プロゴルファーの目線で「Ai SMOKE」の本当に驚いたところを伝えたい
石川遼の乾杯の挨拶からはじまったパーティは和やかなリラックスムード。キャロウェイと契約して12年目を迎えた石川遼は新製品をPRするときの本音を語ってくれました。
「どうしても新ドライバーの宣伝はプロゴルファーが出てきて『いままでより10ヤード飛びます』とかっていう感じになりがちですよね。それを10年続けてやってきたら、じゃ、今、何ヤード飛ぶの?って話じゃないですか(笑)。ルールとかもあるはずなのに。僕はそうじゃなくて、せっかくならプロゴルファーの目線で本当に驚いたところをメディアの皆さんやゴルファーに伝えることができればなと思っています」
―例えば、『パラダイム Ai SMOKE』は何に驚きましたか?
「やっぱり、まずはジェイルブレイクがなくなったことです。『あれがなくなって大丈夫なの!?』と思いました(笑)。僕は昨シーズン、『パラダイム』のドライバーを使いはじめてから、方向性が安定したという手応えがあります。シーズンを通してティショットにはかなり満足していました。ただ、キャロウェイの皆さんがいる前だと言いにくいのですが、あの2本の柱って柱の外で打ったときはどうなるの?飛ばなくなるんじゃないの?とも思っていました」
―プロでもジェイルブレイクの枠より、打点が外れることもあるんですか?
「全然あります。もともと、僕はドローヒッターなのでトゥ側の上めに外れることが多くて、そのときは右方向に突き抜けてしまうプッシュアウトが出てしまう。それを直したいと思っていたのですが、『Ai SMOKE』はトゥヒットしたときの曲がり幅が本当に少なくてフェアウェイに残ってくれた。これはテストをしたときに本当にすごいなと思いました。それと、試合ではあえてヒール側に当ててフェードを打つホールもあるのですが、普通のドライバーは10ヤードくらい飛距離が落ちますが、『Ai SMOKE』は飛距離ロスが少ない。2024年のドライバーはもう決まったなという感じです」
―ちなみにエースドライバーになりそうなのは?
「昨年はヘッドが小さい『パラダイム トリプルダイヤモンドS』(ヘッド体積420㎤)を使っていましたが、今シーズンは『Ai SMOKE トリプルダイヤモンド(ヘッド450㎤)』を使おうと思っています。ロフトは10.5度のヘッドですが、調整してマイナス1度にする予定です。シャフトは6S(ツアーAD TP)です。昔はもっと重くて硬いフレックスにしていましたが、それはバックスイングを速く上げていたからです。今は、ゆっくり上げているので6Sくらいのシャフトで十分です。チップカットしているので、普通のSよりは少し硬いです」
石川遼は、パーティ参加者のために用意されていたブースで、フェアウェイキープチャレンジにも挑戦。世界のトップ選手やトップコーチが使用する高性能弾道測定器『FULL SWING』で計測すると、ボールスピード171.9m/h(76.8m/s)、飛距離314ヤードを計測。このボールスピードについて石川は、
「今のも決してフェースのど真ん中に当たったわけではないのですが、昨年のシーズン中とほとんど同じボールスピードが出ていました。『Ai SMOKE』は飛ぶというよりも、ミスヒットしたときに飛ばなくならないのがすごいというのが本音です。僕たちプロも毎回、キャロウェイの新モデルを打つときはワクワクしているので、その感覚を皆さんにもお伝えしたいと思っております。キャロウェイの開発チームは本当にすごいなと思います」
毎年、性能の進化を感じていると語る石川遼。ちなみに32歳になった2023年シーズンの平均飛距離は301.45ヤードだったが、それは2008年のプロ入り以来最高の数字。「毎年、10ヤード飛びます」とPRはしたくないと語っていたが、平均飛距離の事実こそがドライバーが進化している証かもしれない。




