加中!
Googleで「SDGs ゴルフ場」と検索した結果。
正確なデータはないが、ゴルフ業界がSDGsに積極的に取り組む姿勢は、他の業界と比べても顕著ではないだろうか?
背景には、CSR(企業の社会的責任)を通じての企業イメージの向上や、世界的な目標であるSDGsへの参加をアピールすることで、より多くの関心を引き付ける狙いがあるかもしれない。
ゴルフがSDGsにさらに積極的に取り組むことで、ゴルフが社会貢献に一役買い、新たにゴルフに興味を持つ人が増えることで、さらなる社会貢献の好循環が生まれる可能性がある。
増加しているゴルフ業界の社会貢献事例
ゴルフは長い間、多岐にわたる社会貢献をしてきた
ほとんどのトーナメントで高校生以下は入場が無料。
ゴルフ界のSDGsへの取り組みは公表されているものだけが全てではない。
長年ゴルフ業界で取材の仕事をしていると、大々的にPRをしていないが、地域の子供たちに開放する取り組みを行っていたり、コミュニティへの貢献をしているゴルフ場の話などを多く耳にする。
最近Jリーグの鹿島アントラーズが来季から小学生以下を全試合無料にするニュースが話題となったが、ゴルフトーナメントでの子供(高校生以下)の入場無料は以前からの常識。
プロサッカーやプロバスケットでは、無料開放を「地域の子供たちへの貢献」としてSDGs活動としてアピールするところが増えているが、ゴルフトーナメントは以前から子供たちに無料での観戦を提供している。
日本人にとって謙虚は美徳と言われる。特にゴルフ業界には日本人的な方が多いのか、社会貢献的活動を行っていてもあえて積極的にアピールをしようとする方々が少ない。
業界を挙げてのPRも考えるべきか?
ゴルフ業界も、社会貢献活動をもっと効果的にアピールしていくべきではないか?特に素晴らしいことは、ゴルフ場、メーカー、ゴルフトーナメントなど、ゴルフの様々な分野でSDGs活動を行っていること。
一つ一つのアピールだけではなく、全体としてのPRができれば、より多くの方々に認知していただき協力者も増えることで、ゴルフ界の様々な方々が行おうとしている社会貢献活動の成果がさらに上がるはずだ。
オマケの楽しさを知ったら、冬ゴルフはやめられない!プレー料金だけじゃないお得なヨロコビとは?
ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作...
北村 収
1968年東京都生まれ。ゴルフ雑誌(ALBA)編集部、ゴルフダイジェスト・オンライン メディア部門に所属後、2011年に株式会社ナインバリューズを設立。ゴルフ分野を中心に、取材・執筆・編集からソーシャルメディア、web、Eコマースの企画運営まで総合プロデュースを手掛ける。
【2024年】キャディバッグおすすめ人気ランキング20選|選び方のポイントも解説!
2024年最新のキャディバッグおすすめ人気ランキングを発表!ゴルフ初心者・中級者はもちろん、上級者からも人気のキャディバ...
茨城県ゴルフ場おすすめ人気ランキング30選一覧|予約サイトも紹介
この記事では、ゴルファーから人気の茨城県のおすすめゴルフ場をランキング形式で紹介! 初心者が楽しく回れるカジュアル...
【2024】ゴルフスコア管理アプリおすすめ人気16選|無料・有料
この記事では、ゴルファーに人気のゴルフスコア管理アプリおすすめ16選を紹介! ゴルフ場でラウンドをするとき、あなたは...