「前進4打」は従わなきゃダメ?上達のための経験として、打ち直したいんだけど…
向上心と進行マナーを両立させるには
プレーファストを実践していれば、打ち直しができる可能性も
ただこの前進4打が、そもそもプレーファストを促進するために生まれたものだということを考えると、全く無視するわけにもいかなくなってきます。
というのも、2019年のルール改正では「準備ができた人から打ちましょう」「ピンを挿したままパッティングしてもOK」「ボールの捜索時間は3分まで」など、プレーファストのための改正が数多く盛り込まれたからです。そんな中で「私は谷を越えるまで打ちたい」というのは、他のプレーヤーの共感を得られないかもしれません。
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「ということは、やっぱり打ち直しはしてはいけないのか」
話がブレブレで申し訳ありませんが、結論をいうと「プレーファスト」を最優先するべきということになります。
前進4打同様、上昇志向の強いゴルファーからは、「ショートパットもOKではなく、最後まで打たせて欲しい」という声が聞こえてきますが、これもプレーファストを優先させるべき。「経験を積みたい」という気持ちは分かりますが、それがエチケット&マナーだと思ってください。
ただしゴルフ場が空いていて、しかも親しい仲間とのラウンドなら、他のプレーヤーの許しさえあれば「もう1回打たせて」(もちろん、OBになったときに限りますよ)や、「OKの距離だけど、打ってもいい?」というのはアリだと思います。
そういう許しをもらうためにも、常にプレーファストを心掛けましょう。アナタが迅速に動き、パーティーの先頭を歩くくらいプレーを先行させていれば、ティショットの打ち直しも、OKパットを打つことも快く認めてくれるはずです。
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文・真鍋雅彦(まなべ・まさひこ)
1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。
1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。
ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。
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