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コンペ初心者も幹事さんも必見!「ドラコン」「ニアピン」の正しい意味、教えます

知っているようで知らないゴルフ用語

2024/02/28 ゴルフサプリ編集部 真鍋雅彦

グリーンオンが絶対条件になることが多い”ニアピン”

ゴルフ場,ゴルフボール

一方ニアピン賞は、パー3のホールで「誰が1打目(ティショット)を最もピンに近づけたか」を競うコンテストです。

● ”近ければいい”というのではない
● ”グリーンに乗ったボールの中で”という条件が加わる

つまり、エッジから5メートルのところでもボールがあるのがカラーだったら、ニアピンにはならないということ。例えピンから10メートル離れていても、グリーンに乗っているボールで一番近ければそれがニアピンになるのです。

フラッグは誰が用意して誰が刺すの?

ニアピンの場合も、最初の組がフラッグを持ってスタートし、その組で最も近い人のボールの位置にフラッグを刺します。そしてそれ以降、フラッグよりも近くに運んだ人がいたらフラッグを刺し直します。誰も該当者がいなければ、グリーンの外にフラッグを刺しておきます。

ニアピン賞でごくたまに問題になるのが、ホールインワンがニアピンになるかどうかということ。実際にそういう場面に出くわしたことはありませんが、これはそのコンペの取り決めによります。

そもそもドラコンもニアピンも正式なルールがあるわけではなく、コンペの主催者や幹事さんが、そのコンペ独自の取り決めを作るもの。先ほど紹介した、ドラコンのフェアウェイ縛りも、コンペによっては「ファーストカットまでOK」というケースもあるし、またその逆のケースとして、ニアピンでは最も近くに寄せてもそのホールでボギーを叩いたら権利は消失するという“パー縛り”が設けられている場合もあります。

コンペ初心者だと、「どちらも私には関係ないかも」と思われるかもしれませんが、何が起こるか分からないのがゴルフ。コンペに参加する場合は、どういう取り決めになっているかをしっかり確認しておきましょう。

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文・真鍋雅彦(まなべ・まさひこ)

真鍋雅彦

1957年、大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業後、ベースボール・マガジン社に入社。
1986年に退社し、フリーライターとしてナンバー、週刊ベースボール、ラグビーマガジン、近代柔道などで執筆。

ゴルフは、1986年からALBAのライターとして制作に関わり、その後、週刊パーゴルフ、週刊ゴルフダイジェストなどでも執筆。現在はゴルフ雑誌、新聞などで記事を執筆するほか、ゴルフ書籍の制作にも携わっている。

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