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松山英樹の“カート道からウッドでそのまま打つ”トンデモ技を目の前で目撃!ナマ観戦は眼福が一杯

逆上がりできないティーチングプロのゴルフが上手くなる話|第51話

2023/11/15 ゴルフサプリ編集部 名取 確

石川遼

リカバリ―のイメージを出す石川遼

こんにちは。逆上がりのできないティーチングプロ 名取確(なとり・たしか)です。
10月19〜22日に行われた「ZOZO CHAMPIONSHIP」では、様々なスーパープレーを見ることができました。といっても、別に優勝に繋がるショットなわけでもなく、リカバリーショットだったりするのですが、まぁそれがすごい迫力だったのです。

調子の良い悪いは結構わかるもんです

ZOZO CHAMPIONSHIPには、普段見れないPGAの選手がいっぱい来ていました。やっぱりギャラリーが多いのは、松山組や石川組に集中している感じでしたので、なんとザンダー・シャウフェレの組なんて最前列で見れるし、前年優勝のキーガン・ブラッドリーや、前年2位に入った人気者のリッキー・ファウラーだってすぐそこです!

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その他にも魅力的な選手はいっぱいですし、目を見張るショットもありました!正直知らない選手でも、これは!と思わされるものがありましたよ。

まずは、3日目の1H。最終組の2つ前を回っていたJ.J.スポーン選手とエリック・コール選手。いずれもティショットはフェアウェイを捉えて残りは130ヤード程度。先に打ったスポーン選手は、よどみないスイングからきれいな高い弾道のアイアンショットでピンをデッドに捉えていて、ショットの調子良さを感じました。

その後に打ったエリック・コール選手は、全く違う球筋でピンを攻めます。低弾道のショットでさらに内側につけるスーパーショット。上から落とすのではなく、スピンを効かせた低弾道ショットで攻めるという技にかなりビックリしました!

それを意のままに操るのはかなり調子が良いはずだと思ったら、やっぱり伸ばして最終日最終組に入りましたね。

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特段目立たなかった成績の選手でも、マット・ウォレス選手のドライバーショットの下半身の安定感と軸のブレなさは、一般のゴルファーも真似した方がいいなと感じました。最近のPGAの選手は結構スイングの特徴が強い選手が多いのですが、彼のスイングはかなりスタンダードなタイプでしたね。

携帯の動画は撮り放題だったので、一応こちらにも掲載しておきます。

視界が松山英樹選手の背中とお尻で埋まる感覚

各選手の持ち球やその日の出球の傾向をウォッチしていれば、セカンドショット以降を目の前で見られるチャンスをつくることができます。まぁ選手からしたら、毎回フェアウェイど真ん中から打ちたいだろうから、観客のロープ近くやロープを越えたミスショットからのリカバリーを、周りを囲まれた中でやるのはそんなに気分良くはないと思うのですが…。

今回、練習場から明らかに右に球が抜けていた松山英樹選手の組について回った際には、フェアウェイ右サイドの300ヤード地点あたりでスタンバイしていれば間近で見れるかもなーと思って待ち構えていたら、まさにドライバーショットが右に抜けてボールが私のほうに!

ゴルフの球の弾道の想像がつくからよけられましたけど、イメージが付かない人は結構怖いだろうなあ(汗)…肝心のボールは恐らく観客に当たって、ラフではなくカート道に転がってしまいました。

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